双方向型オンライン学習コミュニティ「Schoo」とは?株式会社Schooに聞いた PR

双方向型オンライン学習コミュニティ「Schoo」とは?株式会社Schooに聞いた

東京都渋谷区に本社を構える株式会社Schoo(スクー)は、社会人向けの参加型生放送授業、8,000本以上の録画授業を提供するオンライン学習コミュニティ「Schoo(スクー)」を運営しています。

同社のミッションは「世の中から卒業をなくす」こと。豊富なジャンルの学習コンテンツ提供を通して学び続ける大人を増やし、社会課題の解決を加速させようとしています。

今回は株式会社Schooの広報を担当されている大金 歩美さんに、「Schoo」の特徴や受講生の声、人気授業などについてお話を伺いました。

「世の中から卒業をなくす」ために、学びの障壁を取り除く

「Schoo」の授業を受けるユーザーのイメージ画像

―本日はよろしくお願いします。まず御社の事業内容について教えてください。

当社の設立は2011年ですが、2020年から2023年にかけて特に急成長し、組織も大きく拡大しています。社会人向けのオンライン学習サービス「Schoo(スクー)」の運営を中心に、個人、企業だけではなく、大学などの高等教育機関や自治体・省庁に向けたさまざまな事業を展開しています。

大学向けの次世代型学習プラットフォーム「Schoo Swing(スク―・スウィング)」の提供を開始したのは比較的最近の2021年です。コロナ禍で授業の実施方法を模索されていた大学の皆様に、当社が蓄積してきたオンライン学習コミュニティ事業の仕組みやノウハウを提供するため、新たなサービスを始めました。

―ありがとうございます。沿革についてもお聞かせいただけますか?

代表の森健志郎は2009年に新卒で株式会社リクルートメディアコミュニケーションズに入社し、当時受けたeラーニングをきっかけとして起業に至りました。その頃のeラーニングは講師がカメラに向かって一方的に話し続けるような形式でしたので「もっと学ぶ人が面白いと思えるものを作りたい」と考えたそうです。

世の中の多くの方が、高校や大学といった教育機関を卒業するタイミングで「学ぶ」ことを終えています。しかし、「学び」に終わりはなく、大人も学び続けることで人の可能性は広がっていき、結果としてあらゆる社会課題の解決速度が加速していくと考えています。

そのため、Schoo(スクー)のミッションは「世の中から卒業をなくす」ことです。時間や場所、コスト、モチベーションなど、大人にとっての「学び」の障壁となるものを取り除くことで、すべての人が学び続けられる世界、すべての人の卒業をなくすことを目指しています。

―御社名にはどのような意味が込められているのでしょうか。

「世の中から卒業をなくす」というミッションを体現するべく、これまで「学び」の象徴となってきた“SCHOOL(学校)”の最後のアルファベットである“L”をなくすことで、Schooという社名が生まれました。

現在のロゴは、さまざまな方向を向いた矢印で構成されていて、人の興味関心や方向性の多様性を表現しています。

「Schoo」の授業は双方向型。受講生同士が交流する場面も

「Schoo」の授業映像とチャットの様子がわかる画像

―オンライン学習コミュニティ「Schoo」について詳しくご紹介をお願いします。

2012年から開始した「Schoo」では、さまざまなジャンルの生放送授業と約8,000本の録画放送授業を提供しています。365日放送している生放送授業は、無料会員登録をするだけで参加可能で、学びを始めやすい仕組みになっています。

月額980円のプレミアムプランに加入すると、録画授業も見放題で、再生速度が調整できるのでより効率的に学習できます。

「Schoo」の特徴は双方向性を大切にしていることで、生放送授業ではチャット機能を使って講師に直接質問することもできます。テキストだけでなく、スタンプや、押すと電球が光るリアクションを示せる「学んだ」というボタンなどもあり、登壇した講師からも「受講生の反応が分かって嬉しい」と好評です。

―講師と受講生の間にコミュニケーションが生まれるよう、工夫されているのですね。

このチャット欄は、受講生同士のコミュニケーションにも役立ちます。例えば講師が質問を投げかけた際、誰かがひとりごとのように考えをつぶやき、それに対して別の受講生からコメントが付くといった場面です。ほとんどの授業が講師、受講生、そして受講生同士の対話形式で進んでいきます。

ちなみに、生放送授業に参加した方が「着席」ボタンを押すと「〇〇(受講生の登録名)が着席しました」という表示が出ます。会員登録をしたばかりの方には初心者マークが付くので、「Schoo」を長く利用されているベテラン受講生の方が進んでサポートをするような場面もあり、コミュニティ全体がとても温かい雰囲気です。

また、当社の社員が「受講生代表」という立場で授業の進行役を務めるのもポイントです。講師側の立場ではなく、あくまで受講生の代表として素朴な疑問や視点を提示します。

生放送でも録画でも、他者の視点が「学び」につながる

インタビュー中の大金さん

―「Schoo」は、サービスサイトでも「みんなで学べる」と謳われています。これはなぜでしょうか?

私たちは、「学び」を始めるハードルを下げるためにはみんなで学ぶことが有効だと考えているからです。

学生時代は「勉強が楽しくて仕方ない」というよりも、友達に会ったり、一緒に学んだりすることが楽しかったという人が多いのではないでしょうか。たとえ暮らしているのが東京でも離島でも、同じ時間、一緒に学ぶ仲間がいることはその人が勉強するモチベーションや支えになるのではないかと思います。

実際、ユーザーの方にインタビューをさせていただくと「他者の視点が学びになる」というコメントをいただく機会も非常に多いです。年齢や職種、居住地などが多様な受講生が同じ授業を受けているので、講師からの問いに対しても色々な視点の答えが生まれます。

生放送授業に参加した方はもちろん、録画で観ている方も、コメント欄を見て「こういう考え方もあるのか」と参考になるそうです。このように、他者の視点を取り入れて自分の考えを切り拓くことができるのも、双方向性授業の魅力ではないでしょうか。

授業は全て自社制作。2023年はAIに関する授業が人気に

2023年に「Schoo」で人気だった授業のランキング画像

―「Schoo」の授業について詳しくお伺いします。どのようなテーマの授業がありますか?

授業は約20のカテゴリーがあり、ビジネススキル、マネジメント、マーケティング、プログラミング、デザインといった明日から仕事につながりそうなトピックから、お金、思考術・自己啓発、社会課題・ダイバーシティなど普遍的なものまで多種多様です。

2023年の「Schoo」人気授業ランキングで、個人受講の人気第1位は「仕事を『短くやる』5つの習慣」、法人の研修受講の人気第1位は「ビッグデータ 基礎理解と企業の活用事例」となりました。

個人受講のランキング3位〜5位は「AI」をテーマにした授業が占めています。2023年4月から放送開始した「その作業はAIにやらせてみよう」は大人気シリーズとなり、得た学びを午後からの業務にすぐ活かせるようなAIの活用方法を、お昼休みに学べるのが特徴です。

まずは気になったトピックの授業を観るのもいいですし、深く学ぶためにコース展開している授業もありますので、極めたいと思ったときはコースで受けていただくのもおすすめです。

―特定のテーマで継続的に学ぶのも確かに面白そうですね。授業はどのように制作されているのでしょうか。

授業はすべて自社制作しています。当社内に小さなテレビ局があるとイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。企画会議をして、社内スタジオで収録をして、編集もします。メディア業界の出身者もいますので、専門的な知見も活かしつつ、時流に合ったコンテンツを制作しています。

各業界の第一線で活躍する講師陣

「Schoo」の人気講師、田中研之輔先生の授業告知画像

―授業に登壇される講師の方は、どのような方ですか?

「Schoo」の講師は、会社経営者やマネジメント層の方などビジネスの第一線で活躍されている方が中心です。双方向型の授業ですから、熱量があって人を惹きつける話し方に長けた方が多いですね。

例えば、「タナケン先生」という愛称をお持ちで法政大学キャリアデザイン学部・大学院教授の田中研之輔先生は、「プロティアン・キャリア」に関する授業をされています。

これは、会社が決めたキャリアをただ歩んでいくのではなく、自分自身で意思を持って自由自在にキャリアを切り拓く考え方です。タナケン先生の授業はいつも熱量が高くて、内容も大変興味深いですね。

遠隔教育の普及を目指し、自治体との提携も実施中

地方創生・スマートシティ事業のイメージ画像

―冒頭でも少しお話がありましたが、自治体と提携して遠隔教育の普及もされているそうですね。詳しくご紹介ください。

「地方創生・スマートシティ推進事業」を展開して、奄美大島との包括提携をはじめ、全国約40の自治体で利用していただいています。

地域によって活用方法は様々ですが、例えば奄美大島に関していえば、島民の方は会員登録さえすればどなたでも「Schoo」を利用することが可能で、離島であっても教育機会が平等に提供されるようなスキームを提供しています。

東京などの都市圏では、本屋さんで本を買ったり、様々な施設等に情報収集をしに出かけたりするのはとても簡単ですが、奄美大島に暮らす方は、島内にある本屋さんに行くだけでも大変な距離があります。私も実際にお家にお邪魔して本屋さんに行ってみたところ、山を2つ超えなければなりませんでした。

そうした環境にあると、よっぽど強い動機や取りたい資格などがない限り、何かを学び始めるにはハードルが高いと思います。

お家にお邪魔した島民の方からは「旬のトピックや活躍されている方の授業を、島にいながらも情報収集できるのはありがたい」というご感想をいただき、「Schoo」が提供できる学習機会の価値を改めて感じました。

最大のハードルは「始める」こと。Schooなら気軽に扉を開ける

PC、タブレット、スマートフォンそれぞれの「Schoo」利用画像

―社会人のオンライン学習サービス・コミュニティへの関心について、昨今はどのような状況でしょうか。

この数年はリスキリングという言葉が広まり、コロナ禍でオンラインコミュニティに対するハードルも下がったため、職業や働き方に対する価値観が大きく変わってきています。

少し前までの「学び」は、スキルアップ・収入アップをはじめとして「プラスアルファ」の効果があるものとして捉えられていましたが、昨今は「学ばないとまずい」という危機感を抱いている方が強いのではないでしょうか。「Schoo」の会員数も、やはり2019年から大きく伸びています。

北海道にお住まいのある受講生の方も、事務職に約10年間従事されていたのですが、「AIに仕事を奪われるのではないか」と危機感を持ったことをきっかけにパソコン教室で学び、念願のSEに転職されたそうです。さらに専門外の学びを得るために「Schoo」の授業を受講されています。

オンライン学習が活発になっただけでなく、社会人の学びそのものへの見方が変わってきたといえるでしょう。

―御社の今後の展望をお聞かせください。

「Schoo」では、学びたいテーマが明確にある方もいれば、新しく何かを学んでスキルアップしたい方、講師の情報を見て興味を持った方など、さまざまな方が受講されています。

今後は「学び」を起点としつつも、さらに社会課題の解決に向けて、先ほどご紹介した地方創生・スマートシティ推進も含め、さまざまな新規事業を展開していく予定です。「学び」によって人の可能性を広げる、そんなサービスを目指していけたらと考えています。

―最後にマネ会読者へメッセージをお願いします。

大人にとって、学びの最も高いハードルとなるのは「始める」ことです。費用ひとつとっても、数十万円もするような高額の受講料を支払ってスクールに通える方ばかりではないと思います。

私たちのミッションは「世の中から卒業をなくす」ことですので、広く学びの機会を提供することを目指しています。

その思想に基づいて、オンライン学習コミュニティ「Schoo」も無料で生放送授業を提供し、録画授業が見放題のプレミアムプランも比較的安価に利用いただけますので、ぜひ気軽に学びの扉を開いていただけたら嬉しいです。

また、ともに学ぶ仲間がいるところも「Schoo」の大きな魅力です。一人ではなく「みんなで」学ぶことによる安心感や発見の面白さも味わっていただけたらと思います。

―本日はご紹介いただき、ありがとうございました!

株式会社Schoo 広報

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気になるけど、なかなか話しづらい。けどとても大事な「お金」のこと。 日々の生活の中の身近な節約術から、ちょっと難しい金融知識まで、知ってて得する、為になるお金の情報を更新していきます。

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