アプリダウンロード数No.1!暗号資産取引サービスCoincheckを紹介
2008年に論文が公表され、2009年に最初の暗号資産「ビットコイン」が誕生しました。以来、さまざまな暗号資産が生まれ、世界中で注目を集めています。
そして、多様な暗号資産が生まれると同時に、売買するための取引所もあちこちで登場しました。
今回は初心者にも使いやすく、アプリダウンロード数No.1を誇るコインチェック株式会社の「Coincheck」を紹介します。
コインチェック株式会社が運営する暗号資産取引所「Coincheck」
Coincheck(コインチェック)は、コインチェック株式会社が運営する暗号資産取引所です。ビットコインやイーサリアムをはじめ、さまざまな暗号資産の購入、売買、送金ができます。
取り扱っている通貨の種類は国内最大級で、500円相当からビットコインの購入が可能です。さらに、毎日または毎月、決まった金額の暗号資産を積み立てる「コインチェックつみたて」も利用できます。
金融庁に登録された暗号資産交換業者
2017年4月より国内で暗号資産と法定通貨を取り引きする、暗号資産交換業を行なうには、金融庁・財務局への登録が必要となりました。しかし、無登録で交換業をしている事業者も存在し、注意が呼びかけられています。
コインチェック株式会社は金融庁の登録を受け、法令に基づいて運営している暗号資産交換事業者です。親会社は東証プライム市場に上場しているマネックスグループであり、安心して利用できます。
複数のセキュリティ対策
安心・安全への取り組みとして、コインチェック株式会社では複数のセキュリティ対策も用意しています。
ログイン時は、ワンタイムパスワードを使った二段階認証を採用して不正ログインを防止。預けられた暗号資産はネットにつながっていないコールドウォレットで保管し、流出を防いでいます。
ハッキングに強いマルチシグの使用や、SSLで取引時のデータ通信も暗号化を図るなど、各種対策を取っています。
使いやすいアプリでダウンロードNo.1
Coincheckはスマートフォンアプリも用意しており、App StoreまたはGoogle Playからダウンロードできます。
アプリは操作性の良いすっきりとしたインターフェイスが評判で、国内の暗号資産取引アプリでは2019年~2021年において、ダウンロード数No.1を記録しました。
アプリでは口座開設から暗号資産の取り引きまでをスマートフォンで完結。本人確認書類もアプリから提出でき、最短1日で暗号資産の取り引きを始められます。
取り扱っている暗号資産の種類は国内最大級
Coincheckでは、2023年6月時点で23種類の暗号資産を取り扱っており、国内最大級の種類数を誇ります。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- リスク(LSK)
- リップル(XRP)
- ネム(XEM)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン(MONA)
- ステラルーメン(XLM)
- クアンタム(QTUM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- アイオーエスティー(IOST)
- エイジコイン(ENJ)
- オーエムジー(OMG)
- パレットトークン(PLT)
- サンド(SAND)
- ポルカドット(DOT)
- フィナンシェトークン(FNCT)
- チリーズ(CHZ)
- チェーンリンク(LINK)
- メイカー(MKR)
- ダイ(DAI)
取引所の口座を開設しても、目当ての暗号資産を扱っていないと取り引きできません。メジャーなビットコインだけでなく、マイナーな暗号資産も数多く扱っている点も、Coincheckの魅力です。
Coincheckで暗号資産の取り引きを始めるには?
Coincheckで暗号資産の取り引きを始めるには、口座開設が必要です。
手続きはスマートフォンだけで完了し、書類を郵送する手間はありません。暗号資産の取り引きを始めてみたいと思ったら、いつでも手続き可能です。
ただし、18歳未満の方や75歳以上の方、日本国外に居住している方は口座開設できません。
1,アプリをダウンロードしてアカウント登録
まずはApp StoreまたはGoogle Playから、Coincheckアプリをダウンロードし、スマートフォンへインストールしましょう。
そして、メールアドレスとパスワードを入力して、アカウントを作成します。電話番号を登録すると6桁の認証番号がSMSで届くので、届いた番号を入力してSMS認証を完了させます。
2,基本情報を入力
SMS認証が済むと、基本情報(氏名、生年月日、性別、職業、住所など)の入力に進みます。
アプリの「本人確認をする」メニューから、重要事項を確認・同意のうえ、各項目を入力します。
3,アプリで本人確認書類を提出
基本情報の入力後、アプリから「本人確認書類」のメニューへ進み、本人確認書類を提出します。
画面に表示される手持ちの本人確認書類を選択し、アプリで本人確認書類と顔を撮影して提出します。本人確認書類には、次の書類が利用可能です。
- 運転免許証(運転経歴証明書)
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- パスポート
- 在留カード(特別永住者証明書)
住民基本台帳カードも本人確認書類として提出可能ですが、アプリではなくハガキ受領での本人確認でのみ利用可能です。
提出時の撮影では、アプリ上に指示や注意点が表示されるので、確認しながら進めましょう。
本人確認書類は表面・裏面だけでなく、斜めからも撮影して厚みをチェックします。顔も正面だけでなく首を振って撮影し、本人が撮影していることを確認します。
4,審査結果をメール通知
本人確認書類の提出が済むと、内容が確認されます。
審査が完了するとメールで通知が入り、Coincheckで暗号資産を取り引きできるようになります。
Coincheckの各種取引
Coincheckでは口座開設後、暗号資産の売買や送金・受取を行えます。また、各種手続きには手数料も必要です。
日本円の入出金
暗号資産の購入には、解説したCoincheckの口座へお金を入金する必要があります。
口座への入金方法は銀行振込、コンビニ入金、クイック入金(ペイジー決済)の3つです。いずれも、スマートフォンアプリやブラウザから手続きできます。
メリット | デメリット | |
銀行振込 |
・手数料不要(銀行への振込手数料のみ) ・入金額を即時反映(一部非対応) |
・銀行口座の残高までしか入金できない |
コンビニ入金 | ・手持ちの現金を即時入金 | ・入金額に応じた手数料が必要 |
クイック入金(ペイジー決済) | ・手持ちの現金を即時入金 | ・入金額に応じた手数料が必要 |
銀行入金はコンビニATMからでも入金でき、銀行への振込手数料のみでCoincheckへの入金手数料はかかりません。また、他行口座宛に即時振込できる「モアタイムシステム」へ参加している銀行からの振込は、年末年始以外の平常時であれば24時間365日入金が反映されます。
コンビニ入金はコンビニに設置された端末から、Coincheckの口座へ日本円を入金します。全国のコンビニで手続きでき、即時に反映されるのもメリットです。ただし、入金額に応じた手数料を差し引かれます。
クイック入金(ペイジー決済)はパソコン・携帯電話・ATMから入金できます。金融機関の営業時間に関係なく入金できますが、入金額に応じた手数料が必要です。
日本円を出金する場合は出金先の銀行口座を登録のうえ、スマートフォンアプリまたはブラウザから出金手続きを行ないます。出金時の手数料は、407円必要です。
暗号資産の売買
販売所または取引所では、原則24時間いつでも暗号資産を取引できます。
販売所 | 取引所 | |
取引相手 | コインチェック株式会社 | ユーザー同士 |
売買価格 | 表示価格で売買 | 指値・逆指値での売買が可能 |
取引方法 | アプリ・ブラウザともに可能 | ブラウザのみ |
販売所ではコインチェック株式会社と暗号資産を売買しますが、取引所ではユーザー間での売買ができます。また、販売価格も取引所は指値・逆指値で売買できる点も販売所との違いです。
販売所と取引所の違いを理解して、暗号資産を売買しましょう。
暗号資産の送金・受取
暗号資産は販売所や取引所で売買するほか、他者への送金や他者からの受け取りも可能です。
自分が保有する暗号資産を送金するときは、送金先や送金目的を選択、確認します。
はじめて送金する際は、送金先の登録が必要です。自分以外へ送金する場合は、受取人の名前や住んでいる地域などを選択して登録します。また、送金時はセキュリティ対策として、認証アプリを使った二段階認証が行なわれます。
暗号資産を受け取るには入金用のアドレスを作成し、受け取りに必要なQRコードや項目を確認します。取り引きする暗号資産によっては、受取時の注意事項があるため、確認のうえ手続きを進めましょう。
手数料について
日本円の入出金や暗号資産の売買・送金・受取には所定の手数料がかかります。取引内容によって発生する手数料が異なる点を理解しておきましょう。
各種手数料 | 金額 |
銀行振込の入金手数料 |
0円 (銀行への手数料は別途) |
コンビニ入金の入金手数料 |
3万円未満・770円 3万円以上30万円以下・1,018円 (入金額から差し引き) |
クイック入金(ペイジー決済)の入金手数料 |
3万円未満・770 円 3万円以上50万円未満・1,018円 50万以上・入金額×0.11%+495円 (入金額から差し引き) |
日本円出金の手数料 | 407円 |
販売所の取引手数料 | 無料 |
販売所の手数料 |
0.1〜5.0% (カバー先またはCoincheck取引所の価格に対して) |
取引所の手数料 | 売買時の指定金額または約定金額から所定割合を差引き |
暗号資産入金手数料 | 無料 |
暗号資産送金手数料 |
暗号資産ごとに所定の手数料が発生 (Coincheckユーザー間は無料) |
まとめ
Coincheckは金融庁の登録を受けた暗号資産交換業者、コインチェック株式会社が運営する取引所サービスです。
セキュリティ体制を強化しており、アプリの使いやすさや種類豊富な暗号資産を取り扱っています。また、書類提出もアプリを使ってできるなど、口座開設から売買取引までがスマホアプリで完結するので、利用者の使いやすさも考えられているサービスです。
ビットコイン500円相当から購入できて初心者も使いやすいため、暗号資産に興味のある方はCoincheckで始めてみてはいかがでしょうか。
暮らしに関わるお金の知識を強化するため、FP技能検定に挑戦し、2021年に独学で2級FP技能検定に合格。学んだ知識を活かし、暮らしやお金に関する記事を執筆しています。