dカードでキャッシングする方法は?4つのメリットや返済方法などを徹底解説
dカードには、コンビニATMなどから現金が借りられる「キャッシングリボ」というサービスがあります。
その場でキャッシングするだけでなく、銀行口座へ入金することも可能。お金が必要なときに頼れる便利なサービスです。
こちらの記事では、dカードのキャッシングについて詳しく解説します。dカードのキャッシング機能に興味のある方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
dカードのキャッシングリボはコンビニATMなどで利用可能
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dカードには「キャッシングリボ」という機能があり、コンビニATMなどを使ってお金を借りること(キャッシング)ができます。すぐに現金が手に入るので、急にお金が必要なときに便利ですね。
キャッシングリボは新規申込みのときに希望することもできますし、dカード発行後に設定・増枠することも可能。キャッシングリボの利用可能枠は、以下のように設定されています。
カード名 | dカード | dカード GOLD |
利用金額単位 | 1万円 | 1万円 |
利用枠 |
・5万円~90万円 ・年収の3分の1以内 |
・5万円~100万円 ・年収の3分の1以内 |
利率(実質年率) | 18.00% | 15.00% |
dカードとdカード GOLDは利用枠と利率が異なります。特に利率が年3%異なるので、返済時にかかる金利はかなり変わってきますよ。
キャッシングリボは以下の2つの方法で利用できます。
- CD(キャッシュディスペンサー)・ATMでキャッシングする
- 銀行口座への振り込みでキャッシングする
どちらの方法でも金利は同じですが、手数料やお金を借りるまでの期間が違います。dカードのキャッシングリボを使おうと考えている方は、どちらの方法がいいか確認しましょう。
CD・ATMでキャッシングする方法
CD・ATMでキャッシングをする場合、dカードと提携しているCD・ATMにdカードを挿入し、「お借入れ」を選択するとキャッシングができます。暗証番号はdカードと共通です。
dカードが使えるCD・ATMは以下のとおりです。
- コンビニエンスストアのCD・ATM
・ミニストップ(イオン銀行ATM)
・セブンイレブン(セブン銀行ATM)
・ファミリーマート(ゆうちょ銀行ATM・イーネットATM)
・ローソン(ローソン銀行ATM) - 提携金融機関のATM
・三井住友銀行
・みずほ銀行
・三菱UFJ銀行
・りそな銀行
・ゆうちょ銀行
・横浜銀行
・スルガ銀行
・全国の信用金庫など - 提携会社のCD
・ビューカード
・クレディセゾン
・エポスカード
dカードは多くのCD・ATMと提携しているので、どこでもほぼ使えると思って問題ありません。ただしATMでキャッシングした場合、出金・返済のたびにATM手数料がかかります。
ATM利用手数料は1万円以下の取引は110円(税込)、1万円超の取引は220円(税込)です。1回あたりの手数料は少なく感じるかもしれませんが、出金・返済のたびに手数料がかかる点は注意が必要です。
銀行振込でキャッシングする方法
dカードのキャッシングリボは、銀行振込でも利用可能です。銀行振込は、dカードのWebサイトもしくは電話で手続きができます。
パソコンやスマホから申込みができるので、手続きは非常に楽ですね。
デメリットとしては銀行口座に振り込まれるのが、申込みから3営業日後である点です。CD・ATMからのキャッシングのように即日では借りられないので、急いでいる方には向きません。
dカードのキャッシングリボの4つのメリット
dカードのキャッシングリボを利用するメリットは、以下の4点が挙げられます。
- ①提携先が多く使いやすい
- ②スマホから申込みができる
- ③口座への送金など利便性が高い
- ④急に現金が必要になったときに助かる
それぞれ具体的にどのようなメリットがあるか確認していきましょう。
①提携先が多く使いやすい
dカードのキャッシングリボは、コンビニATMや銀行ATMから借り入れができます。そのため出先でお金が必要になった場合でも、近くのコンビニや銀行に行けばお金が借りられます。
また返済もCD・ATMからできるので、お金に余裕ができたらすぐに返済も可能。提携先が多いdカードのキャッシングリボは、とても便利で使いやすいでしょう。
②スマホから申込みができる
銀行振込でキャッシングをしたい場合、スマホから申込みができる点もメリットです。スマホから申込みはdカードのWebサイト、電話で可能で手続きもすぐ完了します。
今や生活必需品となったスマホから申込みができるのは、かなり便利ですね。
③口座への送金など利便性が高い
dカードのキャッシングリボは、CD・ATMからキャッシングする方法と、銀行振込でキャッシングをする方法があります。
それぞれのメリット・デメリットを考えると、急いでいる方はCD・ATMからのキャッシング、手数料を節約したい方は銀行振込からのキャッシングがおすすめです。
このように用途によってキャッシング方法が選べるので、利便性がとても高い点はメリットですね。
④急に現金が必要になったときに助かる
dカードのキャッシングリボは、CD・ATMからキャッシングができるので、急に現金が必要になったときに助かります。
たとえば給料日前でお金がないのに、急に飲み会に誘われたときを想像してみましょう。飲み会を断ることもできますが、dカードのキャッシングリボを使えば現金を借りて飲み会に参加できます。
借りたお金は給料日に返済すれば金利も少なくてすみますね。
dカードのキャッシングリボの返済方法
dカードのキャッシングリボを利用した方は、翌月から返済をしなければなりません。返済が遅れると遅延損害金がかかるなど、デメリットしかありません。
ここからはdカードのキャッシングリボを利用した後の返済方法について解説します。
返済はリボ払いでおこなわれる
dカードのキャッシングリボは、その名のとおりリボ払いで返済がおこなわれます。利用月の翌月から、元金と利息を加えた金額を返済していきます。
リボ払いは毎月の返済額を設定し、返済額以上に返済を迫られることはありません。一方で金利が高く、返済が長期化してしまう可能性もあります。
たとえば10万円キャッシングして、毎月1万円のリボ払いで返済したとすれば、利率が年18.00%の場合最終的な返済額は109,158円になります。
金利だけで1万円近く支払うことになるので、金利負担はかなり大きいですね。キャッシングリボはとても便利な制度ですが、返済計画を立てておかないと損をしてしまいます。
専門家からのコメント
リボ払いを利用するときには、支払残高はいくらか、返済期間はどれくらいかを把握することが大切です。
その額の分だけ、その期間だけ、貯蓄や他の支出にまわせるお金が減るからです。
また、リボ払いは金利が高いもの。そして、「毎月の返済額は一定額」ということは利用金額と無関係なので、毎月の返済額が利用金額に比較して少ないと返済期間が長期化することになります。
返済期間が長期化すれば、それだけ支払総額に占める利息の額も多くなってしまうので、支払利息が支払総額に占める割合もチェックしましょう。
銀行に預けても低金利の時代ですから、リボ払いの金利の高さについても意識すべきだと考えています。
毎月10日にショッピング代金と合わせて自動振替
dカードの支払いは、毎月15日締めの翌月10日支払いです。たとえば3月16日~4月15日に利用した分は、5月10日に指定の口座から自動振替されます。
これはショッピングもキャッシングも同じなので、キャッシングリボを利用した場合毎月10日にショッピング代金と合わせて自動振替で支払いとなります。
毎月の返済額は以下のように決まっています。
利用枠 | 毎月元金定額返済額 |
---|---|
10万円~50万円 | 1万円~5万円 |
51万円~90万円 (dカード GOLDの場合100万円以内) |
2万円~6万円 |
決められた定額返済額が口座にないと、支払いが遅延したとみなされ遅延損害金が発生してしまいます。そのため毎月10日には支払い分のお金を口座に入れておきましょう。
余裕があるときは臨時返済ができる
毎月10日に自動振替で支払うキャッシングリボですが、臨時返済で支払うこともできます。臨時返済とは自動振替とは別で、余裕があるときに任意の金額を支払う仕組みです。
臨時返済をするとキャッシングリボが繰り上げで返済できるので、金利の節約につながります。先ほど紹介したように、キャッシングリボは金利が高く設定されています。
そのため余裕があるときは、臨時返済を利用して早めの完済を目指しましょう。臨時返済はWebもしくは電話で手続きが可能で、毎月の返済額を一時的に増額できます。
臨時返済をしても手数料はかからないので、返済に余裕があるときは積極的に利用しましょう。
専門家からのコメント
リボ払いで臨時返済はとても効果的です。
それは、リボ払いの金利は高いので、その分、支払総額に占める利息の割合も大きくなっていますが、臨時返済をすることで支払総額を減らすことができるからです。
ちなみに、いくつか借入がある場合には、金利の高いものから早く臨時返済することで総支払額が少なくなります。
リボ払いは金利が高いので、余裕があるときには積極的に臨時返済をおこなうようにしましょう。
dカードのキャッシングリボの審査について
dカードのキャッシングリボを利用するためには、審査に通過しなければなりません。これは新規申込みの時も、追加で利用枠を設定するときも同様です。
またすでにキャッシング枠を設定されている方が増額を希望する場合も、クレジットカード会社が審査をおこないます。勤務先に変更がある場合は、必ず勤務先の変更をしてから手続きをおこないましょう。
キャッシングを希望すると審査は厳しくなる傾向にある
キャッシングを希望する場合、審査は厳しくなる傾向があります。キャッシングは現金がすぐ手に入るため、返済を考えずに借り入れてしまうことが多いからです。
クレジットカード会社の審査は年収・勤務先・これまでの支払い履歴などをもとにおこなわれます。審査に通過するためには、年収のアップや日々の支払いが大切ですよ。
海外キャッシングを利用するときの注意点
dカードでは海外でもキャッシングを利用することができます。
しかし、国内のキャッシングリボとは違い、利用可能金額や返済方法が大きく異なります。
- 利用可能枠が5万円~30万円
- 返済方法が元利一括返済
上記のとおり、海外キャッシングを利用すると利用枠が制限され、返済方法も一括で返済しなければなりません。
特に返済方法が一括になる点は大きな違いなので、海外キャッシングの使いすぎには注意しましょう。
dカードのキャッシングのまとめ
ここまでdカードのキャッシングリボについて解説しました。これまでの内容をまとめると以下のようになります。
- dカードのキャッシングリボはコンビニのCD・ATMや、金融機関のATMから借り入れができる
- 銀行振込でのキャッシングの場合、振り込みは3営業日後になる
- キャッシングリボは1万円単位で借り入れ可能
- 返済はリボ払いとなり金利が高い
- 海外でキャッシングを利用すると一括返済
キャッシングリボは賢く使えばとても便利な仕組みです。計画的に使ってピンチのときを乗り切りましょう。
専門家からの一言
リボ払いは、毎月一定額の支払であることから家計管理がしやすく、利用されている方も多いかと思います。
ただし、借金は家計にボディブローのようにきいてくるものです。リボ払いがどのような支払方法なのか、仕組みをしっかりと理解してから利用してください。
また、クレジットカードにより、金利や仕組みにも多少の違いがありますので、dカードのリボ払いの内容もしっかり確認しておきましょう。
なお、リボ払いの利用を繰り返すと、返済残高は減らず、返済期間は長期化、返済した元金や利息の額はいくらか把握しづらくなります。この点も注意が必要です。
2003年、「お金に強い」法律の専門家として、ご依頼者さまの安心・安全、より豊かな暮らしを追求すべく、東京都世田谷区にて、ファイナンシャルプランニング業務をも行う行政書士事務所を開設。中心業務は、個人の方の遺言書等相続対策、資産設計(資産の活用)、中小企業の方の経営・事業承継。よりよい解決のお手伝いをするためには、ご依頼者さまをよく知ることだと感じています。そのためには、ご依頼者さまとのコミュニケーション(相談業務)を大事にしています。なお、2020年よりオンラインでのご相談もお受けしております。今後も、相談業務を大事にして、ご依頼者さまとしっかりと信頼関係を築き、最後まであきらめないライフサポートをしていきたいと思っています。
投資に失敗して借金500万円以上を抱え、その後自己破産を経験しました。自分がお金で大失敗した経験から、お金の正しい知識を勉強。フリーライターとして、クレジットカード・カードローン・債務整理ジャンルの豊富な執筆経験を持っています。経験に基づいた確かな記事を執筆することが、1番の武器です。趣味は食べ歩き・人狼ゲーム・麻雀。名古屋の美味しいグルメを紹介する「リュウジの名古屋グルメブログ」も運営しています。