大地の恵みも海の幸も自慢!青森県中泊町のふるさと納税返礼品についてインタビュー PR

大地の恵みも海の幸も自慢!青森県中泊町のふるさと納税返礼品についてインタビュー

青森県の津軽半島に位置する中泊町。「農業の町」と「漁業の町」が合併してできたこのまちは、肥沃な大地で生産される農産物と日本海で水揚げされる魅力的な海産物が揃っています。

今回は、中泊町の人気のふるさと納税返礼品や寄附金の使い道などについて、中泊町総合戦略課の佐々木一哉さんにお話を伺いました。

おいしい食べ物と美しい景色が魅力の中泊町

中泊町のイメージ画像

―本日はよろしくお願いします。まずは、中泊町について教えていただけますか?

中泊町は、大きく2つの地域に分かれています。津軽半島の中心に位置する中里地域と、日本海の沿岸に位置する小泊地域の飛び地で構成されています。

内陸の中里地域は、農業が盛んな地域で、お米、トマト、ブルーベリーなどの農産物が生産されています。

海沿いの小泊地域は、平地のほとんどが海に面していて、漁業が盛んな地域です。

対照的な地域ですが農産物と海産物どちらも豊富なのが、中泊町の魅力です。

―観光名所についてご紹介いただけますか?

中里地域では、ストーブ列車が有名です。

隣の五所川原市とは津軽鉄道でつながっており、中泊町の津軽中里駅は終着駅です。

冬季限定で運行されるストーブ列車は、冬の風物詩となっており、各地からたくさんの観光客の方がいらっしゃいます。車内には石炭ストーブが置かれ、昔懐かしい雰囲気が味わえます。雪の中を走る列車はとても風情があり、乗るのも楽しいですし、列車の写真を撮影される方も多いです。

また、津軽平野の中心に「こめ米(まい)ロード」という道路が通っています。田んぼの中を走る1本の広域農道です。

こめ米ロードでは、美しい田園風景を楽しむことができます。夏は苗の緑、秋は稲穂の黄金色、冬は雪で真っ白になり、四季でさまざまな表情を見せてくれます。

ストーブ列車のイメージ画像

小泊地域は、国道339号線の「竜泊ライン」という日本海を横目に険しい坂道を登っていくドライブコースがあります。竜泊ラインから、権現崎という岬の一体は津軽国定公園として指定されています。ドライブや釣りを楽しむ方が多いです。

つづら折りの急こう配を登りきると眺瞰台(ちょうかんだい)という展望台があり、そこからも景色が一望できます。

秋は紅葉がきれいで、季節ごとに景色の変化を楽しめ、ドライバーやバイカーの方から人気のスポットとなっています。

竜泊ラインのイメージ画像

―特産品についてご紹介いただけますか?

代表する特産品は、お米です。お米は返礼品としても人気です。

小泊地域では、いか、まぐろ、メバルなどの海産物が水揚げされます。

町内の飲食店では、「中泊メバル膳」を提供しています。内容は煮付けとお刺身、中泊町産のお米を使うなど、統一のルールがあり、どのお店でもおいしいメバル膳が提供できるような取り組みを行っています。公式サイトもあり、飲食店一覧もご確認いただけます。確実に食べたい方は予約がおすすめです。

メバル膳のイメージ画像

食べ比べセットや定期便など種類も充実!中泊町産のお米

お米のイメージ画像

―中泊町のふるさと納税について伺います。どのような返礼品が人気ですか?

一番人気があるのは、特産品でもあるお米です。中泊町は田んぼがたくさんあり、町内で生産されたお米を返礼品として取り扱っています。

つがるロマン、まっしぐらといった品種をはじめ、有機JAS認証を取得している有機米や玄米、量の違いなどさまざまなバリエーションをご用意しています。

つがるロマンは、青森県のブランド米で、コシヒカリなどに類似した品種です。程よい粘りとさっぱりとした味わいが特徴です。

まっしぐらは適度な弾力で粘り気が少なく粒がしっかりしているため、カレーや汁物と相性がよい品種です。

2品種入りもあるので、食べ比べも楽しめます。

また、定期便も人気があります。

最近は、米不足で購入したくてもできないという状況も伺います。ぜひ、ふるさと納税を活用して、中泊町のおいしいお米を食べていただきたいです。

お米はリピーターの方も多く、一度食べておいしかったので、追加で定期便をお申し込みされる方もいらっしゃいます。

寄附をしていただいた方からは、「おいしかった」「リピートします」のようなうれしいお声をいただくことが多いです。

身が引き締まり、旨味が凝縮した「天然活黒あわび」

あわびのイメージ画像

―他にはどのような返礼品が人気ですか?

黒あわびも人気があります。中泊町産の天然黒あわびを生きたままの状態でお届けします。

南の地域のあわびと比べると小ぶりなものも多いのですが、北の海で身が引き締まることにより、コリコリした食感が楽しめます。また、昆布などの海藻によって旨味が凝縮されているのが特徴です。

鮮度のいい黒あわびをぜひ味わっていただきたいです。

原料から丹精込めてつくられた「有機米みそ」

有機米みそのイメージ画像

他には、「有機米みそ」も人気です。

有機米を使った生味噌で、町内の事業者さんが有機栽培した米や大豆を使用しています。木の樽で仕込んでからは、奥津軽の気候でゆっくりと発酵、熟成させてつくられています。

有機JAS認証を取得している商品です。

中泊町で丁寧につくられたこだわりの味噌です。

青森県一の水揚げ量!高級魚として知られる「ウスメバル」

ウスメバルのイメージ画像

―ご担当者様のおすすめの返礼品はありますか?

メバルがおすすめです。中泊町のウスメバルの水揚げ量は、県内一を誇ります。東京などでも「津軽海峡メバル」という呼び名で、高級魚として市場に出ることがあります。

中泊町で漁獲されたメバルを新鮮な状態でお届けします。お刺身や煮付け、焼き魚などどんな料理でもおいしいです。

町内では、メバルを使った商品もつくられています。一夜干しやメバルをアヒージョにした「メバージョ」、アクアパッツァ風の「メバッツァ」という缶詰などユニークな商品もあります。

大正時代の美しいステンドグラスが残る「宮越家」のフリーパス入場券

宮越家のイメージ画像

―他におすすめの返礼品はありますか?

観光名所のひとつに「宮越家」があり、こちらのフリーパス入場券を返礼品として取り扱っています。

こちらには、大石武学流庭園、枯山水庭園、池泉庭園の3種類から構成される庭園と大正時代につくられたステンドグラスを有する離れがあります。有名なステンドグラス作家によって制作された貴重な作品です。

写真を見ると合成ではないのかと思うほど美しく、非日常を味わえます。

宮越家のイメージ画像

寄附金を活用し、まち独自の英語教育を実施

―ふるさと納税寄附金の使い道を教えてください。

最近では、教育や人づくりのために多く活用させていただいています。

町内のこども園の運用事業として、0歳児から保育料無償化を行いました。

また、小学校の英語教育の一環として、インターネットメタバースを通じて海外の学校とつながり、子どもたち同士の交流などを行うプログラムも進めています。英語を教えるというよりは、交流も含めた取り組みで実際に現地の子どもたちと話す実用的な英語の学習です。

メタバースの技術に触れる機会にもなり、さまざまな面で子どもたちの刺激になると思っています。

さらに返礼品を増やし、まちの魅力発信と寄附者の満足度向上につなげたい

―今後の目標や計画などがありましたらお聞かせください。

返礼品の品目をもっと増やしたいと考えています。今はお米が人気ですが、他の農産物や海産物なども豊富で返礼品として取り扱いできていないものがまだまだあると思っています。

まちの魅力発信という意味合いでも、寄附者のみなさまに満足いただくためにも、もっと多くの品を提供していきたいと考えています。

たとえば、お米をきっかけにして、「他にはどんなものがあるのだろう」とご興味を持っていただき、寄附の幅を広げていただけるようにしていきたいと思います。

―最後に、マネ会読者へメッセージをお願いします。

ふるさと納税返礼品をきっかけにして、ぜひ中泊町に来ていただければと思います。広大な自然、おいしいものが揃っています。メバルは煮付け、缶詰などの加工品もありますが、やはり現地でお刺身でも味わっていただきたいです。実際に中泊町で体験していただければうれしいです。

―本日は、貴重なお話をありがとうございました!

青森県中泊町 総合戦略課

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気になるけど、なかなか話しづらい。けどとても大事な「お金」のこと。 日々の生活の中の身近な節約術から、ちょっと難しい金融知識まで、知ってて得する、為になるお金の情報を更新していきます。

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