毛利元就ゆかりの広島県安芸高田市!地域の魅力が詰まったふるさと納税返礼品をご紹介
広島県安芸高田市は広島市に隣接しており、地元の魅力を活かしたまちづくりをしています。戦国大名・毛利元就ゆかりの土地であり、サッカーチーム「サンフレッチェ広島」の練習拠点もある場所です。
そんな安芸高田市のふるさと納税返礼品には、毛利元就やサンフレッチェ広島に由来する商品や、地元の美味しいグルメも並びます。
今回は、安芸高田市の特徴とふるさと納税返礼品をご紹介します。
土地の魅力が息づく広島県安芸高田市
広島県安芸高田市は広島市に隣接し、緑豊かな景観が広がるまちです。2004年3月に6つのまちが合併して、現在の安芸高田市となりました。
安芸高田市では現在、4つの基本方向を掲げてまちづくりをしています。
基本方向 | 内容 |
---|---|
1.快適で賑わいあるまちづくり |
・個性あるまちづくり ・定住と交流のネットワークづくり ・安全で快適な生活環境の創造 |
2.心豊かで創造性に富んだまちづくり |
・参加と協働によるまちづくり ・子どもや女性が生き生きと活動できる環境づくり ・生涯学習社会の形成 ・文化・スポーツ・リクリエーションの振興 |
3.人と環境にやさしいまちづくり |
・人権が大切にされる地域社会の創造 ・保険・医療の充実 ・社会全体で支える福祉の充実 ・環境との共生 |
4.多彩な生産と交流のまちづくり |
・産業の振興 ・交流ネットワークづくり |
歴史にスポーツ、神楽。安芸高田市は見どころたくさん
安芸高田市には有名な戦国大名・毛利元就にゆかりのある史跡や、サッカーとハンドボールのトップチームの拠点があります。
また、ひろしま安芸高田神楽として今もなお22の神楽団が活動し、地域に根付いた神楽の聖地でもあります。
戦国大名・毛利元就ゆかりの場所
安芸高田市は戦国大名・毛利元就が生まれた場所であり、関連する史跡が今も残っています。
郡山城は広島城が築城されるまでは毛利氏の居城として使われ、山全体を城郭化した山城でした。現在はその城跡が残り、国指定史跡や日本100名城に選ばれています。
毛利元就といえば、一本ではたやすく折れる矢も、束ねると折れないと子どもたちに伝えた「三本の矢」の訓話も有名です。
安芸高田市には三本の矢の伝説を記念した「三矢の訓跡碑」が戦後に建てられ、協同一致の精神や元就の人物像を伝えています。
また、元就の死後、火葬されたと伝わる「伝元就火葬場跡」や一族の墓所も郡山城跡周辺に残り、郡山山麓にある清神社は毛利氏に篤く信仰されました。
安芸高田市歴史民俗博物館では、毛利氏に関連する中世の資料も展示しており、地域の歴史も知れるスポットです。
プロサッカーとハンドボール実業団チーム
安芸高田市にはJリーグのサッカーチーム「サンフレッチェ広島」が練習拠点として使う安芸高田市サッカー公園があり、サッカーとも縁の深いまちです。
チーム名は毛利元就の訓話に由来しており、日本語の「3」とイタリア語の「フレッチェ(矢)」を合せた造語から付けられました。
ほかにも、広島県民市民・行政・財界の三位一体や、「技術・戦術・体力」の三要素、「心・技・体」の三原則にもつながる要素があります。
サンフレッチェ広島の選手たちは毎年、毛利氏が篤く信仰していたという清神社で必勝祈願しています。
また、安芸高田市には日本有数のハンドボール実業団チーム「安芸高田わくながハンドボールクラブ」もあるまちです。
有名な監督や選手からハンドボールの指導を受けられる環境を整え、地域でのハンドボール普及、強化に注力しています。
安芸高田の神楽
神楽の聖地である安芸高田市では、市内にある22の神楽団が伝統の舞を継承し、秋の祭で神楽が舞われます。
安芸高田の神楽は華麗で色鮮やかな演出と圧倒的な演劇性、そして見る者を魅了するスピード感で人気です。
開催月 | 大会名 | 開催場所 |
---|---|---|
9月 |
安芸高田こども神楽発表大会 美土里神楽発表大会 |
美土里町/神楽門前湯治村 |
10月 | 高宮神楽まつり | 高宮町/ハーモニー広場 |
祭のとき以外も、ほぼ毎週末、神楽門前湯治村の神楽ドームやかむくら座では神楽を鑑賞できます。
神楽門前湯治村は懐かしい街並みを再現した、天然温泉や宿泊所、飲食店などが並ぶ観光スポットです。神楽面絵付け体験や神楽グッズ作成体験もでき、気軽に神楽に触れられます。
安芸高田市のふるさと納税返礼品
安芸高田市へのふるさと納税は、各種ふるさと納税サイトから申し込めます。ほかにも、FAXやメール、郵送でも受け付けており、広島の名物や安芸高田市で生産・製造された品々が返礼品として受け取れます。
由緒あるブランド牛・広島和牛「元就」
毛利元就が統一した中国地方は、武器に欠かせない製鉄が行われていた場所です。そのため、製鉄資材を運ぶ牛の飼育も盛んであり、牛を育てていた経緯から、現代和牛のルーツとなりました。
由緒ある血統のブランド広島和牛「元就」のお肉も、安芸高田市のふるさと納税返礼品に並んでいます。すき焼きやしゃぶしゃぶ、ステーキ肉などを楽しめ、お肉好きにおすすめの返礼品です。
広島熟成どり・広島赤鶏
和牛だけでなく、広島熟成どりや広島赤鶏といった鶏肉も、広島ならではの返礼品として用意されています。
広島熟成どりは熟成処理を施し、旨みとプリプリの食感を引き出した鶏肉です。肉質は柔らかく、ジューシーな味わいを楽しめます。
広島赤鶏は、通常よりも長い期間かけて飼育し、引き締まった肉質をしています。脂身が程よく、バランスの良い美味しさを味わえます。
広島熟成どり、広島赤鶏ともに、広島県内の飲食店などで使われている食材です。返礼品として取り寄せれば、ご当地食材を自宅でも楽しめます。
また、大容量のお肉が届くものもあり、日々の食卓に上る食材としてもおすすめです。
広島県内や安芸高田市内で作られたお米
安芸高田市で作られた「こしひかり」や広島県民米「あきろまん」などのお米も、返礼品として選べます。
お米の返礼品のなかには、売上の一部がサンフレッチェ広島の支援になる「サンフレッチェ応援米」もあり、サポーターの方におすすめしたい返礼品です。
サンフレッチェ応援米には、サンフレッチェ広島の練習拠点である、安芸高田市吉田町で育った「あきさかり」が詰められています。
古代米で作る「縄文あいす」
安芸高田市で作られる古代米を使い、卵を使わずに作る「縄文あいす」も人気の返礼品です。
縄文あいすは、ミルクベースの味に古代米のプチプチ食感が特徴。定番フレーバーだけでなく、地元のお茶を使った「えびす茶」や、大吟醸を使った「神の蔵」、甘さと苦さを掛け合わせた大人向けの「キャラメル」などのフレーバーもあります。
また、縄文あいすを最中ではさんだ「縄文あいすもなか」もあり、甘い物好きな方におすすめしたい返礼品です。
安芸高田市の工場で製造される商品
安芸高田市に製造工場があるメーカーの商品も、ふるさと納税の返礼品として選べるようになっています。
タリーズや伊藤園などの缶コーヒーを作る工場が安芸高田市にあるため、缶コーヒーをケースでもらえる返礼品も用意されています。好みの飲料が返礼品になっているなら、まとめて入手できておすすめです。
また、寝具メーカー・ドリームベッドの工場も安芸高田市にあり、マットレスが高級な返礼品のひとつとして並んでいます。
安芸高田市へのふるさと納税は7つの用途で活用
安芸高田市へのふるさと納税で集まった寄附金は、現在7つの用途で活用されています。
使いみち | 内容 |
---|---|
安芸高田市サッカー公園整備プロジェクト | サンフレッチェ広島・ユースの練習場の整備や、サッカー公園の魅力化に活用 |
人が輝く ふるさとづくり事業 | 地域振興組織支援事業や、地域イベント支援事業などに活用 |
子どもの笑顔があふれる ふるさとづくり事業 | 保育・教育の環境整備事業や、放課後児童クラブ・子ども教室の充実などに活用 |
高齢者が安心して いきいきと暮らせる ふるさとづくり事業 | 敬老会・老人クラブ等生きがい活動の支援事業や、介護予防事業などに活用 |
歴史と文化の香り高い ふるさとづくり事業 | 文化・芸術の振興事業や神楽・はやし田等の伝承事業、緑豊かな環境の形成に資する森づくり事業などに活用 |
スポーツ活動が盛んな ふるさとづくり事業 | サンフレッチェ広島の応援事業や、レオリック(ハンドボールクラブ)の応援事業、土師ダム及びその周辺を活用したカヌー・BMX(自転車競技)の振興事業、市民の生涯スポーツ推進事業などに活用 |
市長お任せ事業 | - |
また、2018年7月に西日本豪雨災害が発生した際は、災害支援寄附を受け付け、復興事業にも活用しています。災害支援寄附では総額500万円近くが集まり、災害発生時に使う給水タンクやコンテナ、備品などの整備に使われました。
ふるさと納税で安芸高田市に寄附した人からは、より良いまちづくりの実現や市の取り組みが県全体、日本全体に広まることを期待し、応援する声が寄せられています。
まとめ
広島県安芸高田市は広島市と隣接するまちで、歴史や文化が残り、サッカーとハンドボールチームの拠点としても知られています。
ふるさと納税の返礼品には、市内・県内で生産された商品がならび、毛利元就やサンフレッチェ広島に関連するものもあり注目です。
安芸高田市の魅力を感じられる返礼品に興味を持った方は、ふるさと納税の寄附先に安芸高田市を検討してみましょう。
暮らしに関わるお金の知識を強化するため、FP技能検定に挑戦し、2021年に独学で2級FP技能検定に合格。学んだ知識を活かし、暮らしやお金に関する記事を執筆しています。