毎月花火が打ち上がるまち!秋田県大仙市のふるさと納税返礼品についてインタビュー PR

毎月花火が打ち上がるまち!秋田県大仙市のふるさと納税返礼品についてインタビュー

米どころとして有名な秋田県。そのなかでも大仙市は全国有数の米どころで、市内で生産されるお米は高く評価されています。また、「大曲の花火」として親しまれている全国花火競技大会が開催されるまちとしても知られています。

今回は、大仙市の人気のふるさと納税返礼品や寄附金の使い道などについて、大仙市役所移住定住促進課の高橋諒太さんにお話を伺いました。

毎月花火が打ち上がる「花火のまち」

「大曲の花火」のイメージ画像
写真提供:大仙

―本日はよろしくお願いします。まずは、大仙市について教えていただけますか?

大仙市は、2005年に8つの市町村が合併して誕生した市で、歴史としては20年ほどの新しい自治体です。

秋田県の内陸南部に位置しており、山に囲まれているので、夏は比較的暑くて湿度が高く、冬は寒くて雪が降る地域です。四季折々に自然が美しい表情を見せます。

秋田新幹線や秋田自動車道が整備されておりますし、秋田空港からも車で1時間以内で行き来することができます。多様な交通手段で県内、県外の各地と交流できるため、アクセスがいい地域です。

―特産品についてご紹介いただけますか?

特産品は、お米が有名です。大仙市は日本でも有数の米どころです。令和5年産米の市町村別の米の収穫量は東北地方でトップ、全国でも第2位です。

また、良質なお米がたくさん生産されている地域なのでお酒も非常においしいです。市内には6つの酒蔵があります。

―観光名所やイベントについてご紹介いただけますか?

大仙市は、文化財が多いまちです。「旧池田氏庭園」は、国指定名勝です。東北の三大地主として知られた池田氏が築いた池泉回遊式の日本庭園です。秋には紅葉の名所として親しまれています。

「旧池田氏庭園」のイメージ画像
写真提供:大仙

「旧本郷家住宅」は国登録有形文化財です。本郷家は明治期の秋田の三大地主で、築100年以上の主屋、内蔵、昭和初期に完成した洋館から日本庭園を眺めることができます。

最近では、2023年の将棋の竜王戦の対局会場に選ばれたことでも話題となりました。

「旧本郷家住宅」のイメージ画像
写真提供:大仙

―大仙市は、「毎月花火が打ち上がるまち」だそうですね。

夏に開催される「全国花火競技大会」は全国的に有名ですが、それ以外にも毎月花火が上がり、1年中花火を楽しむことができます。

大仙市では、打ち上げ予定をまとめた「花火暦」を作成しています。

花火暦に掲載しているもの以外にも、市内の花火業者さんが試作品を打ち上げるなど、特別なお祭りやイベントがなくても花火が上がっています。

地元の住民にとっては、普段の生活に花火がある環境は当たり前なのですが、移住された方は、「日常に花火が溶け込んでいるようだ」とよく驚かれています。それくらい日常的に花火があるまちです。

秋田で生まれたブランド米「あきたこまち」

「あきたこまち」のイメージ画像

―大仙市のふるさと納税について伺います。どのような返礼品が人気ですか?

代表する特産品でもあるお米が人気です。主な品種は「あきたこまち」です。あきたこまちは、もちもちとした食感や粘り気、甘みを感じられるという特徴があります。

大仙市が位置している、秋田県の南部で収穫されるあきたこまちは、日本穀物検定協会が発表している「米の食味ランキング」で、最高ランクの特Aの評価を何度も獲得しているお米です。

あきたこまち自体の品質が高く、知名度があるため、ふるさと納税でも新規の方とリピーターの方どちらも多く、大仙市の中心的な返礼品となっています。

ラインナップは、一般的な精米から玄米、無洗米、定期便、パックごはんなどさまざま取り揃えており、好みに応じてお選びいただけます。これからは今以上に、キロ数や定期便の回数などバリエーションを増やしていきたいと思っております。

健康管理に役立つ「タニタ」の体組成計

「タニタ」の体組成計のイメージ画像

株式会社タニタさんの体組成計も人気があります。

大仙市には、タニタさんの工場があり、全国で唯一タニタ製品を返礼品として取り扱っています。

製品は、見やすい計測の表示や毎日の測定をサポートする機能などが搭載されており、健康管理に最適です。

体組成計はバリエーション豊富ですので、用途にあわせてお選びいただければと思います。

「大曲の花火」有料観覧席のチケットは返礼品としても大人気!

「大曲の花火」のイメージ画像
写真提供:大仙

―全国花火競技大会「大曲の花火」に関連した返礼品もあるそうですね。まずは、大会について教えていただけますか?

「大曲の花火」は、毎年8月の最終土曜日に行われます。名前の通り、競技花火で単なる観光やイベントの花火大会とは一線を画しております。

全国の選りすぐりの花火師さんたちが、最高賞である「内閣総理大臣賞」をかけて競い合います。内閣総理大臣賞がある花火大会は、全国で2つしかなく、非常に権威ある大会です。

美しく輝く約18,000発の花火を観るため、毎年多くのお客様が訪れます。

また、全国唯一の「昼花火」やお客様に楽しんでいただくための「大会提供花火」も上がり、見ごたえがあります。河川敷一面に花火が打ち上がり、とても美しい光景です。

―返礼品ではどのようなものを扱っているのでしょうか?

観覧席チケットを返礼品として扱っております。毎年とても人気の返礼品です。

観覧席のみのチケット、宿泊付きのもの、特別観覧ツアーなど種類もさまざまです。


そのなかでも好評なのが、特別観覧ツアーです。1泊2日で、初日は花火の鑑賞、2日目に市内の観光を行います。大曲駅または秋田空港からの送迎付きですので、現地にお越しいただいてからの移動も安心です。2日目のツアーはスタッフが同行し、ご案内いたします。リピーターの方も多い返礼品となっております。

また、会場内に入るためにはチケットが必要ですが、一般販売では売り切れてしまって買えない、というお話もよく伺います。ふるさと納税で寄附をいただくと、座席を確保することができます。

大仙市が全国に誇る花火大会ですので、ぜひ一度返礼品を活用してお越しください。

秋田の伝統的な漬物「いぶりがっこ」

「いぶりがっこ」のイメージ画像

―ご担当者様のおすすめの返礼品はありますか?

「いぶりがっこ」という大根の漬物がおすすめです。

いぶりがっこは、秋田県の郷土料理です。今では秋田県内全域でつくられていますが、かつては県内陸部の農家でつくられていた保存食です。

全国的にも知名度がどんどん上がっており、それに伴って寄附のお申し込みも増えています。大根の旬は冬ですが、通年で取り扱っています。

パリパリとした食感で、大根の甘みや燻煙の香りが楽しめます。お酒のおつまみとしてもおいしいですし、クリームチーズとの相性も抜群です。

「味がくせになる」「前回も頼んでおいしかったからまた頼みたい」というお声をよくいただいており、ファンの方も多いです。

多くの人に愛される万能つゆ「味どうらくの里」

万能つゆ「味どうらくの里」のイメージ画像

―他におすすめの返礼品はありますか?

万能つゆ「味どうらくの里」です。

地元で愛されている万能調味料で、大仙市内では知らない人がいないくらい親しまれています。

万能つゆという名前からもわかるように、どんな料理にもあいます。例えば、お醤油代わりとしてお刺身や冷やっこにかけたり、煮物をつくる際に使ったり、めんつゆ代わりにするなど、それぞれのご家庭でいろいろな使い方をされていらっしゃいます。

製造しているのは、創業100年以上の歴史がある東北醤油株式会社さんで、大仙市に本社があります。

こちらの返礼品は、地元にゆかりのある方からの人気が特に高いです。県外ではなかなか手に入らないため、地元を離れ、いつも実家で食べていた懐かしい味付けで料理を食べたいという方からの継続した寄附を多くいただいております。

子育てや教育のために寄附金を活用

―ふるさと納税寄附金の使い道を教えてください。

6つの分野から使い道を指定いただけます。なかでも多く活用させていただいているのは子育て関連の事業です。

スポーツや芸術などさまざまな分野で活躍している方を「夢の先生」として 市内の小中学校に招き、子どもたちの学びの機会をつくる「夢教室」や防災教育、読書活動の推進などに活用させていただきました。

ふるさと納税を通じて大仙市に関わる人を増やしたい

―今後の目標や計画などがありましたらお聞かせください。

大仙市は、全国的にはまだ知名度が低いと感じていますので、ふるさと納税という制度を通じて市のPRをしていきたいと思っております。

その上で、関係人口、交流人口など、大仙市に関わる方がひとりでも増えたらうれしいですし、さらには移住者も増えるように、私たちも頑張っていきたいです。

―最後に、マネ会読者へメッセージをお願いします。

全国に誇るお米、花火に関する返礼品を中心に他にもご紹介しきれないほどの数々の返礼品をご用意しておりますので、ぜひ一度サイトや市のホームページをご覧いただければと思います。

―本日は、貴重なお話をありがとうございました!

秋田県大仙市役所 移住定住促進課

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気になるけど、なかなか話しづらい。けどとても大事な「お金」のこと。 日々の生活の中の身近な節約術から、ちょっと難しい金融知識まで、知ってて得する、為になるお金の情報を更新していきます。

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