温泉と伝統工芸のまち、石川県加賀市。ふるさと納税の返礼品をインタビュー PR

温泉と伝統工芸のまち、石川県加賀市。ふるさと納税の返礼品をインタビュー

石川県加賀市は、「加賀温泉郷」と呼ばれる3つの温泉地や九谷焼・山中漆器などの伝統工芸、江戸時代後半から明治時代に繁栄した「北前船」などの観光資源で知られるまちです。

北陸のほぼ中間に位置する加賀市は、多様な交通手段で都市圏からのアクセスも良好。豊かな自然や温泉、そして橋立漁港で水揚げされる蟹を味わいに全国から観光客が訪れます。

今回は加賀市ふるさと納税事務局の松谷さんと大久保さんに、加賀市で人気の返礼品をご紹介いただきました。

豊かな自然と文化が魅力の石川県加賀市

山代温泉の「古総湯」建物外観画像

―本日はよろしくお願いします。まずは加賀市について教えてください。

松谷さん:加賀市は石川県の南西、福井県との県境に位置しており、海と山の両方がある自然豊かな市です。市隣にあった山中町と平成17年に合併して、現在の新加賀市になりました。

最大の特徴は、温泉地が3つあり、観光業が盛んであることではないかと思います。多くの文化人に愛されてきた「山代温泉」、1300年の歴史を誇り、俳人の松尾芭蕉も気に入っていた「山中温泉」、霊峰白山と柴山潟湖畔の眺望を望める「片山津温泉」があり、古くから親しまれてきました。

また、九谷焼や山中漆器といった伝統工芸産業、そして製造業も盛んな地域です。漆器製作ではろくろを回して成形しますが、それが発展して自転車のホイールやリムの生産にもつながりました。そのため自動車・バイク関係の部品製造を手がけるメーカーなどが事業を行っています。

―ありがとうございます。加賀市ならではのイベントも開催されていますか?

松谷さん:各温泉地でのお祭りは住民や温泉客でにぎわうイベントです。6月には家内安全・無病息災を願う山代温泉の「菖蒲湯まつり」、8月には1882年の温泉開湯を記念して行われる片山津温泉の「湯のまつり」、9月には山中温泉で唄と踊りが名物の「こいこいまつり」が開催されます。

また、江戸時代に加賀藩の支藩として大聖寺(だいしょうじ)藩を立てた前田利治公を慕って産業の発展を願うお祭り「十万石まつり」も、みこしやステージイベントなどが盛り上がる名物行事です。

加賀市のふるさと納税返礼品、一番人気は「ゆらぎタンブラー」

返礼品「ゆらぎタンブラー」5色セットの画像

―加賀市のふるさと納税についてお伺いします。まず人気の返礼品を教えていただけますか?

松谷さん:加賀市のふるさと納税で一番人気のある返礼品は、「ゆらぎタンブラー」という商品です。トライタンという新素材樹脂で作られており、「生涯割れない保証付き」となっています。

飲み口がゆるやかにカーブを描いていることで口当たりが良く、デザインも洗練されているのが魅力です。コロナ禍でお家の中のものにこだわりを持つ方が増え、人気が出てきたのではないかと感じています。

温泉地としての加賀を体験できる返礼品

山代温泉の温泉玉子画像

―温泉地ならではの返礼品もあるそうですね。

松谷さん:加賀市には温泉旅館がたくさんありますので、宿泊券も返礼品としてご用意しています。

また、山中温泉の温泉玉子も人気です。20個入りで、割れないように丁寧に梱包されており、白身も黄身も全半熟で届きます。

漆の良さが活きる工芸品の返礼品も

―伝統工芸に関する返礼品はありますか?

松谷さん:山中漆器は大量生産にも対応しており、さまざまな品物をご用意しています。漆工芸に蒔絵で装飾を施したペンダントなど、アクセサリーもあります。九谷焼はどちらかというと作家さんによる一点ものが多いですね。

身が詰まって味が濃厚なズワイガニ

石川県産加能かに(ズワイガニ)の画像

ーご担当者としてのおすすめ返礼品も教えてください。

松谷さん:加賀市内の漁港で水揚げされるズワイガニは季節ものですので、ぜひ皆さんに味わっていただきたいです。

ズワイガニのオスは体が大きく、中でも甲羅幅が9cm以上のカニは「加能ガニ」と呼ばれます。対してメスは「香箱ガニ」と呼ばれ、小ぶりながら卵が詰まっているため、オスとはまた違った味わいで人気です。

ズワイガニは11月から漁が始まり、メスの香箱ガニの漁期は年末まで、オスは3月頃までが漁期となります。

ほかにも、甘えびなどの海産物があり、こちらもおすすめです。

老舗酒蔵からスパークリング日本酒も

スパークリング日本酒「獅子の里 鮮」の画像

―大久保さんからもおすすめ返礼品はありますか?

大久保さん:江戸時代末期から山中温泉にある酒蔵で作られている「獅子の里 鮮(Sen)」という日本酒をご紹介します。こちらはスパークリングの純米吟醸酒で、例えばシャンパンが好きな方などにも親しみやすい味わいです。

市をあげて取り組む人材育成と先端技術の導入

―加賀市ふるさと納税の寄附金の使いみちについても教えてください。

松谷さん:加賀市が今力を入れているのは、人材育成と先端技術の導入です。人材育成としては、子どもそれぞれの個性を伸ばしながら教育するための費用、また社会人の学び直しやスキルアップにつながる講習・オンラインセミナーの費用補助などに寄附金を活用しています。

先端技術の導入としては、AIやドローンの活用など、先端技術の社会実装に向けて、寄附金を活用して準備を進めているところです。新しい技術を使って市民の生活を便利に、快適にしていくことを目指しています。

三方よしのふるさと納税。加賀の文化や食を堪能してほしい

―ふるさと納税や加賀市のまちづくりについて、今後の展望をお聞かせください。

松谷さん:ふるさと納税制度は、寄附する方にとっては節税になり、返礼品によって寄附先の自治体を知ることができる制度です。寄附を受けた自治体にとっては、寄附金を活用してさまざまな事業を行うことができ、返礼品を提供する事業者も売上アップにつながります。

この三方よしの制度によって、寄附された方はお得になり、自治体と事業者はまちをより良くしていけると思いますので、今後も力を入れて取り組んでいきたいです。

―最後に、読者の皆さんへメッセージをお願いします。

松谷さん:ご紹介したように加賀市には3つの温泉地があり、ふるさと納税返礼品には宿泊券もご用意しています。まずは温泉や地酒、カニなど、この地域ならではの文化や食を堪能いただけましたら幸いです。

直接お越しになるのが難しい方も、ぜひふるさと納税を通じて加賀市の特産品などの魅力を知り、体験していただけたらと思います。寄附を通じて、お得感と加賀市とのつながりを感じていただければ嬉しいです。

2024年3月からは、北陸新幹線の金沢~敦賀間の延伸開業によって、東京圏からも乗り換えなく加賀市へお越しになれます。新たなお客様も心よりお待ちしています。

―本日はご紹介いただき、ありがとうございました!

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