佐賀県白石町は自然豊かな町!ふるさと納税返礼品や町の魅力について担当者に聞いてみた!
佐賀県の南部に位置する白石町(しろいしちょう)は、山と平野、川と海といった美しく個性豊かな自然が一体となって暮らせる町です。
今回は、白石町の特産品や観光名所について、白石町商工観光課の川﨑 玲奈(かわさき れな)さんにお話を伺いました。近年注目されている「ふるさと納税」の人気返礼品についてもお聞きしていますので、ふるさと納税の寄附先を探している方もぜひ参考にしてみてください。
白石町はレンコンと玉ねぎの生産が盛んな町
―本日はよろしくお願いいたします。まずは、白石町の概要についてご説明をお願いいたします。
川﨑 玲奈(以下、川﨑):こちらこそよろしくお願いいたします。白石町は佐賀県の南部に位置している町で、2005年の1月1日に旧白石町と福富町、有明町の3町が合併してできた町です。
東には海苔の養殖が盛んな有明海、西には杵島山(きしまやま)があり、町全体には白石平野が広がっています。
有明海に面しているということで、白石平野の土壌は、ミネラルを豊富に含んでおり、農業に適しています。そのため、昔から農業が盛んな町で、あまり知られていないのですが、レンコンや玉ねぎは、全国第2位の生産量となっています(※)。
白石町には魅力的な返礼品がたくさんある
―やはり、ふるさと納税の返礼品としても、レンコンや玉ねぎは人気なのでしょうか。
川﨑:レンコンや玉ねぎは不動の人気ですね。とくに春先には、新玉ねぎはリピーターの方も多いですね。
タマネギは、日持ちするように、乾燥させてから出荷するのですが、新玉ねぎは、乾燥させずに出荷します。そのため、非常にみずみずしく、甘みがあり、辛味が少ないのが特徴です。
辛味が少なく甘いので、生のまま食べるのがおすすめですよ!
―玉ねぎを生のまま食べられるんですね。佐賀県といえば、いちごもおいしいイメージがあるのですが、白石町の返礼品にもいちごはあるのでしょうか。
川﨑:「さがほのか」や「いちごさん」は返礼品として出しており、人気です。また、果実が白い「白いちご」と呼ばれるいちごも人気ですね。「淡雪(あわゆき)」や「パールホワイト」という品種があります。どれも甘くて、とてもおいしいですよ。
―白いちごは珍しい品種で高級なイメージがあるので、返礼品として楽しめるのは魅力ですね。ほかにはどのような人気の返礼品があるのでしょうか。
川﨑:この地域のブランド牛である、白石牛も人気ですね。赤身と脂身のバランスがとても良い黒毛和種と、赤身がしっかりとした乳用種ホルスタインのミックス牛です。霜降りの程度が程よく、とてもおいしいです。
白石町の豊かな自然が魅力な観光名所
―白石町には魅力的な特産品がたくさんありますね!白石町には魅力的な観光スポットもあるのでしょうか。
川﨑:歌垣公園はぜひ行ってみてほしいですね。
冒頭でお伝えしたとおり、町の西側に杵島山があり、その中腹あたりに歌垣公園があります。約7万本のつつじが植えられており、4月に咲き乱れ、花見客でにぎわっております。
「歌垣」とは、春と秋の年2回、若い男女が神々の住まう山に集まり、短歌等で互いの思いを伝えあう古代の行事のことで、歌垣公園は古くから歌垣がおこなわれていた場所でした。現代のプロポーズに近いものだと思います。日本三大歌垣(茨城県筑波山、大阪府歌垣山とともに)のひとつにも数えられています。
また、歌垣公園の西にある、犬山岳の頂上には「肥前犬山城展望所」があります。晴天時、山頂からの白石平野の眺めは最高で、晴天のときは有明海が一望できます。
―現在でもプロポーズされる方はいるんですか?
川﨑:聞いたことはないですね(笑)。
思いを伝え合う人はあまりいないとは思うのですが、つつじの開花時期はご夫婦やカップルをよくお見かけします。歌垣公園では、毎年、三十一文字コンテストという短歌のコンテストを実施しております。「愛」をテーマにして全国から短歌を募集して、入賞作品は歌碑を建立しているのですが、心に響く内容が多いです。
―ぜひ行ってみたいですね!
川﨑:ありがとうございます。他には、縫ノ池(ぬいのいけ)という池が有名です。
縫ノ池は、40年間に渡り水が湧き出ず枯れていましたが、平成13年に復活しました。清らかな湧き水は「金妙水(きんみょうすい)」とも呼ばれ、多くの方が水汲みに訪れています。
地元の方も縫ノ池をこれからも大事にしようということで、地域活性化や自然環境の保全活動をおこなおうと地域住民全員参加の「縫ノ池湧水会」を平成14年に発足させました。
毎年、地元住民の皆さんで組織する「縫ノ池湧水会」による、キャンドルナイト、釣り大会、秋の茶会など様々な魅力的なイベントが開催されます。
メタセコイアというかなり大きい木が池の近くに立っているのですが、風がない時は、池を挟んで木の反対側から写真を撮ると、幻想的な写真を撮ることができます。Instagramで写真をあげる方も多く、写真スポットとして注目を集めています。
写真スポットでいうと、桜の里という桜の名所もあります。林道沿いの600本の桜の帯が目を引き、県の景観百選にも選ばれている人気の花見スポットです。
春は花見客で賑わっていますね。
道の駅では白石町の食材を楽しむことができる
―魅力的な観光スポットも数多くある町なんですね。最近では「道の駅」もできたと聞いたのですが、どんなお店が入っているのでしょうか。
川﨑:道の駅は2019年にオープンしました。
1階は、直売コーナーとファストフード店があります。直売コーナーには、町の特産品である農産物や海産物、それらを使った加工品を並べています。
2階はレストランになっており、白石町の食材を使った料理を楽しむことができます。
基本的には白石町内で作られたものを販売するっていうコンセプトなんですけど、そればっかりでは商品が足りない時期が出てくるので、最近は佐賀県内の他の道の駅から取り寄せた交流商品も販売しています。
2021年度中に有明海沿岸道路に福富インターができるのですが、道の駅の近くにあるので、さらに道の駅が盛り上がると考えております。
白石町の返礼品は自信を持っておすすめしたい
―たくさんのお話をありがとうございます。最後に、読者の皆さまへメッセージをお願いいたします。
川﨑:白石町の返礼品は、自信を持っておすすめできるものです。ぜひ一度体験していただいて、気に入ってくだされば、リピーターになっていただければと思います。そして、お友達や近所の方におすすめしていただきたいですね(笑)。
ふるさと納税をきっかけに、白石町のことを好きになってくださった方は、先ほど紹介した観光スポットにも足を伸ばしていただければと思います。
―本日はありがとうございました。
白石町商工観光課 主事
2019年に株式会社サイバーエージェントに入社。 クレジットカード、キャッシュレス、カードローンの記事作成を担当。 愛用クレジットカードは楽天ゴールドカードでネットショッピングでは楽天市場を利用するようにしている。楽天ペイ、楽天Edyも使っており、楽天のダイヤモンド会員を維持している。最近はスマホを楽天モバイルに変えるか悩んでいる。 ヤフーカードやPayPay、Kyashなども利用しており、お得にポイントを貯めることが趣味。