北海道鹿部町は海と温泉のまち!町の魅力と自然の恵み豊かな返礼品を紹介
ふるさと納税は全国の自治体から応援したい自治体を選び、寄附をするしくみです。地域へ貢献できるだけでなく、税金の還付・控除やお礼の品を受けることができるため、多くの方に利用されています。
北海道鹿部(しかべ)町でも「ふるさとしかべ応援寄附金」が創設されており、ふるさと納税をつうじて返礼品が受け取れます。北海道の海の幸に恵まれた鹿部町の返礼品は、絶品のたらこやウニをはじめ魅力的な品ばかりです。
この記事では、北海道鹿部町の魅力とふるさと納税の返礼品、寄附金の使い道や鹿部町の人気観光スポットを、鹿部町役場の方のお話とともに紹介します。
海の恵みと温泉の風情が魅力の「北海道鹿部町」
北海道鹿部町は北海道の南部、渡島半島(おしまはんとう)に位置するまちです。函館市の北部と隣接していて、JR新函館北斗駅から自家用車で30分ほどの距離にあります。
西は駒ケ岳(こまがたけ)、東は太平洋内浦湾に面しており、道内では比較的温暖なエリアです。周辺には大沼国定公園などがあり、自然環境に恵まれています。
鹿部町の「シカベ」は、アイヌ語の「シケルペ」を由来としています。シケルペは「キハダのあるところ」を意味しており、シケルペがのちに転訛して、鹿部(しかべ)となりました。
鹿部町が面する内浦湾は別名「噴火湾(ふんかわん)」と呼ばれており、まわりを駒ケ岳や恵山(えさん)などの活火山がとりまいています。
そのこともあり、鹿部町内には30ヵ所以上の源泉が存在していて、温泉のまちとしても有名です。
鹿部町には、日帰りで入れる温泉のほか、地元の料理も楽しめる温泉旅館もあります。また、全国的に珍しい間歇泉(かんけつせん)も有名で、北海道遺産にもなっています。
鹿部町は北海道のなかでは比較的温暖とはいえ、寒い時期には-10度を超えます。
身体の芯まであたたまる温泉は、住民の方はもとより観光や旅行で訪れる方々の癒やしの場所です。
スケソウダラやいくら、ウニなどおいしい海産物が豊富
鹿部町は町内に大小3つの漁港をもつ漁業のまちです。漁業は鹿部町の基幹産業となっており、漁港ではシーズンをとおしてさまざまな海産物が水揚げされます。
通年ではカレイやタコ、ホッケなどが主に水揚げされます。そのほか、サクラマスやナマコ、ウニや昆布などの漁も盛んです。
また、鹿部町の中心を流れる鹿部川にはサケが遡上するため、サケ漁もおこなわれています。
豊富で新鮮な魚介類が食べられることは、鹿部町の大きな魅力です。
とくに冬場は噴火湾近海でのスケトウダラ漁が盛んで、スケトウダラがら採れるぷりっぷりのたらこは絶品です!
北海道鹿部町の自然の恵みを楽しめるふるさと納税返礼品
ふるさと納税をつうじて鹿部町へ寄附をおこなうと、お礼として返礼品を受け取ることができます。鹿部町の返礼品には、鹿部町の自然が育んだ多くの品が用意されています。
一粒一粒の食感が堪らない「鹿部町たらこ」
「鹿部町たらこ」は、噴火湾近海で水揚げされたスケトウダラからつくられたブランド品です。一粒一粒の食感が堪らなく、まろやかな塩気とたらこの旨みが口のなかに広がります。
返礼品の鹿部町たらこには、たらこが1本まるごと入っているものから、切子や身をほぐしたものまでさまざまなタイプがあります。寄附したい金額にあわせ、好みのタイプが選べる点も魅力的です。
「鹿部町たらこ」は鹿部町を代表する特産品です。炊き立てご飯のうえにのせて食べると、ご飯がとまらなくなってしまいます。
また、鹿部たらこはさまざまな味わい方ができ、地元ではそのまま天ぷらにして食べたりもします。カリっとした衣とプチプチなたらこのコントラストが絶妙で、とてもおいしいです。
濃厚な旨みを存分に味わえる「エゾバフンウニ」
鹿部町のある北海道はウニの産地としても有名です。鹿部町の返礼品では、北海道産の天然エゾバフンウニを岩塩の力で閉じ込めたふり塩ウニを選ぶことができます。
天然のエゾバフンウニにひと手間かけたその味は、濃厚で甘く、口あたりは滑らか。舌のうえでとろけるおいしさを味わえます。
塩辛くないため、ほかほかのご飯にそのままウニをのせ「ウニ丼」にして食べられます。ウニの旨みを余すところなく味わえる逸品です。
ぷりっぷりの食感とホタテ本来の甘みが特徴の「ホタテ貝柱」
鹿部町が面する噴火湾は、ホタテの養殖の一大産地です。恵まれた自然環境のある鹿部町では、鮮度抜群のホタテが大量に水揚げされます。
なかでも「ホタテ貝柱」はホタテの自然の甘みを楽しめるおすすめの品です。噴火湾で採れたホタテは非常に甘みが強く、お刺身で食べてもおいしく召し上がれます。
鹿部町の返礼品では、刺身で食べれる冷凍ホタテ貝柱のほか、さまざまな種類のホタテを選ぶことができます。
たとえば、加熱用のボイルベビーホタテは旨みが強く、お鍋やパスタなどいろいろな調理法があります。ワケあり品でお得な量を受け取れるものもありますので、好みのホタテをご賞味ください。
バラエティ豊かな「鹿部町の干物」
豊富な海産物が水揚げされる鹿部町では、「干物」もバラエティに富んでいます。
北海道産ホッケの一夜干し、宗八カレイや真イカ、イワシや真アジの干物など、ご飯にもお酒にもあう逸品ばかりです。いろいろな海の幸を味わいたい方は詰め合わせセットがおすすめです。
駒ケ岳火山から噴出した軽石の吸水性を利用した「軽石干し」もあります。余分な水分がなく旨みが凝縮した干物に仕上がっています。
ふるさと納税した寄附金は北海道鹿部町のまちづくりへ活用される
ふるさと納税をつうじて鹿部町へ寄附されたお金は、以下のような鹿部町のまちづくりに活用されています。
- 教育、スポーツ及び文化・芸術の振興に関する事業
- 地域防災に関する事業
- 健康、福祉及び医療の充実に関する事業
- 自然環境保全に関する事業
- 地域産業の振興に関する事業
- 町長にお任せの事業
令和元年度の実績では、子どもたちの医療費助成やウニ種苗の放流など、さまざまな事業に活用させていただきました。
ほかにも、漁業系廃棄物リサイクル施設の修繕に充当するなど、鹿部町のまちづくりに大切に利用しています。
北海道鹿部町の人気観光スポット
魅力的な返礼品が多く、鹿部町に実際に訪れてみたいと思った方は多いのではないでしょうか。そこでおすすめの観光スポットについて紹介します。
鹿部町の人気観光スポットとしてまずあげられるのは、しかべ間歇泉公園です。
しかべ間歇泉公園は平成28年3月にオープンした施設で、間歇泉のほか足湯や絶景が楽しめる「眺望の館」があります。間歇泉は10分に1回、15mもの高さまで源泉が噴き出すため、とても壮観です。
また、しかべ間歇泉は平成30年11月1日に「北海道遺産」に選定されました。次の世代に引き継ぎたい財産として、地域の誇りとして、重要な場所となっています。
隣接する「鹿部・食とうまいもの館」では、その日にとれた新鮮な魚介類や地元の食材を購入できるほか、館内にある「浜のかあさん食堂」で鹿部町が誇る海産物を食べられます。
そのほか、30ヵ所以上の源泉がある温泉施設ではそれぞれに異なる泉質を楽しめます。また、鹿部漁港では「手ぶら漁港釣り体験」が可能です。
まとめ
北海道の南部、太平洋内浦湾に面する鹿部町は、漁業を基幹産業とするまちです。恵まれた自然環境を背景に、豊富な海産物を特産品としています。
ふるさと納税をつうじて鹿部町へ寄附をすると、鹿部町たらこやエゾバフンウニ、ホタテ貝柱や干物などさまざまな返礼品を受け取れます。自宅にいながらにして鹿部町の自然の恵みを味わえることは、とても魅力的です。
鹿部町へ観光に訪れた際は、ぜひしかべ間歇泉公園にもお立ち寄りください。全国でも珍しい間歇泉が見れるほか、鹿部町が誇る海産物を味わえます。
北海道鹿部町 水産経済課役 主事補
食品や雑貨商品などを扱うライター・編集を経て、マネ会を担当。クレジットカードのポイント還元や特典だけでなく、各カード会社の戦略やマーケティングにも興味あり。普段使っているクレジットカードはJALカードで、実家への帰省の際には、貯めたマイルを特典航空券に交換している。ヤフオクやヤフーショッピングで買い物をする際には、ヤフーカードも使用。体を動かすことが好きで、定期的にジムで筋トレ。機会あれば、山へハイキングに出かけ、帰りの温泉を楽しむ。