手軽に資産運用を始められる「みんなの年金」とは?特徴やメリットをご紹介
老後の年金問題がたびたび話題になっている昨今、「将来年金だけで生活ができるか心配」などの理由から資産運用を始める方が増えています。
しかし、なかには資産運用を始めたいと思いつつも初期費用の高さが気になってしまい、行動に移せていない方もいらっしゃるでしょう。
このような方には、低コストで手軽に始められる不動産クラウドファンディング「みんなの年金」がおすすめです。この記事では、みんなの年金の特徴やメリット・デメリット、利用の流れについてご紹介します。
「みんなの年金」は低コストで始められる不動産クラウドファンディング
みんなの年金は、株式会社ネクサスエージェントが提供する不動産クラウドファンディングです。不動産特定共同事業者として大阪府から認定を受けています。
「年金問題を解決したい」という想いをきっかけに生まれたサービスで、低リスク・低コスト・低労力で資産運用を始められるのが特徴です。
出資金は不動産の取得に利用され、取得した不動産を賃貸運用または売却することで得た利益の一部を投資家に分配する仕組みになっています。必要な初期費用は最低1口10万円とハードルが低く、まとまった資金がない方でも気軽に資産運用を始められます。
また、2023年5月時点で元本割遅滞入金ゼロ、累計調達金額9億700万円、過去ファンドはすべて年利回り8.0%維持、56号まで調達完了という実績があるため、資産運用に不安がある方でも安心です。
公開されるファンドは即日完売するほど人気の商品ばかりです。とはいえ、毎月2回ほど出資のチャンスがあるため、安心して応募ができます。
みんなの年金の主な特徴
みんなの年金は、主に下記のような特徴を持っているサービスです。
- 分配金は年金に合わせて奇数月に支払われる
- 運用するのは不動産価格が下がりにくいエリアのマンション
- WEBからスムーズに口座開設、出資ができる
以下ではそれぞれの特徴について、詳しい内容をご紹介します。
分配金は年金に合わせて奇数月に支払われる
インカム型のファンドは、年6回ある奇数月に分配金が支払われる仕組みとなっています。
ちなみに、公的年金が振り込まれるのは偶数月です。みんなの年金を活用すれば公的年金・分配金を合わせて毎月お金が振り込まれるため、生活資金の管理がしやすくなります。
なお、出資した元本は最終分配予定月に償還されます。
キャピタル型のファンドは、運用終了後1ヵ月以内に一括で償還されます。
運用するのは不動産価格が下がりにくいエリアのマンション
みんなの年金で運用する主な不動産は、東京・名古屋・大阪・福岡エリアのマンションです。
東京・名古屋・大阪・福岡の都市部エリアの物件は需要が高く、不動産価格が下がりにくいです。その分元本の損失が起こりにくいため、価格の下落によるリスクが心配な方でも安心して始められます。
WEBからスムーズに口座開設・出資ができる
みんなの年金では投資口座預託形式を採用しており、出資はWEB上のマイページ内にある専用の投資口座からおこなえます。事前に投資口座に入金し、ファンドが販売された際、入金した資金を使って出資する仕組みです。
出資に必要な投資口座は、WEB上で払戻口座を登録すると自動的に開設されます。出資配当金や未投資金の引き出しも、WEB上からいつでもおこなうことが可能です。
また、未出資金管理には、信託銀行を活用した「信託保全」を採用しています。
信託保全は、自己の財産と顧客との財産を区分する分別管理の一種です。信託銀行に信託をすることで、株式会社ネクサスエージェントに万が一のことがあった場合でも投資家の資産は保全されます。
例えば、万が一会社が倒産した場合、未出資金は外部弁護士をとおして返却されます。この仕組みにより、投資家は資金を失うリスクを回避しながら資産運用に取り組むことができます。
みんなの年金を活用するメリット・デメリット
みんなの年金に限らず、資産運用を始めるかどうかはメリット・デメリットを把握したうえで検討することが重要です。ここでは、みんなの年金を活用するメリット・デメリットを順番に解説します。
メリット
まずはみんなの年金を活用するメリットから見ていきましょう。
- 年利回り平均8.0%の高水準
- まとまった資金がなくても気軽に不動産の運営に参加できる
- 景気に左右されにくい
- 優先劣後システムを採用しているためリスクが少ない
先述したように、みんなの年金の過去ファンドはすべて年利回り平均8.0%の高水準を維持しています。リスクが低いにもかかわらず大きなリターンを得られるのは、みんなの年金ならではのメリットです。
また、最低1口10万円から始められるうえ、必要な手間も少ないです。大きな資金を用意するのが難しい方や普段忙しい方でも、気軽に不動産の運営に参加できます。
このほか、景気に左右されにくい点もメリットの一つです。みんなの年金は長期的に安定した賃貸事業を目的としており、景気の動向に振り回されることなく資産運用に取り組めます。
また、優先劣後システムを採用しているため、投資家が出資した優先出資枠は、賃貸利益の受け取り・償還時の出資金返還において、劣後出資者(株式会社ネクサスエージェント)より優先されます。
そのため下落分が劣後出資枠以内であれば、投資家の利益・出資元本に影響はなく、出資元本の安全性が優先的に守られます。
デメリット
続いて、みんなの年金を活用するデメリットをご紹介します。
- すぐに換金できない
- 天災によるリスクがある
- 相続税に関する節税効果はない
みんなの年金を活用する場合、原則として契約期間の満了日まで出資金の返還はされません。返還されるのは契約満了日から2ヵ月以内なので、「すぐに換金できないと困る」という方にとってはデメリットになります。
また、不動産を運用する以上は、地震や台風などの天災リスクが少なからず生じます。天災によって建物が損害した場合、対象不動産の評価額が下落する可能性があります。
みんなの年金を利用する流れ
みんなの年金は、WEBから簡単に申し込みの手続きをおこなえます。申し込み〜配当までの大まかな流れは下記のとおりです。
- パソコンやスマホから会員登録をおこなう
- 本人確認をおこない、投資家登録をする
- 専用のマイページで払戻口座の登録をする
- 払戻口座の登録後に自動的に開設される投資口座に入金する
- 販売されているファンドに出資する
- ファンドの出資完了後に契約書が電子交付されるので確認する
- 配当予定日に配当金が振り込まれる
なお、配当金はマイページにある投資口座に振り込まれるため、次のファンドの出資金として利用することもできます。また、資産の運用状況はマイページからいつでも確認可能です。
まとめ
資産運用は「リスクが高そうで怖い」というイメージを持たれやすいですが、低リスクかつ1口10万円から始められるみんなの年金なら安心して始めることができます。資産運用を検討している方は、ぜひこの機会にみんなの年金を活用してみてください。
なお、株式会社ネクサスエージェントでは「イエリーチ」と呼ばれる別事業も運営しており、モデルの貴島明日香さんを起用したTVCMが話題を集めています。みんなの年金を利用するうえで株式会社ネクサスエージェントの魅力や特徴を把握しておきたい方は、視聴してみると良いでしょう。
作曲・編曲などの仕事を経て、専業ライターに。音楽系の記事が得意と思われがちですが、金融・ビジネスに関するテーマが一番得意です。自身が経済的に苦労した経験を活かし、誰よりも分かりやすくお金の知識をお届けします。他にもプログラミング、webデザイン、VODなど様々なジャンルの記事を執筆しています。趣味はプログラミング・アニメ・旅行・ギターの演奏・ミルクティーの飲み比べ。投資にも興味があり、お金の上手な使い方を勉強中です。