注目の株式投資スクールとは?「ファイナンシャルアカデミー」にインタビュー!
ファイナンシャルアカデミーは、貯蓄や家計管理など身近なお金のことから資産運用まで総合的に学べるマネースクールを運営しています。2002年の創立から累計71万人の方がー独自のカリキュラムで、お金について学んできました。
今回は、同校のスクール統括責任者である木村謙吾さんに株式投資スクールについてお話を伺いました。
「人生と社会を豊かにするお金との付き合い方」を学ぶ総合マネースクール
―本日はよろしくお願いします。早速ですが、ファイナンシャルアカデミーについて教えていただけますか。
ファイナンシャルアカデミーは、貯蓄や家計管理といった身近な生活の中のお金から、株式投資や不動産投資といった資産運用、会計、経済など、人生と社会を豊かにするお金との付き合い方を学ぶ総合マネースクールです。
「すべての人に、お金の教養を。」というミッションを掲げて運営しており、2002年に創立してから今年で21年目になります。これまで、累計71万人の方に当校のオリジナルカリキュラムで学んでいただいています。
―創立から21年とのことですが、こうした総合マネースクールを設立された経緯を教えていただけますか?
当校代表の泉が、創立前に数々のマネーセミナーに参加したのがきっかけです。会社員から独立してIT事業で起業していた泉が「自分にはお金の知識が欠けている」と感じたことがきっかけで、いろいろなマネーセミナーに参加したのですが、そういったセミナーでは、必ず金融商品や不動産の販売がセットになっていました。
結局は金融商品を売るための営業トークとしての、偏った話しか聞けずに終わってしまったみたいで。このままだと、本当に自分がやりたいことを叶えられないし、お金の問題解決ができないと感じ、中立的な立場でお金の知識を教えてくれる人を集めて、セミナーを始めたのが当校の成り立ちです。
そういった背景もあり、当校は絶対的な中立性にこだわって、金融商品の販売や紹介などは一切やらずに、受講生からいただく授業料だけで運営を続けてきました。
金融商品の販売や紹介などを行わず、生活者にとって本当の意味でフェアな知識を伝えるという一貫したコンセプトに共感してくださった受講生や講師、スタッフが集まって今のファイナンシャルアカデミーがあります。
目的に合わせて選べる5つの「スクール」
―現在のファイナンシャルアカデミーでは、どのようなことが学べるのでしょうか?
当校は、受講生の目的や学習スタイルに合わせてさまざまなカリキュラムを用意していますが、中でも中心となるコースとして5つの「メインスクール」があります。
株式投資スクール、不動産投資スクール、投資信託スクール、お金の教養スクール、定年後設計スクールです。資産運用を学ぶものと、家計管理を学ぶものという2つの軸で展開しています。
―5つのメインスクールのうち、人気のコースを教えてください。
受講生が一番多いのは「株式投資スクール」ですね。近年、資産運用に関心を持つ方が増えていますし、資産運用というと「株」をイメージされる方が多いです。
10年くらい前は、株式投資というと経済に興味のある男性が取り組むようなイメージが強かったと思います。ここ最近は本当に年齢層も幅広くなってきましたし、資産運用や経済に関心のなかった全くの初心者の方にも興味を持っていただくことが増えました。
政府が「貯蓄から投資へ」という政策を掲げたことが影響していると思います。2024年から制度が拡充される新NISAも話題ですし、iDeCoもここ数年で大きく普及しましたね。
そういった政府の後押しもあり、少額から始められる資産運用が増えたことで株式投資を始めるハードルが下がったのだと感じています。
―年齢層も幅広くなってきたとのことですが、現在の受講生に多い世代は?
やはり30〜40代の方が多いですね。次いで50代。一番若い方ですと高校2年生、最年長で75歳の方が受講されています。本当に幅広い世代の方が資産運用に関心を持つようになったことを実感します。高校のシラバスに金融経済の教育が入ったことで、若年層の金融に対するリテラシーも大きく変化してくると思いますね。
将来、自分が本当にやりたいことが決まっている場合、お金の不安を取り除いておけたら、より「やりたいこと」に集中できますよね。お金のことは、資産運用で賄っていこうという考えを持っている若い方も増えています。
実際、若い受講生に話を聞いてみると、将来はプロのゲーマーになりたいからお金は自分で運用できるようにしておきたい、という考えで受講を決めたそうです。
―とても現実的で堅実な考え方ですね。では、人気の株式投資スクールでは具体的にどのようなことが学べるのでしょうか?
株式投資スクールでは、安定して利益を出すための知識と、再現性のあるノウハウを教えています。知識として学ぶだけではなく、実践型の講義も用意しています。
そもそもの株の仕組みや銘柄の選び方、企業が開示している決算書の読み方、売買のタイミングなど、株式投資に必要なノウハウを体系的に、知識ゼロからでも学ぶことができるようになっています。
自身の判断基準を身につけることが大切
―株式投資を含めて、資産運用が学べるコンテンツは世の中にたくさんあると思います。スクールで学ぶメリットはどのような点にありますか?
株式投資を始める理由に「成果を出したい」というがほとんですが、何も勉強しない状態で取り組むと失敗することが非常に多いです。株式投資は8割の投資家が損をしていると言われています。
株式投資で失敗している人の多くは、感覚で売買したり、中途半端な知識で取引を続けたりして、資金を減らしてしまいドロップアウトします。
おっしゃる通り、株式投資に関する書籍や無料の動画なども世の中にたくさんありますが、それを見たときに情報の正しさや良し悪しをしっかり自身で判断ができるかどうかが大切です。
人によって投資スタイルはそれぞれですから、自分の中での物差し、判断基準を身につけることが、スクールに通って基礎から学ぶことの大きな強みだと思いますね。
書籍や動画もうまく使えば、役立つコンテンツだと思います。ただ、これだけ情報が溢れているなかで、正しい情報を見抜き、どのような場面でも自分自身で判断ができるようになることがスクールで学ぶメリットではないでしょうか。
当校のスクールでは、独自のカリキュラムで体系的に学べますし、株式投資を実践し、実際に成果を出している講師に直接教えてもらえるのも効率的だと思います。講師は、現役で活躍している投資家だったり、専門家だったりするので。そういった専門知識を持つ講師から、生きた知識を学ぶことができるのもメリットですね。
―ファイナンシャルアカデミーの株式投資スクールは、どのような方におすすめですか?
株式投資は株の売買を繰り返していくことで資産を増やすのが得意な資産運用です。雪だるまを転がしながら大きくしていくようなイメージですね。
定年後の資金をしっかり作っていきたいだとか、ある程度まとまったお金を使って不安を解消していきたいだとか、今より少しゆとりのある生活を築きたい方におすすめですね。
企業が一気に成長する瞬間を感じられるところが、株式投資の魅力だと思います。そういったことに興味がある方にも合っているのではないでしょうか。
あとは、しっかりリスクを抑えながら安定的に利益を出して、資産を大きく増やしていきたい方、過去に自己流で株式投資をして損をしてしまったことのある方、なんとなく始めてみた方や、人に勧められたものを買っている方には、とてもおすすめですね。
―周りがiDeCoやNISAを始めたと聞いて、なんとなく投資を始めてみた方も多そうですね。
そうですね。ただ、「なんとなくやってみる」というのはあまりおすすめできません。「習うより、慣れろ」の感覚で投資を始める方も少なくないと思いますが、そういう状態でやってしまうと、実際に株価が動いたときにどう対処するのが正解なのかがわかりません。
そもそも、投資は「なんとなく」でうまくいくようなものではないんですよ。やはり土台となる知識があって、その上で自分なりの判断基準があってこそ利益を積み重ねていけるんです。それがないと、株価の値動きに翻弄された挙句、あまりうまく行かずに辞めてしまう、という結果になる可能性が高いです。それだと結局、資産も増えませんし、もったいないなと思いますね。
なので、まずは基本的な知識やノウハウをしっかりと勉強して、少額から実践していくのがおすすめです。受講生の方も大体、最初は10〜30万円くらいからスタートされる方が多いです。
―少額からであれば、何かあったときの精神的なダメージも小さいですね。
そうですね。株式投資は、基本的なところを勉強すると自分でどのくらいお金を増やすことができるのかという感覚がつかめてきます。例えば、学校の勉強でもテストでどのくらい点数が取れるかっていうのが自分の得意科目、苦手科目でわかるじゃないですか。
「このくらい勉強したから、このくらいは点数が取れるかな」みたいな。大体、どのくらいの期間で自分の手元でこのくらいまでは資産を増やせそうだなというのがおおよそ分かってきます。
もう少し、知識を深めてお金を増やすペースを上げてみようとか、このまま長く安定的に続けていこうとか、将来的な計画も精度が高くなりますよね。人生の選択肢が広がっていくので、そういった意味で基礎をしっかり学んでおくことをおすすめします。
―受講生からの反響はいかがですか?
毎回、授業の後にアンケートをお願いしているのですが、いつも前向きな感想をいただきますね。「授業で学んだ内容を実践しながら取り組んでいます」とか、「興味深い内容で毎回授業が楽しみです」とか。
ひとつ共通しているのは、資産運用に対する印象の変化です。みなさん、授業で学ばれる前は少なからず、資産運用に対して不安がある状態です。
とにかく学ぶことで自身の資産を減らさないようにしたいと思っている人が多いのですが、授業を通して株式投資について学んでいくと「株式投資って楽しい」という印象に変わっていきます。ここが、毎回見ていて面白い変化だなと感じます。
受講生の反響としては、やはり学ぶことによって本来の面白さや楽しみに気づいて、どんどん前のめりになっていく姿が見られるところですね。
「お金の教養」が人生設計の手がかりに
―株式投資を始めたいと思っている方にアドバイスはありますか?
私がよくおすすめしているのは、株式投資を始めるときに、まず自分が好きなブランドや趣味で関心のあるもの、よく行く場所やレストラン、そういったものをどこの企業が運営しているのか、どこの企業が作っているのか。そういうところから調べ始めることです。
授業のなかで銘柄の推奨は行っていませんが、研究銘柄として特定の企業を取り上げることがあります。
誰もが知っているような企業でも、まだまだ成長性があることに驚く方も多いですね。日常生活と紐付けやすいので楽しみながら株式投資を続けることができます。
受講生の方が「毎日がお宝探しのようです」ともおっしゃっていました。家族との会話が増えたという方もいらっしゃいました。
―最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。
自分のなかで「自分がどういう人生を歩んでいきたいのか」をクリアにするための手掛かりとなるのが「お金の教養」です。将来のことを見据えたとき、お金に対してどのように判断していくのか、この判断軸を身につけておけば、一生繰り返し使えるものなので。ぜひ、多くの方に身につけていただきたいと思います。
当校のスクールに興味を持っていただけたら、ぜひ一度、ホームページをご覧いただけたら嬉しいですね。
―本日は、貴重なお話をありがとうございました。
ファイナンシャルアカデミー
スクール統括責任者
気になるけど、なかなか話しづらい。けどとても大事な「お金」のこと。 日々の生活の中の身近な節約術から、ちょっと難しい金融知識まで、知ってて得する、為になるお金の情報を更新していきます。