貯金ができなくて悩んでいる女性に朗報! あなたにピッタリな発明品「ヒモ貯金箱」が完成しました
こんにちは、発明家の藤原麻里菜です。「歩くたびにおっぱいが大きくなるマシーン」や「全自動だーれだマシーン」など天才的な発明品を作ってきました。私自身の「とりあえずモテたい」「誰かに愛されたい」という思いを込めて、日々、工作しています。
さて、すべての女性は、漠然と「ヒモを養いたい」という欲望を抱えていますよね。
ヒモというのは極端にいうと、「女性に養われる男性」のことを指します。役者の卵、バンドマン、お笑い芸人……夢に向かってアルバイトをしながら頑張っている男性を、経済的に自立した女性が手助けすること。私が億万長者になったら、すべての若手俳優をヒモにしたいと思っています。しかし、今はまだお金がない……。ということで、こんなものを閃きました。
ヒモ貯金箱
です。ヒモを養っている気分を感じながら、お金も貯まる一石二鳥のアイディア!
さっそく、作っていきましょう。
さっそく作る
やはり、ただの貯金箱では養っている気分が感じられないので、100円ショップで600円で販売されている発泡スチロールのマネキンを使います。
誰かに見られたら終わりな光景ですが、自分に従順なヒモを作るためなので、頑張ります。
お金を入れる穴を開けたら、よりお金を貯めたくなる仕組みを作っていきます。
今回使うのは、こちらのMESHというデバイス。スマホのアプリとこのデバイスだけで、複雑な電子工作がすごく簡単にできる優れものです。
▼ MESH:遊び心を形にできる、アプリとつなげるブロック形状の電子タグ
小銭を入れると、振動を感知し、音声が再生される仕組みになっています。
さらに、物がセンサーを遮ると反応するMESHを取り付けました。お札を入れると、別の音声が再生されます。
さらに、アレをこうして……いろいろアレして……
完成です!
完成!
それでは、動かしてみましょう!
使用する
まず、小銭をいれてみます。
「えへへ……バンド頑張ってね……」
続いて、お札を入れてみます。
「えへへへ……わたしもしゅき……」
ちなみに、万札を2枚入れると……。
「ずっと一緒にいようね」と言いながら、抱きついてきてくれます。
「バンドが売れたら結婚してくれるんだよね? ずっと待ってるから」
でも……
もっとヒモ感欲しいですよね……?
ということで、とっておきの機能をつけました。
「今月、苦しいから、もう小銭しかないや……」
「少なくてごめんね……」
といって、小銭を10回連続でいれると……
どっかにいっちゃう機能です。
「待って……! ライブのチケットノルマ立て替えるから……!」
「どこいったんだろう……ひょっとして……」
「やっぱり、ここにいた……」
おわりに
ということで、貯金ができなくて悩んでいる女性にピッタリな発明品ができました。寂しい一人暮らしのお共にも良いですし、普通にラジコンとして遊ぶのもいいんじゃないでしょうか。欲しい方には、10万円でお売りします。売り上げは、もちろん全額貯金します!
あ、やっぱiPhone 7買います。
ちなみに、どっかにいっちゃったヒモは……
万札を入れると止まります。
2013年から、YouTubeチャンネル「無駄づくり」を開始し、無駄なものを作り続ける。Googleが主催するYouTubeNextUp入賞(2016年)。ライターとしては、第三回オモコロ杯未来賞、週刊SPA!「今読むべきブログ21選」、おもしろ記事大賞佳作など。横浜出身。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。ガールズバーの面接では「帰れ」と言われた。