河内長野市の魅力やふるさと納税返礼品について市の担当者へインタビュー! PR

河内長野市の魅力やふるさと納税返礼品について市の担当者へインタビュー!

忙しい日常に疲れたときは、豊かな自然で森林浴を楽しんだり、歴史ある建造物に触れたりして、「非日常」に身を置きたくなりますよね。そんな方におすすめしたいのが、歴史と緑のまち「大阪府河内長野市」です。

今回は、大阪の都心部からわずか30分というアクセス性の良さと、さまざまな観光名所・レジャースポットを併せ持つ河内長野市の魅力について、河内長野市総合政策部政策企画課の田中 亮(たなか りょう)さんにお伺いしました。

また、河内長野市のふるさと納税制度の活用実績や、取り寄せられる返礼品についてもご紹介していますので、寄附先を検討されている方もぜひご覧ください。

3つの日本遺産を楽しめる文化財のまち

―本日はよろしくお願いいたします。まずは、河内長野市の概要についてご説明をお願いいたします。

田中 亮(以下、田中):
こちらこそよろしくお願いいたします。河内長野市は大阪府の南東部に位置するまちで、京都と和歌山の高野山をつなぐ街道の中間に位置しています。そういった立地も関係してか、中世のころから仏教とともに発展を遂げたまちです。

今でも、檜尾山観心寺と天野山金剛寺というふたつの寺院を中心に、さまざまなお堂や仏像といった文化財がまちのあちこちに点在しており、全国でもトップクラスに重要文化財が集まるエリアとなっています。

なかでも中世の文化財が数多く現存するまちということで、令和元年には「中世に出逢えるまち」というテーマで日本遺産に認定していただきました。その翌年にも2つのテーマで日本遺産の認定をいただいており、3つの日本遺産を楽しめるまちとしてPR活動にも励んでおります。

大阪の都心部からわずか30分で豊かな自然を楽しめる

河内長野市政策企画課 田中さん

市の観光ポータルサイトを拝見させていただいたのですが、河内長野市は緑豊かなエリアであるという印象も受けました。

田中:
河内長野市は歴史的な建造物や文化財が目立つまちですが、実は河内長野市の土地の7割を豊かな山林が占めており、自然を満喫できる地域でもあります。

観光名所でいえば、市周辺には岩湧山と金剛山という2つの山があり、一年を通して登山客の皆さまで賑わっています。これからの季節(取材当時12月上旬)ですと、金剛山の雪化粧を楽しみに来られる方が多いです。

また、市の南部には「南天苑」という名の温泉旅館があるのですが、こちらは近代日本を代表する建築家の辰野金吾氏が建築を手がけられている旅館です。わびさびの意匠が込められた西洋建築と河内長野市の緑豊かな風景がマッチしたくつろぎの空間は、まさに非日常です。ゆったりとした休暇をお楽しみいただけると思います。

そのほかにも、ご家族でお楽しみいただける「関西サイクルスポーツセンター」という施設があります。こちらはその名の通り自転車のテーマパークとなっており、1人用はもちろん、4人乗りの自転車の貸し出しや自転車をモチーフとしたアトラクションをお楽しみいただけます。キャンプ場やプールも併設されているので、夏休みには1日中遊べるレジャースポットとして人気を集めています。

このように河内長野市は自然を満喫できるエリアなのですが、難波駅をはじめとした大阪都心部から約30分でアクセスできるという特徴も持っています。

今年は、コロナの影響もあってか、ある住宅情報サイトで河内長野市の検索数が大きく上昇するなど、アクセス性の良さと緑豊かな土地という特徴を併せ持つ河内長野市は、大阪府のみならず全国の皆さまから関心が高まってきているようです。

河内長野市のユニークな条例「鬼でまちおこし条例」

―全国から注目を集めつつある河内長野市ですが、PR活動の一環としてユニークな条例を制定されていますね。

田中:
今年9月に制定された「鬼でまちおこし条例」ですが、こちらは河内長野市出身の映画監督、瀧川元気さんがメガホンを取り、大阪府出身の井頭愛海さんが主役を務めた「鬼ガール!!」という映画の公開が制定のきっかけとなっています。

河内長野市に伝わる「鬼が住んでいた」という伝説を題材にした映画「鬼ガール!!」の大ヒットを受け、市としても鬼をテーマにした地域経済の活性化、まちの魅力アピールをおこなうことを目指して「鬼でまちおこし条例」が制定されました。


―「鬼でまちおこし条例」の具体的な活動内容について教えてください。


田中:
11月2日を「いい鬼の日」、毎月2日を「鬼でまちおこしの推進日」に制定し、鬼にまつわる資料の展示などをおこなっています。

推進日には、市の職員などが鬼柄のシュシュやポケットチーフなどを身に着けるなど、河内長野市の鬼伝説を地域全体で盛り上げていく活動に取り組んでいます。

ふるさと納税を通して河内長野市の魅力を発信していきたい

河内長野市政策企画課 田中さん

―続いては、河内長野市のふるさと納税制度への取り組みについてお話を伺いたいと思います。

田中:
河内長野市では、制度によるまちの活性化を目指しています。河内長野市は大阪府の端に位置する市であることもあって、都心部にお住まいの方に足を運んでいただける機会がまだまだ少ないと感じています。

そこで、ふるさと納税によって河内長野市が持つ魅力を発信し、市への関心を高めていきたいと考えています。返礼品を通じて、市の歴史や自然に接するきっかけを持っていただき、実際に足を運んでもらえたらと思っております。

また、ふるさと納税の返礼品を通して市内の企業や事業者さんの生産品に興味を持っていただき、地元産業の活性化にも努めていきたいと考えています。


―ふるさと納税による寄附金は、どのように活用されているのでしょうか。


田中:
令和元年度には、市役所の1階にある子ども子育て課の横にキッズルームを設置しました。子育てを支援する部署として、お子さん連れの方が相談しやすいように設備の充実に取り組みました。

そのほかにも、市民の皆さんからのご要望を受け、河内長野市内にある道の駅「奥河内くろまろの郷」にドッグパークを開設するなどの活動に寄附金を利用しています。


―市のホームページでは、寄附されたお金がどのように使われているかを具体的に確認できますね。


田中:
ふるさと納税では、「森林保全」や「高齢者福祉の推進」など、寄附金の使い道を指定できるという特徴を持ちますが、具体的にどう使われたか「使い道のその先」が見えるようになれば、より寄附がしやすい、使い道を選びやすいのかなと思い、広報活動にはとくに力を入れていますね。

地域資源を活かした豊富な返礼品ラインナップ

―河内長野市へふるさと納税をおこなった場合、どのような返礼品を取り寄せられるのでしょうか。

田中:
河内長野市では、豊かな自然を生かした特産品から、地元企業さんの生産品や観光スポットで利用できるチケットなど、地元に根付いた返礼品を多数ご用意しています。

河内長野市は大阪有数の桃の産地として知られており、そのほかにも梨やぶどうなどの果物の栽培が盛んな地域です。また、河内長野市の地元材である「おおさか河内材」を使用した家具などの木工製品も返礼品としてお取り寄せいただけます。


―緑の多い河内長野市ならではのラインナップですね。そのほかの人気返礼品についてもご紹介いただけますでしょうか。


田中:
河内長野市に生産工場や本社を置く企業さんの返礼品も人気を集めています。総合工具メーカー「TONE」さんの工具セットや、アウトドア用品メーカー「ユーザー」さんのテントやエアマット、女性用下着メーカーの「HEAVEN Japan」さんの補正下着などは人気返礼品のひとつです。

また、先ほどお話した市の南部にある温泉旅館、南天苑の宿泊ペアチケットも返礼品としてご用意しております。河内長野市の自然を実際に足を運んで満喫したいという方は、こうしたチケットを活用して観光を楽しんでいただければと思います。


―返礼品のラインナップのなかには「ダムで熟成された日本酒」というものがありますね。


田中:
河内長野市には大阪府一の規模を誇る「滝畑ダム」があるのですが、これを管理する大阪府と河内長野市、そして市内唯一の酒造メーカー「西條合資会社」が共同でおこなう官民連携プロジェクト「滝畑ダム地酒熟成プロジェクト」から生み出されたお酒を返礼品として用意しています。

ダムの底というのは年間を通して温度が7度ぐらいに保たれているうえ、光が届かないこともあり、一般の冷蔵庫以上にお酒の保管に適した環境なんですね。さらに、ダムの水流によってわずかな揺れがお酒に加わり、その揺れが醸造の過程で味の変化を生み出しています。

実際に鑑定士の方に試飲していただいた結果、ダムの底での醸造によってお酒にまろやかさが加わっていると評価をいただきました。

大きなダムがあり、協力してくれる酒造メーカーさんがいらっしゃる、という恵まれた環境を活かした、河内長野市ならではの逸品です。今年も人気を集めており、残り数本という在庫状況となっております。

また、ダムの底で醸造したお酒のほかに、リムトンネルと呼ばれる温度・湿度が安定した場所で1000日間にわたり保管したお酒の2種類を返礼品として用意しています。

おうち時間のお供として、特別な一杯をお楽しみいただければと思います。ちなみに、お酒のおつまみには、市内の豆菓子メーカーである「光栄ピーナッツ」さんの返礼品がおすすめですよ。

河内長野市を身近に感じてもらう機会として活用してほしい

河内長野市政策企画課 田中さん

―最後に、読者の皆さまへメッセージをお願いいたします。

田中:
河内長野市では、単に寄附を募る手段に留めることなく、市のPR方法としてふるさと納税を活用していきたいと思っています。

河内長野市の企業、生産者が持つノウハウや技術、アイデアといったものが詰まった返礼品を通して、市の魅力を皆さまに感じていただく機会としてふるさと納税に取り組んでいます。

ふるさと納税を通して河内長野市というエリアをひとりでも多くの方に知っていただき、魅力を感じていただく機会を増やし、いつかは「身近な存在」としてぜひ河内長野市に足を運んでいただければと思います。


―本日はありがとうございました。


河内長野市 総合政策部 政策企画課 副主査

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ゲーム、アニメ、医療、車などの分野で、WEB・書籍問わずさまざまな媒体のライター・編集業務に従事。マネ会ではカードローン記事を担当している。クレジットカードはau walletカードを利用し、節度あるクレカライフを目指している。最近のスマホ決済ブームに乗り遅れまいと、増税をきっかけにau PayとLINE Payを使いはじめた。行きつけのゲームセンターやレンタルビデオショップにも導入された、電子マネー・スマホ決済の可能性に心躍らせるゲームと洋画のオタク。

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