佐賀市への移住は「ちょうどよい」環境が整っている!その魅力を徹底解説
地方への移住。以前は職をリタイアした方のセカンドライフとしての意味合いが強い言葉でしたが、現在では、勤労世帯や子育て世帯の方など幅広い層の注目を集める言葉となっています。
今回紹介する都市は、佐賀県佐賀市です。佐賀市は市内への移住に力を入れています。温暖で過ごしやすい気候、豊かな自然にくわえ、行政によるさまざまなサポートにより、佐賀市は住みやすい生活環境にある街です。
この記事では、佐賀市で生活する魅力を、生活とグルメ、子育てと仕事の4つの視点から紹介しています。
「移住の心配なんもなか。住むなら佐賀市へ」
佐賀市なんもな課 30秒CM
「移住の心配なんもなか」。佐賀の方言で「移住の心配はなにもない」というタイトルのとおり、佐賀市には豊かな自然と便利な都市機能、そして生活と子育てに「ちょうどよい」環境が整備されています。
株式会社 野村総合研究所が発表した成長可能都市ランキング(※)では、「都市の暮らしやすさランキング全国1位」、「子育てしながら働ける環境があるランキング全国3位」に輝き、生活環境のよさが評価されています。
また、佐賀市では移住促進として、移住プロモーションムービー「佐賀市なんもな課」シリーズの動画を制作しています。コンセプトは、「佐賀市の魅力流出をくい止める秘密の部署なんもな課が動き出す」です。
コメディなタッチで仕上げられたプロモーションムービーとともに、佐賀市の魅力を生活・グルメ・子育て・仕事の4つの視点から紹介します。
佐賀市への移住①「生活」について
佐賀市なんもな課 第1話「日常」
佐賀県は北は風光明媚な玄界灘に接し、南は広大な干潟が広がる有明海に面し、のんびりとした田園風景の広がる土地柄です。佐賀県の中東部に位置する佐賀市は、都会にはない美しい日常があります。
冬の朝の風物詩バルーンが浮遊する通学路、湯治場の雰囲気を漂わせる古湯・熊の川温泉、美しい夕景が広がる有明海。佐賀市には、このような環境が生活の一部としてあります。
また、福岡市内や国際空港までのアクセスもよく、市内には大型ショッピングモールが多数存在するなど、暮らしに役立つ都市機能も整備されています。
さらに、移住する方に向けた支援制度が充実している点も、佐賀市の魅力です。
単身60万円と世帯100万円の移住支援金
佐賀市では、移住する方の移住コストをサポートするために「移住支援金制度」を設定しています。
対象は、東京圏から佐賀市に移住し、起業や就職をされた方です。支給額は単身移住で60万円、世帯移住で100万円となっています。
支援金の交付にはいくつかの要件と申請書の提出が必要となりますが、移住の引っ越し費用や住居費用に充てることができます。
空き家バンク制度と空き家改修費助成制度
佐賀市での田舎暮らしを体験したい方には、「空き家バンク制度」が便利です。空き家バンク制度は北部山間地域が対象となっており、空き家の所有者と入居希望者を市がマッチングしてくれます。
なお、空き家バンク制度に登録された物件の改修や不要物の撤去には、費用の助成制度があります(空き家改修費助成制度)。
助成額は経費の2分の1に相当する額で、改修経費の助成上限は50万円、不要物撤去費用の助成上限は10万円となっています。
佐賀市への移住②「グルメ」について
佐賀市なんもな課 第2話「グルメ」
佐賀市は、地元原産のおいしいグルメがふんだんにある点も魅力です。
美しい艶サシを誇るブランド牛「佐賀牛」、毎年わずかな時期にしか食べられない幻の魚「えつ」、生産量・販売量ともに日本一の「佐賀海苔」、九州有数の米どころで育まれた「佐賀米」など、あげたらきりがないほど、おいしいグルメがあります。
東京であれば、割烹や料理店に出向く必要のある食材が、佐賀市では身近なスーパーや市場で手に入ります。興味をひかれたお店を一つひとつ訪れて、自分好みのこだわりグルメを見つけていくことも、おすすめな佐賀市の楽しみ方です。
佐賀市への移住③「子育て」について
佐賀市なんもな課 第3話「子育て」
豊かな自然と手厚い行政サービスのある佐賀市には、子どもがのびのびと育つ環境が整っています。
保育環境が充実しており、待機児童はほぼ0。子どもの健康管理に欠かせない医療機関は多数あり、幼稚園から大学まで市内には教育機関も整備されています。
また、子どもが思いっきり遊べる環境があることも見逃せません。プールやアスレチック遊具も充実して一日中楽しめる「干潟よか公園」、ジェットコースターなど乗り物が揃った「神野公園こども遊園地」をはじめ、多数の遊び場があります。
そのほか、佐賀市による子育てに関連する支援制度が充実していることも魅力的です。
佐賀市の子育てサポート
子育てに関する支援では、「子どもの医療費助成制度」があります。0歳から小学校就学前、小学生、中学生のそれぞれのステージで、負担額に応じたさまざまな助成を受けることができます。
また、佐賀市で子育てをする方に向け、「子育てガイドブックHUG@Web」が開設されています。これは、妊娠・出産、子どもの健診・予防接種、経済的な支援などさまざまな情報を収集できるサイトです。
さらに、子どもが病気になったときの預かり制度や、子育て支援センター、サポートママ・ファミリーサポート事業などもあります。
なお、佐賀県では「子育てし大県"さが"」プロジェクトのもと、不妊治療支援事業や仕事と子育ての両立支援推進事業など、包括的な子育てサポートが充実しています。
県と市による相互補完的な子育てサポートにより、安心して子育てができるでしょう。
佐賀市への移住④「仕事」について
佐賀市なんもな課 第4話「仕事」
佐賀市は、充実した仕事とサポートがある点も魅力です。前述の移住支援金があることで、東京圏からの移住に大きなメリットがあります。
また、佐賀市はIT企業の誘致に力を入れており、特に2016年以降は多くのIT企業が進出しています。テレワーク環境も充実していて、職場も豊富です。九州経済の中心である福岡への通勤にも、便利な立地にあります。
佐賀市の仕事サポート
佐賀市には、新規農業者の育成を目的とした「佐賀市トレーニングファーム」があります。ここでは、2年間の研修期間において、専任講師(地元農家)により土づくりから出荷までの一連の農業技術を学ぶことができます。
また、佐賀市と日本マイクロソフト株式会社、株式会社パソナテック、佐賀県、佐賀大学が連携して誕生した「マイクロソフトAI&イノベーションセンター佐賀」も魅力的です。
IT人材育成の拠点と新しいビジネスの創出の場として、さまざまなコンテンツのセミナーを受講できるほか、無料のコワーキングスペースが設けられています。
その他、佐賀市ではテレワーク型企業誘致推進事業補助金や企業支援などの事業を積極的に推進し、佐賀市で生活する方の働く場所の確保に努めています。
まとめ
九州の北部に位置し、温暖な気候と豊かな自然に囲まれた佐賀市。地方の中核都市として医療機関や教育機関、都市機能は整備されており、生活環境としてバランスがとれた都市です。
佐賀牛や佐賀米などの地場のグルメが豊富で、子どもがのびのびと遊べる環境があります。また、IT系企業の誘致やテレワーク環境の整備に注力しており、働く場所への配慮もなされています。
特に、東京圏からの移住であれば、条件を満たすことで移住支援金の給付を受けることが可能です。自然に恵まれた環境での生活に興味のある方は、ぜひ佐賀市への移住をご検討ください。
食品や雑貨商品などを扱うライター・編集を経て、マネ会を担当。クレジットカードのポイント還元や特典だけでなく、各カード会社の戦略やマーケティングにも興味あり。普段使っているクレジットカードはJALカードで、実家への帰省の際には、貯めたマイルを特典航空券に交換している。ヤフオクやヤフーショッピングで買い物をする際には、ヤフーカードも使用。体を動かすことが好きで、定期的にジムで筋トレ。機会あれば、山へハイキングに出かけ、帰りの温泉を楽しむ。