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音楽文化を地域から創造する―神奈川フィルハーモニー管弦楽団が目指すビジョン

音楽文化を地域から創造する―神奈川フィルハーモニー管弦楽団が目指すビジョン

神奈川フィルハーモニー管弦楽団」は1970年の創立以降、地元神奈川県をはじめ、多くの方々に長年親しまれているプロ・オーケストラです。演奏会や交流イベントを通じて音楽文化の発展に尽力している「神奈川フィル」ですが、その活動をふるさと納税でも支援できるのはご存じでしょうか。

今回は、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の田賀 浩一朗(たが こういちろう)さんに、神奈川フィルの活動内容から理念、実際に活動するなかで感じていること、そして支援方法などについて詳しくお伺いしました。

「神奈川フィル」が大切にする「地域に密着した音楽文化」とは?

ー本日はよろしくお願いいたします。早速ですが、まず神奈川フィルハーモニー管弦楽団の活動についてお聞かせいただけますか。

田賀 浩一朗さん(以下、田賀):
神奈川フィルハーモニー管弦楽団は1970年に発足し、2014年には公益財団法人へ移行したプロ・オーケストラです。神奈川県・横浜市や川崎市をはじめとする自治体や企業、個人の方よりいただいた寄附金によって活動しています。

地域に密着した音楽文化の創造」を活動理念に掲げ、地域に密着した活動を通じて、お客様のための、お客様が集まる、お客様に愛されるオーケストラを目指しています。

具体的な活動内容としては、オーケストラとしてオペラ、バレエ、レコーディングなどに出演させていただいているほか、子どもたちへの芸術教育として県内小学校でコンサートを開催しています。

そのほかにも、県内各地での特別演奏会・ボランティア演奏会など、地域に根差した活動にも積極的に取り組んでおります。

ー子どものためのコンサートを各地で開催しているとお聞きしましたが、活動の詳しい内容についてお聞かせください。

田賀:
神奈川フィルハーモニー管弦楽団では、地域に密着した活動のなかでも特に子どもたちへの芸術教育に力を入れています。

子どもの頃から豊かな情操と感性を育てることを活動目的としており、小学校から高等学校まで、授業の一環として本格的なオーケストラの演奏に触れる機会を提供しています。今では、演奏回数は毎年50回以上にもなり、年間のオーケストラ演奏活動の3分の1を占める重要な活動です。

主な活動としては、神奈川県との共催による子供のための芸術体験事業の「ゆめコンサート」、文化庁の主催で全国の小中学校の体育館で毎年20公演程度開催している「次代を担う優れた舞台芸術体験事業」、小学校を対象に開催する音楽鑑賞会「神奈川県内自治体による音楽鑑賞会」といったものがあります。

ー管弦楽に馴染みのない子どもたちの前でコンサートをおこなう際、なにか工夫されていることはありますか?

田賀:
本格的なオーケストラの演奏以外にも、校歌をオーケストラにアレンジし一緒に歌ったり、子どもたちが演奏するリコーダーやカスタネットとオーケストラの共演といった事業を行っています。

子どもたちには質の高い音楽体験をし、豊かな感性を育ててもらいたいという願いから、弊団が演奏するだけではなく、実体験を交えながら本格的な音楽に触れてもらえるよう、力を入れています。

音楽は社会生活にとって必要不可欠なもの

ー子どもたちに向けた活動以外にも、無料コンサートの開催など、地域に根差したオーケストラとして幅広い活動をされています。活動を通し、どんなことを感じられていますか?

田賀:
地域に支えられていることを感じるとともに、地域の文化の担い手であるという自負を持ちながら活動に励んでいます。

オーケストラは身近な存在だと感じてくれている方は増えつつありますが、まだ地域社会とは隔たりがあるように感じています。地域生活と密接に関係した芸術文化団体となるべく、地元スポーツ団体とのコラボレーション、ショッピングモールでの無料演奏会を開催するなど、地域の方々が気軽に音楽に触れられる機会を精力的に設けています。

ー現在では、新型コロナウイルスの影響もあり、昨年のようにはいかない面も多いかと思いますが、今年の活動を通して感じていることはありますか?

田賀:
コロナ禍にあり、演奏ができない楽団員、生演奏が聴けない方々の様子を目の当たりにして、音楽が社会生活にとってなくてはならないものだと、再認識しました。

また、コロナ禍という状況と向き合いつつ、演奏会を再開できたことに喜びを感じています。子どもたちの音楽体験事業を開催することが多い弊団としては、体育館で間近に響く生のオーケストラの音に感動する笑顔を見られることで、生活に必要不可欠な音楽を届けられていると実感できることが非常に嬉しいです。

「神奈川フィル」の活動はふるさと納税でも応援できる

ー冒頭で、神奈川フィルハーモニー管弦楽団は多くの方の寄附により活動されているとお聞きしました。支援をしたい場合、どのような方法があるのでしょうか。

田賀:
弊団への直接のご寄附、法人チケット会員としての支援などのほかに、ふるさと納税による支援もご利用いただけます。

平成24年より、神奈川県の「かながわキンタロウ寄附金(ふるさと納税)」に弊団が提唱する「あらゆる人が文化芸術に触れ笑顔になれる社会を!(オーケストラ鑑賞機会の提供)」が加わりました。

いただいた寄附は、県内の小学校、中学校や、医療施設、福祉施設等に伺い、音楽を届ける活動に使わせていただいております。

ーどのふるさと納税サイトを利用すると、神奈川フィルハーモニー管弦楽団を応援できるのでしょうか。お礼の品についても教えてください。

田賀:
ふるさとチョイス」からご支援いただけます。

お礼の品は寄附金によって異なり、30,000円の寄附で定期演奏会 A席チケット2枚、50,000円の寄附で定期演奏会 S席チケット2枚、100,000円の寄附で定期演奏会 S席チケット4枚を返礼品と用意しております。

50,000円および100,000円の寄附は、横浜で誕生したダルメシアンのキャラクター「ブルーダル」のグッズ付きとなっております。

「神奈川フィル」から音楽の素晴らしさを伝えていきたい

ーさまざまなコンサートをおこなってきた神奈川フィルハーモニー管弦楽団から見る、オーケストラによる演奏の魅力とはどんなものなのでしょうか。

田賀:
オーケストラによる演奏の魅力は、実際にコンサートにいらっしゃったお客様が一番感じられるものだと思っております。

あくまで演奏者や主催者側から感じる魅力を話すとすれば、300年以上前の芸術音楽のもとに70名ほどの演奏家が集まること。そして、指揮者(シェフ)の音楽を体現するために、それぞれの演奏家が人生をかけて一つになる様子を会場全体で楽しめることだと思います。

ーこの記事を読んだ方のなかには、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の活動が気になっている方も多いかと思います。そういった方々へのメッセージをお願いいたします。

田賀:
地域で育まれる芸術文化活動の一環として神奈川フィルハーモニー管弦楽団が存在しており、音楽の素晴らしさをオーケストラを通じて伝える活動に励んでいます。人の心に直接響く音楽を、たくさんの人たちに届けていきたいと思っています。

弊団の活動については、ホームページでも公開しています。私たちの思いや活動内容がわかる内容になっているので、ぜひご覧ください。

ー本日はお時間をいただきありがとうございました。

公益財団法人神奈川フィルハーモニー管弦楽団
事務局 営業部 広報主任

子供が大きくなったのを機に、2017年より本格的にWebライターとして始動。クレジットカードとカードローンを得意分野とし、恋愛・離婚・エンタメ系や商品紹介など、さまざまなメディアのライターを経験。誰もがわかりやすい記事を作成するのを信念に、自分の無知さや語彙力のなさに落胆しながらも、持ち前の探求心を武器に奮闘中。クレジットカードは、楽天カード・Yahooカード・地元のマイナーのカードを利用。キャッシュレスはPayPayとメルペイを利用し、家計を整理するのが目標。

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