米や野菜、旭川家具など魅力たくさん!北海道・東神楽町のふるさと納税返礼品を取材 PR

米や野菜、旭川家具など魅力たくさん!北海道・東神楽町のふるさと納税返礼品を取材

北海道東神楽町は、山の雪解け水と豊かな土地を活かした一次産業が盛んなまちです。米や野菜、果物、そして歴史ある家具などがふるさと納税返礼品としても人気を呼んでいます。

また、人口約1万人のうち15%が子どもたちというのも、このまちの大きな特徴です。ふるさと納税の寄附金は子育て支援や住民自治活動など、活気あるまちづくりに活用されています。

今回は、東神楽町役場まちづくり推進課の坂さんに、同町の魅力やふるさと納税についてお話を伺いました。

旭川空港があるのは東神楽町!自然豊かで子どもが多いまち

旭川空港で発着する飛行機の画像

ー本日はよろしくお願いします。はじめに、東神楽町がどのような町か教えてください。

東神楽町には旭川空港があり、北海道で2番目に大きい都市・旭川市の南東に隣接しています。

南には「青い池」などで知られる美瑛町があり、ラベンダー畑で有名な富良野市も近くです。旭川動物園にも車で15分ほどなので、都市機能と観光が両方叶う町だと思います。

東神楽町のもうひとつの特徴は、人口に占める子どもの割合が非常に高いことです。

これは、ひじり野地区というエリアの宅地造成をしたことで、ファミリー層の移住が増え、人口が大幅に伸びたためです。

令和2年時点で、東神楽町の年少人口は全体のうち15.3%で、全国平均の11.8%を大きく上回っています。人口1万人弱という小さいまちの15%が子どもたちですので、まちを歩いていると子どもを見る機会が多く、町全体がすごく明るい印象です。

―全国的に少子化が進むなか、珍しいことですね。産業は何が盛んでしょうか?

東神楽町は市街地を少し離れると田んぼが広がっており、一次産業が盛んな地域です。多品種を少量生産している農家さんが多く、お米、アスパラガス、トマトなどが数多く生産されています。

東神楽町は旭岳という山の雪解け水が流れる川のほとりにありますので、水の良さも農業を支えていると思います。ちなみに隣の東川町は北海道で唯一、上水道の無い町で、雪解け水の地下水を生活用水として使用しています。

東神楽町は上水道を整備していますが、やはり当町も、大自然の恵みを受けた土壌で農作物を作っています。

―東神楽町を訪れる際、おすすめの場所はありますか?

活火山の大雪山があるため、温泉が豊富にあります。東神楽では、「森のゆ ホテル花神楽」という大雪山を望める温泉・宿泊施設があり、露天風呂からの景色がとても良いのでおすすめです。

「森のゆ ホテル花神楽」の温泉画像

花神楽の隣には「ひがしかぐら森林公園」という体験型リゾートがあります。コテージの森&オートキャンプ場、大雪山連峰を一望できるゴルフ場などがあり、北海道内からもアウトドアを楽しみに来られる方が多いです。冬季でも、ドームでパークゴルフを楽しめます。

東神楽町のふるさと納税返礼品を紹介。米や野菜、夏イチゴが人気

JAで扱われている東神楽町の米

ーつづいて、東神楽町のふるさと納税返礼品について教えてください。

一次産業が盛んな町なので、返礼品もトウモロコシや、フルーツトマトなどの農産品が多いです。

「ゆめぴりか」「ななつぼし」のお米も人気で、今年(2024年)6月にふるさと納税ポータルサイトのひとつで週間ランキング1位となりました。

当町では当町の農協で出しているお米のほかに、「北斗米」というお米があります。北斗米は旭岳の雪解け水から生まれた伏流水で育った減農薬米で、2~3回研いだらすぐに炊けるのが特長です。

お米は定期便が人気で、毎月のお届け、隔月のお届けからお選びいただけます。

その他には、2018年に返礼品に加わった夏瑞(なつみずき)という夏イチゴも特徴的です。

夏イチゴ「夏瑞(なつみずき)」の画像

一粒がとても大きくて甘く、色・形・味がそろったイチゴとなっています。

旭川家具のスツールも好評!実用性とインテリア性を両立

旭川家具のアニマルスツール

―他におすすめの返礼品がありましたら教えてください。

「旭川家具」をご存知でしょうか。北海道大雪山系の森の木を伐り出して生活の道具をつくり始めたのが発祥で、旭川市、東川町、東神楽町、当麻町一帯が日本5大家具産地の一つに数えられる「家具の聖地」となりました。

東神楽町で返礼品として人気の旭川家具は、マッシュルームスツールとアニマルスツールです。

マッシュルームスツールを申し込まれた方の例として、「ピアノのレッスンで先生が腰掛けるときに使っています」と伺ったことがあります。

旭川家具 マッシュルームスツールの画像

アニマルスツールは、しっぽのついたユニークなスツールで、金額も比較的お手頃です。

「玄関で靴を履くときに使っています」「見た目が可愛いので、インテリアと考えていましたが、想像していたより座り心地も良好です」といったお声をいただいております。

高価なダイニングテーブルや椅子についても、見た目の印象は無骨なのですが、座ると全然ゴツゴツせず、体にフィットするような製品です。申し込みいただいた方にもご満足いただけています。

事業者の想いが詰まった公認ブランド「種と実セレクト」

株式会社吉原農場による「雪アスパラ」の画像

―東神楽町には町公認の特産品ブランドもあるそうですね。

東神楽町では、町が最高品質と公認した特産品をブランディングして、積極的に情報発信しています。それが「種と実(たねとみ)セレクト」です。

当町の様々な魅力を「種」や「実」としてお届けし、皆さまの生活に彩りを添える「花」となるような活動というコンセプトで、ホームページで商品紹介をしています。

ふるさと納税とは別に通販を行っておりますが、ふるさと納税サイトにも、「種と実セレクト」から返礼品として出品している商品があります。

―「種と実セレクト」サイトでは、生産者さんの想いが紹介されているところが素敵だなと感じます。

事業者の皆さんの考えや想いを発信することは、観光業の活性化にもつながるのではないかと考えています。

思えばコロナ禍前から、北海道全体で、消費者の方が実際に畑へ行って自分で収穫して食べる体験を推進していました。「種と実セレクト」で紹介するお話も、そうした体験に近いのではないでしょうか。

「こういう環境で、こんな想いを持ってつくっています」と聞いたら、ただスーパーで買ってきて食べるよりも、より美味しく感じていただけそうですし、商品とその事業者さんへの共感から、ファンになっていただけそうですよね。

寄附金は子育て支援や住民自治活動などに活用

東神楽町庁舎と複合施設の空撮画像

―東神楽町では、ふるさと納税の寄附金をどのように活用されていますか?

ここでは3つの使いみちを紹介したいと思います。

まず、先ほどお伝えしたように東神楽町は子どもが多いまちです。そのため、「子育て環境充実のまちプロジェクト」を実施しており、ふるさと納税の寄附金も活用しています。

活用例としては、高校生までの医療費無償化、保育園の受入枠の拡充などです。最近は待機児童がいないので別の使いみちもありますが、子どもたちが健やかにたくましく育ち、移住先を考えている子育て世代の方にも選んでいただけるよう、子育て支援には特に力を入れています。

もうひとつは、町民の誰もが活躍できる社会をつくることを目指す「自主自立のまちプロジェクト」です。

東神楽町は住民自治活動が盛んで、例えば街路樹の整備や、今年(2024年)3月に新しくなった複合庁舎前のガーデン整備も、住民の方々がボランティアで取り組んでくださっています。

まちづくりに対する主体性の高さは、数字で表せるものではありませんが、東神楽町の特徴のひとつです。

3つ目は、「花のまちひがしかぐら」のシンボルを作るプロジェクトです。

役場の入っている複合庁舎には、診療所、文化ホール、地域公共交通の起点となるバスセンターなど、町の維持に必要な機能を集約しており、このプロジェクトを実現するためにも寄附金を活用させていただきました。

複合庁舎の基本設計を担当されたのは、当町出身の建築家・藤本壮介さんです。

東神楽町 複合庁舎のガーデン画像

ー新庁舎は樹木に囲われているのですね。日々、自然の豊かさを感じられそうです。

ガーデンは、旭川にある「上野ファーム」のガーデナー・上野砂由紀さんが設計を担当されました。色鮮やかで目を引くというよりも、気持ちの落ち着く色合いのガーデンになっています。

現地決済型のふるさと納税も開始。東神楽の魅力を体験してほしい

東神楽町産のトマト画像

ー今後のまちづくりやふるさと納税について、目標などがありましたらお聞かせください。

まず、お米はこれからも推していきたいですね。最近は、トマトなどの野菜を栽培する新規就農の事業者さんなどから新たな出品のご相談をいただいています。

野菜には旬がありますので、種類を増やすことで、夏の早い時期から秋口まで安定的に美味しい野菜をお届けできたらと考えているところです。

最近始めた取り組みとしては、現地決済型ふるさと納税「ぺいふる」の導入があります。これは、店頭などのレジで直接ふるさと納税ができる、対面型のふるさと納税サービスです。

アプリのインストール、ウェブサイトへのアクセスをする必要がなく、クレジットカード1枚あれば手軽に寄附をすることができ、寄附額に応じて現地で返礼品を受け取れます。

このシステムを通じて、観光で立ち寄った方でも気軽にふるさと納税をしていただけたらと考えています。

まちづくりに関しては、どの世代の方も町の活動に参加できるまち、そして移住してきた方々も含め、子どもたちが健康に育ってもらえるようなまちづくりをしていくことが目標です。

―最後に、マネ会読者の皆様へメッセージをお願いします。

私は町外から東神楽町に来たのですが、子どもが多く、住民の皆さんが積極的にまちづくりに参加する様子を見て、このまちは明るいという印象を抱きました。

旭川空港を利用する方は必ず訪れる地域ですので、ぜひ東神楽がどんなところなのか、肌で感じていただきたいです。そして私たちのまちづくりに共感していただける方は、ふるさと納税活用して、応援していただけたらと思います。

―本日は貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました!

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