バンドルカードの使い方総まとめ!チャージと後払いが選べて便利な決済サービス
今回、ここでは、VISAプリペイドカードとして話題のバンドルカードについて詳しくご紹介します。
さてバンドルカードとはどんなものなのでしょうか?VISAプリペイドカードと、クレジットカードは何が違うのでしょうか?また、利用するメリットはあるのでしょうか?
こちらを読んでいただければ、バンドルカードを初めて使おうとしている人でも、すぐに理解することができるでしょう。また、バンドルカードの特性を知るだけではなく、どんな使い方をするとお得になるのかも知ることができます。
バンドルカードを利用したい方はこちら
バンドルカードとは?
このバンドルカードの大きな特長は、1分で誰もが「ソッコーでつくれるカード!」です。カードの種別としてはVISAブランドのプリペイドカードです。
そしてクレジットカードとは違い、審査や年齢制限がなく、誰でもすぐにつくることができます。
今回は、登録後すぐにお買い物ができてしまうバンドルカードについてわかりやすく解説していきます。
バンドルカードの基本情報
2016年9月にサービスを開始したバンドルカードは使いやすさもあって、2017年11月にはバンドルカードのアプリが25万ダウンロードされました。タレントのベッキーさんが登場しているテレビCMも話題になり、今後ますます利用者が増えていきそうです。
プリペイドカードは、クレジットカードとは違い、あらかじめお金をチャージしておく必要があります。
逆にいえば、使う分だけチャージすればよいので、使いすぎを防げるメリットもあります。
このバンドルカードは、VISAプリペイドカードで現金をチャージした後、クレジットカードと同様にネットなどで買い物ができます。審査や年齢制限がありませんので、クレジットカードがつくれない人であっても、発行の申込みをすれば、使うことができます。
またこのカードは、クレジットカードのような機能もあり、後払いもできるようになっています。
そのうえバンドルカードは、VISAが使えるお店なら同様に使えるのが魅力のひとつでもあります。国内外でも使用することができ、利用できる店舗が多いのことも特徴です。チャージする方法も多いので使用しやすくなっています。
さらに、バンドルカードの年会費は無料で、有効期限は5年。このカードにお金をチャージする際、ドコモ払いでは、チャージ手数料がかかりますが、ドコモ払い以外では手数料は無料となっています。
入会の年齢制限がなく、小、中、高校生も使用することができるため、お小遣いの受け渡しをこのカードでおこなう保護者もいるそうです。
ひとつ注意したいことは、このバンドルカードには、クレジットカードによくある、利用額に応じて付与されるポイントシステムはありませんので、その点は覚えておきましょう。
3種類あるバンドルカードはシーンに合わせて使える
バンドルカードは、3種類あります。
- バーチャル
- リアル
- リアル+(プラス)
まず、バンドルカードの3種類あるなかのひとつであるバーチャルのカードは、アプリ上に存在しており、ダウンロードをして必要事項を入力するだけですぐに利用が可能です。そのため、実際のカードはありません。
バンドルカードのリアルは物理的なカードで、アプリから発行手続きをすれば、即日発行(実際のカードが自宅に届くのは、おおよそ2週間を要します)されます。
リアル+(プラス)も物理的なカードで、アプリから発行手続きをします。このカードはちなみに実際のカードは到着まで最大2週間ほどかかります。
なお、このリアルとリアル+(プラス)の大きな違いとしては、残高の最大の上限額が、バーチャルとリアルは10万円、リアル+(プラス)は100万円になっています。
利用店舗はバーチャルの場合、国内外のVISAで決済できるオンラインサイトのみですが、リアルやリアル+(プラス)は、オンラインサイトに加え実際のお店でも使うことができます。
またバンドルカードには、アラートサービスも搭載しており、リアルタイムに残高が更新されますので、安心して使うことができます。
発行手数料については、バーチャルは無料、リアルが300~400円でリアル+(プラス)は600~700円です(デザインによって異なる)。
口座維持費についても、現在は無料です。以前は利用しない日数に応じて発生していましたが、口座維持費が2018年7月23日より無料になりました。
チャージする限度額はカードの種類によって違います。1回につきチャージ上限金額はバーチャルとリアルは3万円、リアル+(プラス)は10万円までです。
もしも、退会するとなった場合は、チャージした金額は返金されません。そのため、残高をすべて使い切ってから退会するようにしましょう。
バンドルカードは便利な「後払いもできるプリペイドカード」
一般的なプリペイドカードは、あらかじめ現金をチャージしなければ、買い物はできませんが、バンドルカードは一般的なプリペイドカードとは違い、後払いが可能です。
バンドルカードには、ポチっとチャージという支払い手段があります。今すぐほしいものがあるときに、チャージをしていなくとも支払いが可能になる手段です。
また、クレジットカード、ドコモ払い(ソフトバンクまとめて支払いは現在停止中)も対応していますので、後払いとして支払いが可能です。
買おうと思っていた商品が残り1点になってしまい、売り切れそう!というときも、チャージをしなくても手に入れられるのがうれしいですね。
バンドルカードの便利な3つの機能
バンドルカードには、便利な特長が3つあります。詳しくご紹介していきます。
- 「ポチっとチャージ」でいまお金がなくても後払いできる
- アプリから毎月の支払い金額を確認できる
- アラート機能
①「ポチっとチャージ」でいまお金がなくても後払いできる
バンドルカードは、ほかのプリペイドカードにはない後払いのシステムがあります。今月は金欠だ!というときも、アプリからチャージが可能です。
ポチッとチャージの方法は簡単です。
- ログイン画面に入り、チャージ方法で「ポチっとチャージ」を選択
- ポチっとチャージの説明画面を読みます
- 申込み画面が表示されます
- 氏名、生年月日、メールアドレス、電話番号を入力します
- 利用規約に同意します
- SMS認証を行い、認証番号を入力します
- チャージしたい金額を入力して、手数料と支払い期限を確認して申込みます
- 申請が完了し、残高に反映されます
- 翌月末に支払いをすればOK
原則的にバンドルカードには支払い手数料がありませんが、ポチっとチャージには手数料が発生します。ですので、支払い金額は、チャージ金額+手数料です。
チャージにも上限金額があります。ポチッとチャージは利用状況に応じて最大50,000円までチャージが可能です。チャージ金額の単位は、1回につき3,000円から上限金額まで、1,000円単位で申込みの可能です。
また、ポチッとチャージの支払い方法は、コンビニ、ネット銀行または銀行ATM(ペイジー)から選択します。
忘れてはならないのが、ポチッとチャージは後払いですので、支払い期限があることです。支払い期限は最初に申込んだときを基準に、翌月末までに支払う必要があります。
ですが、支払い金額は自分のペースで、好きな金額を期限内に支払うことが可能です。したがって一度に支払いをしても、分けて支払いをすることも可能です。アプリから支払い金額を入力して支払います。
ただし、月にまたがって支払いはできませんので、申込日と支払日は必ずチェックをしておきましょう。
②アプリから毎月の支払い金額を確認できる
ポチッとチャージを利用した場合、支払金額がいくらになるだろう?と心配になることもあるでしょう。心配はありません。バンドルカードのアプリでは、毎月の支払金額をいつでも確認できます。
支払い月の関係から、期限を忘れてしまったときも安心です。事前に確認ができるので、いくら用意をしておけばいいのか準備もできます。
バンドルカードの支払い履歴は、即時反映です。ですからクレジットカードのように、履歴のタイムラグも発生しないので、支払い金額をいつでも正確に知ることができます。
③アラート機能
バンドルカードには、使いすぎを未然に防げる便利なアラート機能があります。
カードを利用したときはもちろん、チャージをしたときも知らせてくれます。プッシュ通知のように入ってくるので、見逃しはありません。
また、指定した金額以上の使用があったときも通知がきます。もし不正利用などがあった場合、いち早く察知できるのでセキュリティ面でも安心です。
そのほか、支払いができなかったときも、お知らせをしてくれます。ですので、残高が不足していた場合もすぐにわかります。
アラート機能に関して、設定も詳細に決められますので、自分の生活スタイルにあわせて設定すると便利になるでしょう。
バンドルカードの登録・入金方法・利用方法
バンドルカードは最短3分で利用可能です。
初めての人はいろいろと心配してしまうかもしれませんが、一度覚えてもらえば、それほど難しいことはありません。
それではスマートフォンでの登録方法と入金方法、具体的な方法を解説します。
バンドルカードの登録方法
バンドルカードを使うには、まずアプリのダウンロードが必要です。最短1分で登録が完了し、3分で買い物までできてしまうバーチャルカードについての手順です。
- アプリをインストールする
- ユーザーID、パスワードを入力
- 生年月日、性別を登録
- 電話番号を登録
- SNSでの認証が確認後、利用規約の確認および同意を求められる
- 内容を確認してアカウントを登録
- バーチャルカードが発行
では次にリアルカードの発行手順です。
- アプリ内のカード画面左上のメニューをタップ
- 「リアルカードを発行する」を選択
- 送付先を登録し、注意事項を確認して発行するボタンをタップ
- おおよそ3日以内に発行申請が受理され、10日程度で登録された住所に届きます
- カードを受け取り後、新しいカードを有効化するボタンをタップ
- セキュリティコードを入力して新しいカードを有効化すると発行完了です
バンドルカードの入金方法
バンドルカードの入金方法は前払いの「チャージ」と「後払い」があります。ではどんな入金方法があるのでしょうか。
バンドルカードのチャージ方法
バンドルカードでは前払い「チャージ」式での入金方法があります。基本的なプリペイドカードの入金方法です。
バンドルカードの前払い「チャージ」入金方法は、6種類あります。多様な支払い方法に対応しているので、そのときそのときに選べて便利です。
- セブン銀行ATM(QRコード読み込み入金)
- コンビニ(ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、セイコーマート)
- ネット銀行
- 銀行ATM(ペイジー)
- ビットコイン(Coincheck、bitFlyerなどのウォレット)
- クレジットカード
- キャリア決済(ドコモ払い)
大手のコンビニは対応しているので、気軽にチャージする場合はコンビニが良いです。
また、仮想通貨のビットコインでのチャージにも対応していますので、仮想通貨で買い物をしたいと思ったらバンドルカードと相性がよいでしょう。
バンドルカードの後払い方法
バンドルカードには、後払い式の入金方法があります。
後払いの考え方は、チャージ式のクレジットカードです。ですから、決済前にチャージをする必要があります。
- ポチっとチャージ
- ドコモ払い
- クレジットカード
ドコモ払いにも対応していますので、ポイントを意識して買い物をしたい場合はおすすめです。
バンドルカードの利用方法
バンドルカードはオンラインでの決済に便利で、クレジットカードと同様に使うことができます。使い方は、アプリ内に記載されている16桁の番号を入力します。
あとはセキュリティコードと、カードホルダー(名義人名)を入力するだけです。
リアルカードを発行すれば、実店舗でも使うことができます。発行には発行手数料がかかるほか、カードが到着するまでに時間がかかります。リアルカードの発行は、アプリ上で申し込みができます。
バンドルカードが使えるお店
バンドルカードはオンラインや実店舗で使えます。ただし、カードの種類によって使えるお店が異なります。
リアルカードとリアルカード+は発行手数料がかかります。ですが、入手すると国内外のオンラインと実店舗などで使えるお店が多くなるため、買い物の幅が広がるでしょう。
カード |
バーチャル | リアル | リアル+(プラス) |
国内Visa加盟店 (オンライン) |
○ |
○ | ○ |
海外Visa加盟店 (オンライン) |
○ | ○ | ○ |
国内Visa加盟店 (実店舗) |
× |
○ | ○ |
海外Visa加盟店 (実店舗) |
× | × | ○ |
・ガソリンスタンド ・宿泊施設 |
× | × | ○ |
・公共料金 ・定期支払い、定期購買 ・保険料の支払い ・高速道路料金 ・機内販売 |
× | × | × |
バンドルカードの3つの注意点
バンドルカードには便利な機能がありますが、その特徴ゆえに実際に使う時に注意すべき点が3つあります。では説明していきましょう。
- ポチっとチャージには上限・手数料がある
- 紛失・不正利用のリスクがある
- 年齢制限がなく未成年でも使える
①ポチっとチャージには上限・手数料がある
バンドルカードの後払い式の支払い方法「ポチっとチャージ」を利用すると、手数料が発生します。便利で使い勝手はいいのですが、 ほかの支払手数料などに比べ割高です。実質金利で考えると、高めの設定であることは心にとめておくといいでしょう。
チャージ金額 |
手数料 |
---|---|
3,000円〜10,000円 | 500円 |
11,000円〜20,000円 | 800円 |
21,000円〜30,000円 | 1,150円 |
31,000円〜40,000円 | 1,500円 |
41,000円〜50,000円 | 1,800円 |
またチャージもカードによって上限があるので、利用の際は金額を注意しておくといいでしょう。
カード |
・バーチャル ・リアル |
リアル+(プラス) |
1回あたりのチャージ上限額 | 3万円 | 10万円 |
月間のチャージ上限額 | 12万円 | 200万円 |
有効期限内のチャージ累計額 | 100万円 | 上限無し |
残高の上限額 | 10万円 | 100万円 |
後払いの支払いを滞納した場合はどうなる?
チャージも手軽にできて、便利なバンドルカード。ですが、もし支払いを滞納したらどうなるでしょうか。「ポチッとチャージ」は後払いであるため、クレジットカードと同じように延滞金が発生します。
そのため、もし支払いができなくなってしまった場合や未払いのときは、以下の手続きがされます。
- カードの利用停止
- ポチっとチャージ申込み上限の制限
- 第三者への債権譲渡
- 支払期限の翌日から支払いに至るまでの、遅延損害金の請求
②紛失・不正利用のリスクがある
バンドルカードは便利ですが、紛失・不正利用されるリスクもあります。アプリの場合は、IDとパスワードがあればアプリを消してもログインできます。
リアルカードやリアル+カードは実際にカードが発行するため紛失の可能性も出てきます。そういった場合は、利用の停止・再開、再発行をアプリ上からおこなうことができます。
不正利用されてしまった場合でも、アラート機能を通知しておけば、すぐに対応できます。IDとパスワードを含め、アプリの管理をしっかりしておきたいですね。
紛失・不正利用された場合の問い合わせ先は?
もし、バンドルカードを紛失・不正利用されてしまったらどうすればいいのでしょうか。バンドルカードに関する問い合わせは、基本的にアプリ上で手続きが可能です。
アプリやwebから「一時停止」ボタンを押すだけです。24時間365日、自分で即座にカードを停止・再開できます。
リアルカードが壊れてしまったときは、新規カードを発行してください。また紛失してしまったとき、原則としてバーチャルカードは再発行はされません。
ただし、カード番号を第三者が利用して、加盟店と連携して不正と確認ができ、その番号が使えなくなった場合は別です。アプリのお問い合わせフォームから、問い合わせましょう。
③年齢制限がなく未成年でも使える
バンドルカードは誰でもつくることができます。保護者の同意は必要ですが、未成年も使うことができてしまいます。ですから、使いすぎてしまう可能性もあります。
ただし、バンドルカードは賢く使えば、未成年にとっても親にとっても便利です。
プリペイドカードとしてもっていれば、現金を持ち歩かずに買い物もできます。親子で話し合って、使い方を決めておくことも大切ですね。
バンドルカードをさらに活用するために知っておきたいこと
バンドルカードは、国内外で使うことができるプリペイドカードです。誰でも審査がなく使うことができるので、いますぐ支払い手段がほしいというときはとても便利です。
ただし誰でも簡単につくれてしまうので、カードの管理は気をつけたいところです。パスワードの管理はもちろん、現金と同じように使えるためカード情報は他人に教えないようにしましょう。
プリペイドカードですから、無駄に使いすぎることはありません。毎月、これだけ使うと決めていれば、家計管理も楽になるでしょう。
バンドルカードは後払いできるのでこんな人におすすめ
バンドルカードは、クレジットカードがなくてもネット決済でかんたんに支払いができます。
チャージ残高が少し足りないなという場合も、手数料はかかりますが後払いチャージもすることができます。
プリペイドカードと後払いチャージ機能を使い、状況に応じてお買い物が楽しめるでしょう。
審査もなくどんな人でもつくることができるので、クレジットカードがないひとでも作ることができるのが大きな魅力です。誰もが好きなものを、好きなときに買うことができます。
クレジットカードと同じようにネット決済もできますので、お買い物の幅も広がるでしょう。
今までクレジットカードは情報をネットに入力したくないと思っていたひとも、チャージ分しか使えないプリペイドカードならネット決済として使いやすいと考えるひともいるでしょう。
またiTunesカードやAmazonギフト券をコンビニで購入しチャージしていた人には、後払いのバンドルカードによってその手間がなくなることもメリットでしょう。
今後、公共料金や月額課金の支払いもバンドルカードでおこなえるようになることも期待されています。もっとお得に利用できる機会が増えそうです。
バンドルカードとクレジットカードとの併用で家計管理が便利に
バンドルカードを使って、家計管理を楽にする方法があります。バンドルカードは審査がなく、誰でもすぐにつくることができます。よって、おじいちゃん、おばあちゃん、お子さんなどもつくることができます。
クレジットカードだと、使う用途が混在してしまい、家計管理をするときに把握が面倒になってしまうことがあります。
バンドルカードはそれぞれに詳細な利用明細が記載されているため、個人でバンドルカードをもっていれば、利用履歴から、誰がいつどのくらい使ったのかを把握できます。
家計を別々にしたいという家族、または使う項目によって家計を別々にしたい人にはおすすめです。
バンドルカードのまとめ
今回はバンドルカードの詳しい内容と、使い方、そして注意点など詳しくご紹介しました。バンドルカードは未成年やクレジットカードをもたない人でも、気軽にネット決済ができることがポイントです。
入金方法も多様にあり、足りないときは少額でも後払いが可能なのもうれしい機能です。バンドルカードの特性をいかして、豊かな生活ができるといいですね。
気になるけど、なかなか話しづらい。けどとても大事な「お金」のこと。 日々の生活の中の身近な節約術から、ちょっと難しい金融知識まで、知ってて得する、為になるお金の情報を更新していきます。