佐野らーめんの未来を守る「佐野らーめん予備校」とは?モノマネ芸人の似関本賢太郎さんに聞いてみた! PR

佐野らーめんの未来を守る「佐野らーめん予備校」とは?モノマネ芸人の似関本賢太郎さんに聞いてみた!

しょうゆベースの澄んだスープにコシのあるちぢれ麺が特長の佐野らーめん。ラーメン好きの方からも人気の高く、わざわざ佐野まで行って佐野らーめんを食べるというかたも多くいます。

しかし、将来の後継者不足と高齢化から佐野らーめんの未来が危機に直面しています。そこで佐野らーめんをこの先も守り続けていくために、設立された「佐野らーめん予備校」

そこで今回は佐野らーめん予備校のPR役を務めている吉本興業所属の似関本 賢太郎さんに、佐野らーめんの魅力や佐野らーめん予備校のプロジェクトについて詳しく伺いました。

佐野らーめんの未来を守り続ける「佐野らーめん予備校」

佐野らーめんの画像

―本日はお時間をいただきありがとうございます。早速ではありますが、佐野らーめんの魅力についてお聞きしたいです。

似関本 賢太郎さん(以下、似関本):
佐野らーめんはしょうゆベースの澄んだスープにコシのあるちぢれ麺が特長のラーメンです。

まずスープがとても美味しいんですけど、理由としては佐野の水が美味しいからです。佐野の水道水は100%地下水由来でミネラルが豊富です。「ラーメンはスープが命」とよく言われていますが、そのような水を使っているので、あっさりしながらもとても旨味のあるスープを作ることができています。

麺については、青竹を使って手打ちで作っています。麺の生地に気泡が入り込むことでコシがあり、スープに絡む食べごたえのある麺になっています。

チャーシューについては、佐野の水に合うため、より旨味を出すことができ、とろけるような食感でとても美味しいです。佐野の水は石灰層を抜けてきているため少し硬めなんですけど、それが肉をまろやかにする効果があると言われています。


―佐野で作るからこそ美味しいラーメンになるんですね。似関本さんがPR役を務めている佐野らーめん予備校とは、その美味しい佐野らーめんの作り方を学ぶ学校なんでしょうか。

似関本:
佐野らーめんの美味しい作り方も学べるのですが、佐野らーめん予備校とは、本気で佐野らーめん店を開業したいという人と後継者不足に悩むラーメン店主をつなぎ、佐野市への移住定住を見据えた独立起業を支援するプロジェクトのことです。

佐野市には「佐野らーめん」店が全部で約150店あります。しかし、多くの店が繁盛しているなかで、将来の後継者不足と高齢化という課題があります。

そこで佐野市では『佐野らーめん予備校』を設立しました。

後継者不足や高齢化に悩むラーメン店主と佐野らーめん店を開業したいという人とをマッチングし、佐野市への移住や独立起業をサポートします。

佐野市の大切な資産である「佐野らーめん」を守り続けていく、そしてさらに発展させていくためのプロジェクトです。


―佐野らーめんの未来をつくる重要なプロジェクトなんですね。なぜ似関本さんが佐野らーめん予備校のPR役を務めることになったんでしょうか。

似関本:
「佐野らーめん予備校」は3年間の交付金をもとに運営しているプロジェクトでして、3年間を終えたら行政の手から離れて自走化させようと考えられています。

まったくく関わらなくなるということはないみたいですが、自走化させていくために運営や企画を担っていける人材を求めていたところで、吉本興業に声がかかりました。

僕自身、将来飲食店を経営したいという思いや地方活性化に興味があったため、マネージャーからPR役の仕事を紹介してもらい、プロジェクトに魅力を感じたため引き受けさせていただきました。

ラーメン店を開業するために必要なことすべてを学べるプログラム

佐野らーめん予備校の授業風景の画像

―「佐野らーめん予備校」のプログラムの内容はどのようなものなのでしょうか。

似関本:
プログラムは「基礎研修」「本格修行」「開業サポート」の3つに分けれられています。

「基礎研修」に関してはラーメン店を開業するための基礎的なことを学んでいきます。

佐野らーめんの作り方を学ぶ「調理」、佐野らーめんの歴史や文化、成功体験談や収益構造を学ぶ「基本知識」、開業するにあたり必要な各種申請や手続きを学ぶ「申請」、融資に必要な事業計画書の書き方や日々の原価計算のやり方などについて学ぶ「経営」、入りたくなる店舗のデザインからメニュー、集客力の高い広告方法を学ぶ「マーケティング」、スタッフの採用・育成方法やモチベーションを高める制度設計を学ぶ「採用・育成」、必要な接客マナーを学ぶ「サービス」を学ぶことができます。


―いざ、ラーメン店を開業しようとラーメン店で修行しても、経営やマーケティングなどに関わることはなかなか学べないと思うので、開業する際に必要なすべてのことを学ぶことができるのは魅力的ですね。


似関本:
ただ、開業・承継してほしいのではなく、開業・承継して成功してほしい、佐野らーめんを守り続けてほしいという思いがあるので、全面的にサポートしています。

また、このプロジェクトには地元の金融機関もサポートに入ってきてくれてまして、融資のメニュー等も考えてくれています。地域全体として「佐野らーめん予備校」を成功させたいという思いがあります。


―佐野の方々の佐野らーめんへの思いが伝わってきますね。それでは本格修行はどういった内容なのでしょうか。

似関本:実際にお店に行って修行をしてもらい本格的な技術を学んでいただきます。期間や内容はその人のレベルに合わせて個別に設定します。

また、働き方はお店によってもバラバラで、アルバイトとして働く場合もあれば、正社員として働く場合もあります。

これは余談ですが、すごい条件が良いところだと、長くても1日9時間勤務で週休二日、社会保険完備で月の給与が30万円というお店もあるんですよ。

修行と聞くと、お金がもらえないのではないかと不安に思う方もいますが、給与がもらえて、かつ、本格的な修行を体験することができる、とてもいい機会ではないでしょうか。

そして最後のプログラムの「開業サポート」ですが、開業希望者と承継希望者をつなぎ、承継・独立をする際に必要な各種手続きをサポートします。

全体的にかなり充実したプログラムとなっていますが、始まったばかりのプロジェクトで改善点はまだまだあります。今後入ってくる2期生、3期生にはさらに魅力的なプロジェクトを提供していきたいですね。

佐野は住みやすく魅力たっぷりな街

佐野市地域おこし協力隊 似関本賢太郎さん

―かなり充実のプログラム内容ですね。ただ、どんなにラーメン店を開業したいという思いがあっても、街の雰囲気が合わないとなかなか続けていくのは難しいかなと思うのですが、実際に住んでみていかがでしょうか。

似関本:
結論から言いますと、すごい住みやすい街ですし、移住サポートも充実しているので安心して移住できるのではないかと思います。

移住のサポートですと、若者移住奨励金というものがあり、佐野らーめん予備校の参加者にも10万円のサポートがあります。

研修費用として約10万円かかるんですが、奨励金が出れば実質無料で研修を受けることができます。そのほか、移住先の住居の紹介や子育て関係の相談も受け付けています。

僕自身友達とかまったくいないなかで移住してきましたけど、移住に困ることは全部サポートしてくれたので何も困りませんでした。また、予備校生になったら休みの日は僕とキャッチボールしましょう(笑)。


―移住サポートが充実していると安心して移住することができますね。


似関本:
そうですよね。また、自動車交通の便も非常に優れており、東北自動車道と北関東自動車道が東西南北に向かっているのでどこ行くのにも非常に便利です。高速道路のバスターミナルもありまして、王子まで60分、東京駅までは90分で行くことができます。自分の車でも1時間ちょっとで都内に行くことができます。

関東平野の端にあるので平野部と山間部どちらも楽しむことができ、自然が融合された街です。ここ最近ではテレワークが増えてきて、移住を検討していると言った相談も増えているみたいなのですが、車の便がよくて自然を楽しむことができる佐野がいいと言ってくれる方が多いようです。

移住サポートも充実しており、交通の便がよくて自然を楽しめるという魅力たっぷりなのですが、佐野はおいしい食べ物もたくさんあります。

蒸したジャガイモを串刺しにして揚げた後、特製ソースをかけて仕上げた「いもフライ」や、ソースに漬けこんだ鶏肉で作る「佐野黒から揚げ」などはご当地グルメで非常に美味しいです。食が美味しいので毎日が楽しいです。

いままで、大阪、東京、埼玉、佐野と住んできましたが、お世辞抜きで佐野が一番住みやすいですね!

必死のパッチでぜひ挑戦してほしい

佐野市地域おこし協力隊 似関本賢太郎さん

佐野らーめん予備校PR役にどのような思いを持って活動しているのでしょうか。

似関本:
佐野らーめんを盛り上げて、今後1億円プレイヤーになるような人材をどんどん輩出していきたいと考えています。そして市が悩んでいる人口減少とかも解決していきたいですね。

その手段として今YoutubeチャンネルやPR役としての専用Twitterも立ち上げています。


―1億円プレイヤーは夢がありますね。それでは最後に佐野らーめん予備校に応募を検討している方へのメッセージをお願いします。

似関本:
少しでも挑戦したいという思いがあるなら、ぜひ応募してみてください。僕の主観や感情なんですけど、やりたいことをやらずに後悔するというのはすごいもったいないと思います。

僕はもともと消防士だったんですけど、今よしもとで芸人をしています。99%の人が反対することだと思うんですけど、やりたい事をやっているのでとても楽しいですし、何も後悔していません。

地方に移住してなにかに挑戦したい方や、将来お店やらーめん屋さんを開業したい方はぜひ参加していただいて夢のある生活を掴んでいただきたいです。

チャレンジしてくれる方には、僕含めてたくさんの方が全力でサポートするので、行列のできる人気の佐野らーめん屋さんを「必死のパッチ」で目指していきましょう。

ちなみに「必死のパッチ」は僕がモノマネしている関本賢太郎さんの名言で「精一杯頑張っていこう」という意味です(笑)。


―本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました!

佐野らーめん予備校 募集要項
応募資格
・年齢、性別、経験不問
・研修参加にあたり、健康状態に不安のない方
・佐野市に移住していただける方(時期は個別に相談)
・反社会勢力および反社会勢力関係者でないこと
募集定員
第2期生として5名程度
※定員を超えた場合は、書類選考の上、面談にて決定させていただきます
※選考結果についてのお問い合わせはご遠慮ください
募集期間 未定
※決まり次第、佐野らーめん予備校 公式ホームページ、似関本賢太郎 公式Twitterより告知いたします
応募方法 佐野らーめん予備校 公式ホームページの応募フォームより応募
研修費用 「基礎研修」「本格修行」「開業サポート(一部)」まで含めた費用として99,800円(税込)
※佐野市へ移住した時点で研修費用相当(10万円)の奨励金が申請できます
※一部ご要望に応じて別途費用をいただくオプションプログラムがあります
提出書類
履歴書、職務経歴書
決定通知
2021年3月初旬(予定)
研修開始 2021年4月2日(予定)

吉本興業所属/3代目栃木県住みます芸人/佐野市地域おこし協力隊/佐野らーめん予備校PR役

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2019年に株式会社サイバーエージェントに入社。 クレジットカード、キャッシュレス、カードローンの記事作成を担当。 愛用クレジットカードは楽天ゴールドカードでネットショッピングでは楽天市場を利用するようにしている。楽天ペイ、楽天Edyも使っており、楽天のダイヤモンド会員を維持している。最近はスマホを楽天モバイルに変えるか悩んでいる。 ヤフーカードやPayPay、Kyashなども利用しており、お得にポイントを貯めることが趣味。

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