ベンチャー投資のメリットや注意点とは?株式会社FUNDINNOにインタビュー PR

ベンチャー投資のメリットや注意点とは?株式会社FUNDINNOにインタビュー

将来のために「資産運用」を行うのが一般的になりつつある現在、株式投資・FX・不動産投資など、その方法はさまざまです。

そのなかでも株式投資による資産運用の方法は広く知られていますが、上場企業だけでなくベンチャー企業へも投資できるのをご存知でしょうか?

今回は、ファイナンシャルリターンだけではないベンチャー企業投資のメリットや注意点について、株式会社FUNDINNOの向井さんにお話を伺いました。

フェアに挑戦できる、未来を創る、株式会社FUNDINNO

ファンディーノ株式会社の資料

ー本日はよろしくお願いします。まず御社の沿革や主な事業内容について教えてください。

当社は「フェアに挑戦できる、未来を創る」というビジョンを掲げ、ベンチャー企業やスタートアップ企業を支援する会社です。

代表の一人である柴原は、アメリカのシリコンバレーでファイナンスを学び、実際にスタートアップ企業が立ち上がるところを見てきました。

そのなかで、国内で起業する場合には「資金を集めにくい」といった課題があると感じ、共同代表の大浦と共に株式会社FUNDINNOを立ち上げるに至ります。

また当社では、国内のベンチャー企業における課題を解決するために主に3つのビジネスを進めています。

1つ目は株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」です。主に個人の投資家の方が、ベンチャー企業に対して10万円前後から小口で分散投資できるサービスです。

2017年に立ち上げて以来、約12万人の方に登録していただき、300件超のプロジェクトが成功。約96億円の資金集めに成功し、業界シェアは約8割とNo.1の実績となっております。

2つ目の事業は、ベンチャー企業の株式売買を行う「FUNDINNO MARKET」です。ベンチャー企業には上場企業のように株式市場はなかったので、この事業によって、国内で初めてオンラインによるベンチャー企業の株式売買を可能にしています。

2023年3月17日時点で10銘柄まで増え、約1万人の方にご参加いただいております。

ここまでの2つの事業は、資金面でベンチャー企業を支援する事業ですが、3つ目の事業はベンチャー企業の経営管理ツール「FUNDOOR」です。

このツールは弁護士監修の経営管理プラットフォームで、株主管理、株主総会、財務管理・IR配信などの業務をワンプラットフォームでサポートします。少人数で運営していることの多いベンチャー企業にとって利便性の高いサービスではないでしょうか。

さらに、4つ目のサービスとして昨年スタートしたのが、比較的近い将来、上場が期待されるスタートアップにエンジェル投資ができる「FUNDINNO PLUS+」です。

このサービスは、IPOやM&Aの可能性が比較的高いミドル・レイターステージの企業を中心に本格的なエンジェル投資ができるサービスです。これまで一部のVCや海外機関投資家等「プロ」に限られてきたマーケットに投資機会を提供します。

今後も日本のベンチャー企業・スタートアップ企業が飛躍しやすい環境を整えるべく新しい事業を立ち上げていき、ビジョン達成に向けて展開していきます。

ベンチャー企業への投資とは

お話する向井さんの様子

―上場企業への投資とベンチャー企業への投資にはどのような違いがあるのでしょうか?

上場企業の投資は証券会社を通して売買することができ、平日の決まった時間であればいつでもやりとりすることができるなど、さまざまな制度や仕組みが整っているのが特徴です。

株式投資型クラウドファンディングでのベンチャー企業への投資は、上場企業のように出資したいタイミングで投資ができるわけではありません。基本的には、ベンチャー企業が投資を募った一定期間にのみ投資することができます。

―ベンチャー投資ならではのメリットにはどのようなことがありますか?

ご投資先の企業が成長していく様子をIR情報から確認し、楽しんでいただけるところが、ベンチャー企業やスタートアップ企業に投資するメリットの一つだと思います。

また、「エンジェル税制」という所得税や株式譲渡益から投資額のほとんどを控除できる優遇税制の制度も、ご投資銘柄によってはご活用いただけます。

そして、これから成長するベンチャー企業への投資により、株価が低めの時にご投資いただくことで、リスクはありますがハイリターンを獲得できる可能性もあると言えます。


当社の実績としては、上場企業が1社出ただけでなく、その他にも
FUNDINNO MARKETにて、7倍以上の高倍率(「FUNDINNO」での第1回目募集時との比較)で取引される事例も出てきております。

ベンチャー企業投資を始める前に確認してほしいこと

ベンチャー企業を投資で応援の資料

ーベンチャー企業の将来性を見極めるポイントはありますか?

将来性を見極めるのは本当に難しいところですが、投資する前に見ていただきたいポイントについては、FUNDINNO の各社の募集ページに細かく記載しておりますので、確認していただきたいです。

少しだけお伝えすると、例えば、社長プロフィールなどから、「起業の経験があるのか」、ない場合には「その会社が展開する事業のプロフェッショナルであるか」「これまでどのような事業に従事していたのか」などを確認していただくと良いと思います。

またクラウドファンディングで投資を始める時には、その会社の事業に対する思いや課題、今後の成長性はもちろんのこと、財務情報もしっかりと掲載されているので、目を通していただきたいです。

事業計画の数字を見ていただき、「本当に達成し得るのか」を確認したうえで投資を決めていただければと思います。

なお、FUNDIINOでご紹介しているベンチャー企業については、金融商品取引法に基づいた厳正なる審査を通過した企業ですが、企業の将来性に関しては、100%ということはありません。

そのため「この
事業や社長だったら応援したいので、万が一のことがあっても許せるかもしれない」「成功したら一緒に喜べる」といったところも含めて、銘柄選定をしていただけるとより良いのではないでしょうか。

―ベンチャー企業への投資において、制限などはあるのでしょうか?

当社で展開しているベンチャー企業に投資できるサービスには、律に基づいた制限がいくつかあります。

まずは、投資を行う方には「投資家審査」を受けていただき、投資経験等について質問させていただきます。また投資家の方が1社に対して投資できる金額は、1年間で50万円までです。

一方で、「FUNDINNO PLUS+」では、「特定投資家」というプロ投資家の方を対象に、年間の上限等なく投資できる仕組みとなっております。

投資は分散投資から始める

お話されている向井さん

ーこれから投資を始める方に向けてアドバイスをお願いします。

初めてベンチャー投資をする時には、分散投資を心がけていただきたいですね。

ご自身が資産運用をしようと考えている金額があると思いますが、まずはそのごく一部を使って初めてみてください。

そのなかでも、投資するベンチャー企業・スタートアップ企業を分散していただくと、1社に万が一のことがあってもほかの会社が育っていく可能性もありますよね。

最初はこのようにリスクを上げず、始めていただくと良いのではないでしょうか。

ー読者の方へのメッセージをお願いします。

ベンチャー企業への投資はまだ日本に根付いていません。そもそも、株式投資自体も国際的にみれば日本はまだ成長途中といった状況だと思います。

ベンチャー企業・スタートアップ企業には、未来につながる事業に取り組んでいる企業さんも多くいるので、企業の成長を応援する「体験型の投資」と捉えていただき、企業を見ていただければと思います。

弊社のサイトにはさまざまなビジネスをする企業を見ることができるので、まずはベンチャー企業・スタートアップ企業を見てみるところから始めていただければ、大変うれしいです。

当社はスマホやPCから気軽にご投資いただけるので、日本全国の企業が利用してくださり、すでに、300以上のプロジェクトが資金調達に成功しています。

「ご当地ベンチャー企業を応援していこう」という目線でも楽しんでいただけるサービスだと思うので、「ご自身のふるさとのベンチャー企業を応援する」という目線でも見ていただけるとうれしいです。

―今回はお話いただき、ありがとうございました。

株式会社ファンディーノ

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気になるけど、なかなか話しづらい。けどとても大事な「お金」のこと。 日々の生活の中の身近な節約術から、ちょっと難しい金融知識まで、知ってて得する、為になるお金の情報を更新していきます。

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