ITエンジニアにおすすめの転職エージェント8選!後悔しない方法や未経験者向けサイトも紹介
現在の生活にはもちろん、将来にも関わってくる転職活動は誰であっても失敗はしたくないでしょう。
そう考えて、徹底した情報収集のために転職エージェントの利用を考える方は少なくありません。
しかし、近年はとても多くの転職エージェントがあり、転職先を選ぶ以前にエージェント選びで頭を抱えてしまう方もいるでしょう。
そこで今回は、自分に合った転職エージェントの選び方を解説します。
おすすめの転職エージェントをご紹介するのはもちろん、エンジニアならではの転職活動のコツまで詳しくまとめました。
転職を成功させたいのなら、ぜひ当記事をご一読ください。
転職で後悔・失敗しやすいエンジニアの特徴
転職で後悔や失敗を避けたいのなら、まずは失敗を引き起こす原因を知りましょう。
以下の特徴を持っている方は、「内定をなかなか得られない」または「転職後にミスマッチを痛感する」傾向にあるといいます。
- 高望みしすぎる
- 年齢によってニーズが異なることを理解していない
- 想定している転職先の企業数が少なすぎる
- 転職活動の進め方を知らない
いずれかの特徴に自分が当てはまっていないか、詳細を確認しながら照らし合わせてみてください。
まずは自己理解を深めることが、転職を成功させるためには必要不可欠です。
高望みしすぎる
転職先を選ぶときの基準が客観的に見て妥当ではない場合、内定を獲得することは難しいでしょう。
特にエンジニアとしての勤続年数が長い方は、年収や条件を高望みしすぎていないかをよく考える必要があります。
エンジニアは数ある職種のなかでも実力主義の色が濃く、単に勤続年数が長いだけでは年収アップやキャリアアップにつながらないためです。
選考を通過できない日が続いているようであれば、改めて経験やスキルの棚卸しをして、自分の市場価値を見極めましょう。
年齢によってニーズが異なることを理解していない
年齢によって人材ニーズが異なることを理解していない場合も、内定獲得は難しいでしょう。
自分の市場価値が見極められないことは、条件の高望みにつながるためです。
もともとIT業界は人材不足であることから、経験や年齢問わずに転職しやすい傾向にあるといわれてきました。
しかし、新型コロナウイルス感染症の流行によっていち早いIT環境の整備が必要になり、「未経験者よりも即戦力を獲得したい」との企業が急激に増加しているのです。
以上のことから、現在はIT業界も年齢相応の経験やスキルがない場合には、好条件での転職はなかなか難しいといえます。
20代のうちはまだポテンシャル採用を望めますが、30代以降は確かな実績やマネジメント経験がなくては高いニーズを見込めません。
さらに40代以降では、「この人でなくてはいけない」と思わせるようなスキルが必要とされるでしょう。
想定している転職先の企業数が少なすぎる
転職先の候補が1社や2社しかないようでは、内定獲得は難しいでしょう。
株式会社マイナビ調べによると、転職成功までの応募社数平均は約8社だといいます。
「どうしてもこの会社に転職したい」といったこだわりがある場合を除き、最低でも5社、多くて10社程度は応募することを想定しておくとよいでしょう。
なお、転職先の条件があまりに多いと、条件に該当する求人が大幅に減ってしまいます。
条件を挙げる際には優先順位を設けて、特に譲れない条件を中心に求人選びを進めましょう。
優先順位を設ければ、「自分にとっての転職成功とは何か」を明確にすることにもつながり、転職後のミスマッチも引き起こしにくくなります。
転職活動の進め方を知らない
やみくもに転職活動をしていては効率が悪いうえ、当然ながら失敗率を高めます。
転職活動の基本的な流れは、以下のとおりです。
事前準備 |
・自己分析 ・転職に関する情報収集 ・スキルの整理 |
---|---|
応募書類の作成 |
・履歴書の作成 ・職務経歴書の作成 |
面接 |
・面接日程の調整 ・面接対策 ・筆記試験の対策 |
内定や退職手続き |
・内定の承諾 ・勤め先への退職交渉 ・入社・退職前手続き |
これらのうち疎かになっていることがひとつでもあれば、内定獲得が難しいだけでなく、転職後にまた不満を抱えやすいでしょう。
また内定獲得率を高めるためには、応募書類や面接の対策を徹底する必要もあります。
エンジニアが転職で後悔・失敗しないためにやるべきこと
ここでは、転職活動をするうえでの鉄則を3つ解説します。
内定を獲得するためにはもちろん、転職後に失敗や後悔を生まないためにも、最低限これらは実行するとよいでしょう。
自己分析を徹底する
転職が成功するかいなかは、自己分析にかかっているといっても過言ではありません。
どのような方向性での転職活動が正解であるかは、自己分析に基づいて判断されるためです。
まずは転職の動機を改めて考え、深掘りしましょう。
たとえば年収が低いことを不満に思っているケースでも、その不満の根本は人それぞれです。
「この収入では老後が心配」であれば、単純に高年収の求人ではなく、退職金制度や投資サポート制度など福利厚生が充実した求人のほうが合っている可能性もあります。
このように転職の動機を深掘りすると、自分の理想とする生活や将来との不一致が不満につながっていることに気付けるでしょう。
あとは理想を実現するためにはどのような働き方や環境が適しているのかまで考えて、転職の方向性を定めてみてください。
不満を解消するだけに留まらない、実りのある転職活動ができるようになります。
他者からのアドバイスを聞く姿勢を持つ
転職活動は一人で進めるのではなく、なるべく他者のアドバイスを取り入れるようにしましょう。
転職活動では、自分の市場価値を客観的に理解することがとても重要であるためです。
他者から見て自分のどのような点が評価されやすいのかを知ることは、的確な自己PRを考えるためにも役立つでしょう。
アドバイスを聞く相手は家族や友人など身近な方もよいですが、仕事における自分を知りたいのなら同僚や同業者、または転職エージェントがおすすめです。
特に転職エージェントは業界の転職市場に精通しているため、自分の市場価値を正しく評価してもらいやすいでしょう。
転職エージェントを活用する
人の手を借りることに面倒くささを感じる方もいるかもしれませんが、転職エージェントを活用することはむしろ転職活動の手間を省いてくれます。
転職エージェントに登録すれば、膨大な求人のなかから自分に合うものだけをピックアップしてくれるので、転職サイトでひとつずつ条件を読み込む必要がありません。
さらにはスケジュール調整や企業との条件交渉など、細かなことまで代行してくれます。
応募書類の添削や面接対策、推薦表の作成といったサポートを受けることで内定獲得率も高められるでしょう。
エンジニアの転職におすすめの転職エージェント8選
IT特化の転職エージェントを5つ、総合型の転職エージェントを3つご紹介します。
いずれにしてもエンジニア転職におすすめのエージェントばかりです。
それぞれの魅力や傾向を分かりやすく紹介しているので、自分に合ったサービスを見つけ、転職活動を効率化しましょう。
WEB・IT系で広く探すなら「ワークポート」
「ワークポート」は、IT業界を含む一部の業界および職種に特化した転職エージェントです。
会員登録前に確認できる求人もとても多いため、まずは一度、目を通してみてはいかがでしょうか。
求人検索は職種の分類がとても細かく、使いやすいのが特徴です。
エンジニアの求人であれば、大分類でも「Web系のITエンジニア」「業務系のITエンジニア」「インフラ系エンジニア」「ゲーム系エンジニア」の4種類があります。
そこからさらに「システムエンジニア」や「IoTエンジニア」「サーバエンジニア」など細分化されているので、ほしい情報をスムーズに得やすいでしょう。
転職後のミスマッチを防ぎたいならIT特化の「TechClipsエージェント」
「TechClipsエージェント」は、「紹介により転職した求職者の早期離職(1年以内)者ゼロ」の実績を更新し続けている転職エージェントです。
これほどまでに高いマッチング率を維持できるのは、担当コンサルタントが現役エンジニアであるためでしょう。
業界事情をよく知るコンサルタントであるからこそ、細かな要望に至るまで理解度が高く、求職者の適性も見極めたうえでぴったりの求人を紹介してくれます。
また、TechClipsエージェントが取り扱う求人は、年収500万円以上のみであるのが特徴です。
実際、「利用者の95%が転職によって年収が上がった」との結果も出しています。
年収に対する不満を理由に転職活動を始めた方にも、TechClipsエージェントはおすすめです。
フリーランスとして働きたいなら「Midworks」
「Midworks」は、IT系フリーランスエンジニアを専門としたエージェントです。
一般的な転職エージェントとは異なり、企業案件をフリーランスエンジニアに紹介するといった、クラウドソーシングサービスに近い立ち位置にあります。
登録するとさまざまなサポートを受けられるため、フリーランスとして働き始めたばかりのときには特に重宝するでしょう。
また、無償・有償含めて、さまざまな保障サービスも受けられます。
- 仕事が途切れた際の契約単価の60%を保障
- 交通費支給
- 書籍、勉強会費用月1万円まで支給
- 経理支援クラウドシステムの利用料負担
フリーランスとしてすでに軌道に乗っている方にとっても、Midworksを利用するメリットは少なくないでしょう。
好待遇求人に強い「レバテックキャリア」
「レバテックキャリア」は、IT業界およびWeb業界に特化した転職エージェントです。
日本マーケティングリサーチ機構調べによると、「ITエンジニアが利用したい転職エージェント第1位」にも選ばれています。
その人気を裏付けるのは、好待遇求人の豊富さはもちろん、安定した内定率の高さがあってこそのものでしょう。
レバテックキャリアでは、顧客企業に対するヒアリングに重きを置いており、その数は年間累計7,000回以上とのことです。
それだけに求職者は確かな企業情報を得られるほか、選考に強い応募書類対策や面接対策が受けられます。
このようなサービス品質の高さが求職者の満足度を高めているのでしょう。
企業情報の収集に力を入れたい方は、レバテックキャリアがおすすめです。
利用者満足度の高い「Geekly」
「Geekly」はIT業界、Web業界、ゲーム業界に特化した転職エージェントです。
株式会社リクルートが主催する約550社を対象としたエージェントランキングにおいて、総合部門のほか5部門で第1位を獲得した実績を持ちます。
Geeklyの強みは、登録から内定獲得までのスケジュールが非常にスムーズなことです。
転職エージェントを活用した転職では内定獲得までに平均2ヵ月かかるといわれていますが、Geeklyの平均日数は30日。スピード感のある転職活動が可能です。
もちろんスピーディーだからといってサービスの質が落ちる訳ではなく、平均年収アップ率もユーザー満足度も81%を獲得しています。
在職中の転職活動をはじめ、多忙な方には特にGeeklyがおすすめです。
リクルートエージェント
「リクルートエージェント」は総合型の転職エージェントですが、トップクラスの知名度と求人数を誇ります。
それだけにエンジニア向けの求人情報だけに絞っても、その数は特化型エージェントに負けません。
特に非公開求人の数は圧倒的です。表に出回ることのない好待遇求人を探したいときには、ぴったりでしょう。
IT業界やエンジニア職に精通したアドバイザーも、多数在籍しています。
大手ならではのサポート力を試したいのなら、まずはリクルートエージェントがおすすめです。
マイナビエージェント
「マイナビエージェント」もまた総合型の転職エージェントですが、専門性の高い職種へのリクルーティングに力を入れているのが特徴です。
マイナビエージェントも大手の転職エージェントであるため、その求人数は特化型に負けず劣らずで、非公開求人も豊富です。
広くエンジニア職から探したい方は、登録しておいて損はないでしょう。
パソナキャリア
「パソナキャリア」は、ハイクラス転職専門の総合型転職エージェントです。
取り扱う求人のうち、約半数が年収800万円以上であるのが最大の魅力でしょう。
確実なキャリアアップや年収アップを目指したいエンジニアの方におすすめです。
また、パソナキャリアでは「スカウトサービス」も利用できます。
スカウトサービスは、要望に合致した求人が入るごとに情報を教えてくれるのが特徴です。
「よい条件の求人があれば、転職したい」ケースをはじめ、積極的な転職活動を考えていない方でも活用しやすいでしょう。
エンジニアが転職エージェントを選ぶ際の注意点
エンジニアが転職エージェントを選ぶときには、特に以下のポイントに注目することをおすすめします。
- エージェントがITやWebに詳しいか
- 求人数は多いか
- 自分のやりたい仕事に合っているか
転職エージェント選びに迷ったときには、これらの項目と照らし合わせてみましょう。
なお転職エージェントをうまく活用するには、エージェントの方針やキャリアアドバイザーとの相性が自分にマッチしている必要があります。
転職活動を始めたばかりのときには2社や3社の転職エージェントを併用し、最終的に絞っていくのもおすすめです。
エージェントがITやWebに詳しいか
エンジニアとしての転職を考えているのなら、ITやWebに精通した転職エージェントを選びましょう。
特にIT業界出身者や元エンジニアのコンサルタントやアドバイザーが在籍しているエージェントは、狙い目です。
エンジニアを含めIT業界は業界用語が多いうえ、特有の文化が根付いた職場も少なくありません。
知識の少ないコンサルタントではこちらの要望を理解してもらえず、思うようなサポートを得られない可能性が高いでしょう。
求人数は多いか
求人数が多い転職エージェントであれば、その分、多くの転職機会に恵まれやすいでしょう。
転職エージェントは企業から依頼を受けて求人を預かっているため、求人数が多いのは企業からの信頼が厚いことの証拠ともいえます。
企業と求職者の相性を重視し、的確にサポートしているかどうかの指標としても使えるでしょう。
ただし、求人数が少ない転職エージェントのなかには「ハイクラス求人限定」や「地域密着」など特化型もあります。
自分の求める条件に合致するようであれば特化型は強いため、ぜひチェックしてみてください。
自分のやりたい仕事に合っているか
エンジニアは職種が細かく分かれるため、やりたい業務に合致したサポートを受けられる転職エージェントを選びましょう。
とはいえ、取り扱っている求人すべてを登録前に確認できる転職エージェントは少ないため、実際に利用してみて判断するのが一般的でしょう。
まずは、どのような業務にあたりたいのか、またはポジションを狙っているのかを登録直後になるべく具体的に伝えてみてください。
そのうえで的確なサポートを受けられない場合には、担当コンサルタントやアドバイザーの実力不足であると考えられます。
コンサルタントの変更を申し出るか、ほかの転職エージェントへの移行を検討しましょう。
エンジニアが転職する際に注意すべき求人の内容
ここでは、転職エージェントから紹介された求人を検討する際のポイントをいくつか解説します。
なお、求人を見ていて気にかかる点があれば、積極的に担当コンサルタントやアドバイザーに質問してみてください。
各企業とのパイプが太い転職エージェントであれば、求人票だけでは分からない詳細を知っていたり、企業に問い合わせてくれたりすることもあります。
仕事の内容が曖昧な求人
仕事の内容が明確に記載されていない求人は、入社後に想定外の業務を任される恐れがあります。
結果ミスマッチを引き起こし、失敗したと後悔しかねません。
実際、ハローワークでの出来事ではありますが、求人票と実際の労働条件が異なるとの申し出が厚生労働省に相次いでいるといいます。
求人票を無料で出せるハローワークと比較すると転職エージェントの求人は精査されていますが、すべての求人が一切の不備なしとは限りません。
興味のある求人に不明瞭な点があるようであれば、詳細な業務内容を教えてもらえるように担当コンサルタントやアドバイザーへと掛けあってみましょう。
若手の活躍をアピールしている求人
若年層が働きやすい職場であることをアピールポイントにしている求人には、よいケースと悪いケースの2パターンがあります。
よいケースであれば、社内全体の風通しがよく、実力さえあれば年齢に関係なく年収アップやキャリアアップを狙えるでしょう。
一方、悪いケースでは、人材が定着しない問題を抱えた職場環境であることが考えられます。
見極め方としては、まずは教育制度をはじめとした若年層向けの福利厚生が充実しているかをチェックしましょう。
ただし、なかには福利厚生が形骸化してしまっている企業もあるので、制度の利用率も調べられるとなおよいでしょう。
そのほかでは社員全体の年齢層や、若年層で重要ポストについている社員の割合などをコンサルタントやアドバイザーに確認するのもおすすめです。
「みなし残業」の表記に要注意
求人票に「みなし残業」の表記がある場合は、高年収の求人であっても注意が必要です。
みなし残業の表記がある場合、提示されている給与は残業代も含んだものであるためです。
実際の残業時間に比べて多くの給与がもらえる企業もあれば、逆のケースもあります。
また、残業がまったくないときもあれば過密になるときもあるなど、業務状況によって残業量が大きく変動する企業もあるでしょう。
場合によっては理想の働き方と合致するケースもあるので、気になる場合にはコンサルタントやアドバイザーに働き方の詳細を聞いてみましょう。
しかし、こればかりは実際に働き始めないことには分からないことが多いため、慎重に検討しましょう。
常駐エンジニアかどうかチェックする
自社で業務にあたることを望んでいるのであれば、常駐エンジニアかそうでないかの見極めは真っ先にしましょう。
求人によっては、常駐エンジニア募集とは明確に記載されていないこともあります。そのような場合には、勤務地の欄を確認しましょう。
勤務地に「プロジェクト先による」との表記があれば、それは常駐エンジニアの求人です。
常駐エンジニアは勤務先によって勤務形態が変わり、基本的には勤務先の希望を優先して業務にあたります。
また勤務先の移動スパンは企業や状況によって異なり、何年も常駐することもあれば、数週間だけといったケースもあるでしょう。
変化に弱い方をはじめ、向いていないと感じる場合には常駐エンジニアは避けるのが無難です。
エンジニアが転職の際に準備しておくべきこと
転職の成功率を高めるためにエンジニアが準備しておきたいことをいくつかご紹介します。
未経験からの転職や、30代や40代からの転職などケース別の対策についてもまとめました。
ぜひこちらを参考に準備を整え、理想の転職をかなえましょう。
ポートフォリオを準備しておく
転職の成功率を高めたいのであれば、応募先企業に提出可能なポートフォリオを準備しておきましょう。
ポートフォリオには職務経歴書以上にスキルが反映されやすいことから、近年は応募要項にポートフォリオの提出を含める企業も増えているためです。
ポートフォリオの作成方法は基本的に自由ですが、エンジニアのスキルをアピールしやすいWeb媒体で作るのがよいでしょう。
実際、多くのエンジニアがWebサイトスタイルのポートフォリオを保有しています。
ポートフォリオサイトを作成する際には、スキルを反映させることも大切ですが詰め込みすぎは厳禁です。
デザイン領域に携わりたいのでなければ、デザイン面のコーディングにこだわりすぎる必要もありません。
伝えたい情報を分かりやすくするため、視認性よくまとめることを最優先しましょう。
なお、「GitHub」を利用してポートフォリオを作るエンジニアも少なくありませんが、応募先企業に合わせて使い分けるのがおすすめです。
ITに特化した企業であればGitHubポートフォリオは適していますが、そうでない場合には誰にでも分かりやすく評価しやすいポートフォリオサイトが適しているでしょう。
未経験のエンジニア転職は早めに
未経験からエンジニアへの転職を目指すのであれば、少しでも早いうちに動き始めましょう。
先述したとおり、IT市場では即戦力になり得る人材のニーズが著しく高まっているためです。
ポテンシャル採用を見込める20代のうちに転職を済ませるのが理想でしょう。
30代以降のエンジニア未経験者は、転職市場におけるニーズが一気に落ちます。
また、意外にも体力の必要な業務が多いため、年齢を重ねるほど周りについていくのも難しくなっていくでしょう。
30代、40代エンジニアでも転職は可能
30代や40代であっても、エンジニアへの転職は可能です。
特に替えの利かないレベルの技術力を持っているエンジニアであれば、年齢に関係なく何社もの内定を獲得したり、ヘッドハンティングされたりする方もいます。
IT業界は深刻な人手不足であり、優秀な人材を取り合っている状況にあるためです。
ただし、経験が浅くスキルも不十分である場合には、転職難易度が跳ね上がります。
今よりも年収や待遇が下がることは十分にあると承知したうえで、転職活動を進めましょう。
エンジニアの転職では資格にこだわりすぎない
資格の取得は一般的な職種では転職を有利にしてくれますが、エンジニアではそこまで重要ではありません。
実力主義の傾向が強く、資格よりも業務によって培われた能力に重きを置いて選考するためです。
内定獲得率を高めたいのであれば、資格よりも実績作りに力を入れ、ポートフォリオを充実させましょう。
まとめ
エンジニア転職を成功させるためには、効率化が重要です。転職の目的を明確化させたうえで、目的達成までの最適な計画を練りましょう。
しかし、条件に合った転職先を個人で探すには限界があります。
個人では求人票や企業ホームページに記載された一般向けの情報しか手に入れられないためです。
社内風土や人間関係、評価制度など表には出にくい情報まで得たいのなら、転職エージェントを活用しましょう。
企業の内部事情まで知る転職エージェントを味方につけたなら、転職成功はもう目前です。
ライター歴8年、編集歴3年。クレジットカードやローンなど金融関係を筆頭に、エンタメや美容などさまざまなジャンルで活動中。クレジットカードは、メインカードとして楽天カードを保有。そのほかに普段の買い出し用にイオンゴールドカードや、家電量販店用に100満ボルトカードなどサブカードも複数保有。普段の買いものはほぼすべてクレジットカードにし、貯まったポイントを本やゲームなど趣味に使うのがルーティンとなっている。