石川県羽咋市の魅力とふるさと納税返礼品をご紹介!大好評の幻のお米や能登鰻も解説!
日本海に大きく突き出した能登半島にある石川県羽咋市(はくいし)。日本海の海の恵みと、世界農業資産にも認定された山の恩恵をもつ自然豊かなまちです。
ふるさと納税のしくみにより羽咋市へ寄附をすると、能登鰻(のとうなぎ)や神子原米(みこはらまい)など、羽咋市の自然に育まれた返礼品を受け取ることができます。
この記事では、石川県羽咋市の魅力とふるさと納税の返礼品、寄附したお金の使い道を、羽咋市役所の柳橋さんのお話とともに紹介します。ふるさと納税をする自治体選びの参考にぜひお役立てください。
海と山の自然に恵まれた「石川県羽咋市」
石川県羽咋市は日本海に面しており、県都金沢市から北へ40kmほどの距離にあるまちです。能登半島の入り口付近に位置していることから、「能登半島の玄関口」とも呼ばれています。
羽咋市は世界農業遺産「能登の里山里海(さとやまさとうみ)」に認定されるほど自然環境に恵まれており、市内のあちこちでうつくしい風景を見ることができます。
はい、羽咋市は海側と山側の両方に多くの観光スポットがあり、四季をつうじて訪れる人を楽しませてくれます。
また、各所に地元の味覚を味わえる道の駅や直売所があることも魅力です。
海側には「いい道の駅 のと千里浜(ちりはま)」があります。ここには、羽咋市がJAはくいと取り組む自然栽培農産物などの直売所のほか、レストランやジェラート店、足湯が設置されています。
山側のおすすめは「神子(みこ)の里」です。山の幸が集まる直売所で、地元農家によって栽培されたお米や野菜が購入できるほか、神子原米などを使用した各種スイーツが人気です。
車で走れる砂浜「千里浜なぎさドライブウェイ」
日本海に囲まれた能登半島は、変化に富んだ海岸線が織りなす景観が魅力です。
とくに羽咋市の千里浜なぎさドライブウェイは、そのうつくしい景観とともに、日本でも珍しい波打ち際を自動車で走行できる砂浜として人気を集めています。
自動車のほかにも観光バスやバイク、たまに馬も歩いています(笑)。
自動車が走れる秘密は、粒子の細かい砂と適度な硬さにあります。ノーマルタイヤで走行が可能ですので、お持ちの自家用車でも走行できます。
潮風を感じながらのドライブは爽快です!ただ、砂浜は近年浸食が進んでいるため、再生・保全活動をはじめています。
ふるさと納税でお寄せいただいた寄附金は、この再生・保全活動にも活用しています。
石川県羽咋市の魅力的なふるさと納税返礼品
ふるさと納税では、応援したい自治体へ寄附をし地域に貢献できるとともに、お礼として返礼品を受け取れます。
以下では、羽咋市の魅力的な返礼品のなかから厳選して3つの商品を紹介します。羽咋市役所の柳橋さんからの耳寄りな情報もありますので、返礼品選びの参考にご活用ください。
能登の寒冷水育ちの肉厚で脂ののった「能登鰻」
能登鰻は老舗料亭でも使われている至極の一品です。能登羽咋市の寒冷な気候の能登で育てられているため、肉厚で脂がのっているのが特長となっています。
冬が旬の鰻は寒い時期ほど脂ののりがよく、ジューシーで豊かな味わいが舌を喜ばせてくれます。能登の「寒冷な水」と「無投薬育成」で育てられた自慢の鰻を、ぜひご自宅で味わってみてください。
羽咋市の返礼品でお届けする能登鰻は、関東風の蒸してから焼き上げる製法で、蒲焼、白焼、そして両方のセットなどから選択できます。
蒲焼のたれは、ベースにまろやかな旨みが特長の「金沢大野醤油」を使用。白焼は海藻の旨みが凝縮した奥能登・珠洲(すず)の「藻塩(もしお)」を使用しており、鰻の味を引き立ててくれます。
ローマ法王にも献上された幻のお米「神子原米」
神子原米は羽咋市東部の山間集落、神子原地区で生産されているお米です。石川県下最大級の棚田で栽培されており、その昔ながらのうつくしい風景は世界農業遺産にも指定されています。
棚田は標高150~400mに位置していて、田んぼのなかには山の清流が流れ込みます。この清らかな水と昼夜の寒暖差により、おいしいお米が育まれます。
神子原米はローマ教皇(ベネディクト名誉教皇)に献上された実績のあるお米です。市場に流通する量は限られているため、幻のお米でもあります。
神子原米はお米の旨みと豊かな香りが特長で、歯応えも抜群です。お米を研いだあとにざるにあげ、30分以上置いてあげると、お米本来の旨みが際だちおいしく召し上がれます。
稀少な神子原米で醸造した「神子(みこ)のお酒」
神子(みこ)のお酒は、神子原米から醸造された稀少な日本酒です。神子原米と同じ山系の水が使用され、地元酒造で醸造されます。羽咋の土・米・水が一体となった、自然の力が表現されたお酒です。
羽咋市の返礼品では『生酛(きもと)純米神子』や純米大吟醸酒『神子-Son of God-』などが用意されています。お酒が好きな方には見逃せない返礼品です。
『生酛純米神子』の生酛とは、天然の乳酸で手作りされた酵母のことです。丹精込めてつくられた『生酛純米神子』は、生酛づくりの豊かな表情と香りが味わえます。
純米大吟醸酒『神子-Son of God-』は、貴重な神子米をさらに50%までに磨き上げます。澄んで華やかな味わいで、熟成させるとさらに柔らかくなる点が特長です。
ふるさと納税の寄附金の使い道
ふるさと納税をつうじて寄附されたお金は、羽咋市のまちづくりに活用されています。主な使い道は以下のとおりです。
- 地方創成分野
- 教育・スポーツ分野
- 市民憲章分野
- 福祉分野
- 市長におまかせ
事業内容は、羽咋市の小学校施設・教育環境の充実事業や高齢者への介護福祉支援事業など多種多様です。寄附金は、羽咋市のまちづくりの大切な活力となっています。
まとめ
石川県羽咋市は豊かな自然環境をもち、その環境に育まれたさまざまな特産品のあるまちです。また、多くの歴史資産をもつまちでもあります。
羽咋市は、神社仏閣など国指定重要文化財の数が金沢市に次いで石川県内で2番目に多い自治体です。
なかでも、国宝指定を目指す「日蓮宗本山 妙成寺」は羽咋市が周辺整備事業のためのガバメントクラウドファンディングに取り組んでいます(募集期間10月中旬まで)。
また、羽咋市の返礼品には今回ご紹介したお米やお酒、魚介類だけでなく、アウトドアグッズや繊維織物など多彩な品々が取り揃えられています。ふるさと納税をする自治体を選ぶ際には、ぜひ石川県羽咋市もご検討ください。
石川県羽咋市 商工観光課 主事
食品や雑貨商品などを扱うライター・編集を経て、マネ会を担当。クレジットカードのポイント還元や特典だけでなく、各カード会社の戦略やマーケティングにも興味あり。普段使っているクレジットカードはJALカードで、実家への帰省の際には、貯めたマイルを特典航空券に交換している。ヤフオクやヤフーショッピングで買い物をする際には、ヤフーカードも使用。体を動かすことが好きで、定期的にジムで筋トレ。機会あれば、山へハイキングに出かけ、帰りの温泉を楽しむ。