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看護師の給料は安い?給料が安い感じる理由と年収アップの方法も解説

看護師の給料は安い?給料が安い感じる理由と年収アップの方法も解説

仕事をおこなううえで給料は非常に重要な要素のひとつであり、職種や職場選びを大きく左右するでしょう。

看護師として働いている方のなかには、「給料が安い」「仕事内容に見合っていない」と感じている方もいるかもしれません。

看護師として仕事を続けていくためにも、収入をアップさせる方法があるのであれば、知っておきたいところでしょう。

この記事では、看護師の給料が安いと感じる理由や収入をアップさせる方法などについて、説明します。

収入をアップさせるために転職を検討している方に向けて、おすすめの転職サイトもいくつか紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

看護師の給料は安いって本当?

看護師の給料事情について説明する前に、大前提として看護師の給料は本当に安いのかについて、考えておく必要があります。

看護師として働いている方は「安い」という実感をお持ちのことも多いと思いますが、実際のところはどうなのでしょう。

看護師の給料は安いわけではない

結論からお伝えしておくと、看護師の給料は決して安いわけではありません。

詳しくは後述しますが、看護師の平均給与額はいわゆるサラリーマンの平均給与額と大きく変わるわけではなく、むしろ若干ではあるものの上回るほどです。

にも関わらず看護師の方が給料を安いと感じるのには、看護師ならではの理由がありそうです。

その理由について、以下で見ていきましょう。

看護師の給料が安いと感じる理由

看護師の方が給料を安いと感じる理由としては、主に以下のようなことが挙げられるでしょう。

給料が安いと感じる理由

  • 責任が重く精神的な負荷も大きい
  • 拘束時間が長い
  • 残業代が正当に受け取りにくい
  • 身体的な負荷が大きい
  • 業務時間外の勉強も必要
  • 危険手当がない

それぞれの理由について、詳しく説明します。

責任が重く精神的な負荷も大きい

看護師は医療現場で命を預かりながら仕事をしており、その責任の重さは生半可なものではありません。

また、自分の失敗やミスが患者さんの体調や病状、ひいては命に関わる状況で仕事を続けることには、大きなストレスがかかるでしょう。

場合によっては、患者やその家族、医師や同僚とのやり取りが負担になることもあるので、看護師は常にさまざまな負担やストレスを抱えながら仕事をおこなわなければならない職業なのです。

拘束時間が長い

拘束時間が長いことも、給料を安いと感じる大きな理由のひとつとして考えられるでしょう。

看護師のシフトには2交代制と3交代制がありますが、2交代制での夜勤の勤務時間は16時間にも及びます。

もちろん、少し早めに出勤して仕事の準備をおこなわなければなりませんし、シフトが終わってから残業をすることもあるので、2交代制の夜勤での拘束時間は16時間以上になるのが一般的です。

これだけの時間拘束されるわけですから、給料に不満を持つ人がいるのも無理のないことかもしれません。

残業代が正当に受け取りにくい

看護師はシフト制で働くものの、患者さんの状態などに応じて臨機応変に働く必要があるケースも多いので、残業が常態化しています。

また、引き継ぎなどのために本来の出勤時間よりも早く出勤する、「前残業」をおこなう看護師の方も多いです。

こういった業務時間外の仕事に対して残業代がきちんと支払われずに、結果としてサービス残業になってしまっているケースは少なくありません。

働いた時間に対しての報酬がきちんと支払われていないのであれば、給料が安いと感じるのも当然のことでしょう。

身体的な負荷が大きい

看護師は事務作業をするときこそデスクに座っているものの、それ以外のときは基本的に立ったまま仕事をしています。

仕事内容も患者さんの食事や入浴・排泄の介助をおこなったり、体位変換や採血・点滴交換をおこなったりと、体に負荷のかかるものが多いです。

加えて、先ほど触れたように長時間働く必要がありますし、残業も常態化しているので、身体的な負荷が非常に大きいことはいうまでもありません。

毎日へとへとになりながら働いているにも関わらず給料があまり高くないのであれば、不満を感じる方がいても不思議ではないでしょう。

業務時間外の勉強も必要

看護師が数多く在籍しているような規模の大きな病院では、研修や勉強会などが頻繁に開催されます。

医療技術は日進月歩で進化しているので、継続的に勉強をして自身の知識や技術をアップデートしていかなければ、業務に支障が出てしまう可能性もあります。

オフの時間は仕事のことを考えたくないと感じている方も多いと思いますが、看護師として働く以上はそれが難しいというのが実状です。

常に仕事のことに頭を占有されている割には、受け取っている収入が少ないと感じる方がいるのも、無理のないことでしょう。

研修や勉強会などに参加している時間には給料が発生しないことも多いので、それを不満に感じている方も多いと考えられます。

危険手当がない

医療の現場で働いている看護師は、常に病気に感染するリスクと隣り合わせになりながら働いています。

ここ最近のコロナ禍でのケースを鑑みてもわかるとおり、コロナに罹患した患者さんのケアをおこなっていた看護師の方もコロナ患者になってしまったという例は、後を絶ちませんでした。

今回のコロナ禍でこそ例外的に危険手当が出たような病院もあるようですが、一般的に看護師は危険手当の支給がないなかで働いているケースも多いです。

このように、仕事内容や勤務体系といった看護師を取り巻くさまざまな事情を考慮すると、給料が安いと感じる看護師の方が多いのも、仕方のないことなのかもしれません。

看護師の平均給与額はどれくらい?

ここで、看護師の平均給与額について確認しておきましょう。

日本看護協会がおこなった「2019年 病院看護実態調査」によると、「高卒+3年課程新卒、単身・民間アパート居住」「大卒、単身・民間アパート居住」「看護系大学大学院卒、単身・民間アパート居住」それぞれでの平均税込給与総額は、以下のとおりです(※)。

(※)参考:2019年 病院看護実態調査(日本看護協会)


区分 平均税込給与総額
高卒+3 年課程新卒、単身・民間アパート居住 264,307 円
大卒、単身・民間アパート居住 272,018 円
看護系大学大学院卒、単身・民間アパート居住 277,472 円

いずれの場合でも、金額だけ見ればそこまで低くはないように思われるかもしれません。

ただ、上述したような看護師を取り巻くさまざまな事情を鑑みると、もう少し給与を高くしてほしいというのが、看護師として働いている方の偽らざる気持ちなのでしょう。

看護師の年収をアップさせる3つの方法

看護師として働き続けていれば、給料は少しずつ上がっていくことは間違いありません。

ただ、より効果的に収入をアップさせたい場合には、以下のようなことを意識するとよいでしょう。

年収をアップさせる3つの方法

  • 専門の資格を取得する
  • 管理職になる
  • 給与が高い職場に転職する

それぞれの方法について、詳しく説明します。

専門の資格を取得する

資格を取ることで資格手当が支給される職場は多いですが、看護師も例外ではありません。

職場によって資格手当の支給対象となる資格は異なりますが、「認定看護師」「専門看護師」「ケアマネージャー」などが支給対象になっているケースが多いです。

これらの資格を取得して資格手当を受け取ることで、効率的に年収をアップさせられるでしょう。

また、資格を取得するためには勉強も必要ですが、勉強を通じて新しい知識や技術も習得できます。

その結果、これまでよりも前向きに仕事に取り組めるようになり、職場での評価・査定アップにつながることも期待できます。

管理職になる

管理職になる方法も、効率的に年収をアップさせる方法のひとつです。

看護師にとっての管理職とは、看護師長や看護部長・看護主任などを指し、ほかの看護師を統率する役割を担う立場です。

その分仕事はより大変になりますが、こういった立場になることでベースとなる基本給がアップします。

また、職場にもよりますが「役職手当」というような形で、手当が支給されるケースが多いです。

先ほど触れたような資格を取得することが昇進に有利に働くことも多いので、昇進を目指す方は資格取得から始めてみてもよいかもしれません。

給与が高い職場に転職する

資格は取得するまでに時間がかかりますし、試験があるため確実に取得できるとは限りません。

管理職を目指していても、職場の事情などによって管理職に昇進できないケースも考えられます。

そのため手っ取り早く収入を上げたい場合は、給与が高い職場に転職するとよいでしょう。

同じような働き方をしていても、働く場所や環境によって収入が大きく変わるケースがあることは、皆さんもご存じのとおりでしょう。

通いやすさや職場の雰囲気なども考慮しながら決める必要はありますが、今よりも給与が高い職場が近辺にあるのであれば、そちらへの転職も視野に入れて行動するのがおすすめです。

看護師の転職で失敗しないポイント

収入をアップさせるために転職しようと検討しても、これまでに転職経験がなければ不安を覚えるのも仕方のないことです。

看護師の方が転職する際に失敗しないためには、以下に挙げるようなことを意識するとよいでしょう。

看護師転職で失敗しないポイント

  • 離職率が高くないかを確認する
  • 給与の詳細な内訳を確認する
  • 転職先の雰囲気を見てみる

それぞれについて、詳しく説明します。

離職率が高くないかを確認する

条件のよさそうな転職先を見つけることができたら、まずはその職場の離職率を確認してみましょう。

給与が高いのに離職率が高い職場の場合、高い給与を捨ててでもそこを離職したいと考える人が多いということを意味しています。

職場によって状況は異なりますが、パワハラやセクハラがひどい、長時間の残業が常態化している、人間関係がよくないなどの理由が考えられるでしょう。

転職はエネルギーを使う行為でもあるので、短期間に何度も繰り返したくない方も多いと思います。

転職先で長く働き続けるためにも、離職率はきちんと確認したうえで職場を選びましょう。

給与の詳細な内訳を確認する

転職サイトの求人情報には、給与額が掲載されていることも多いですが、それはあくまでもひとつのモデルケースとしての給与であることも多いです。

つまり、夜勤手当や残業手当など、毎月の勤務状況によって変わる手当などの金額も含めての金額になっている可能性があるということです。

その結果、求人情報に掲載されているくらいの給与がもらえると思って転職したのに、実際に働いてみると手取りが少ないということもありえるでしょう。

基本給がどれだけかということはもちろん、毎月どのような働き方をしたら求人情報に掲載されている程度の収入を得られるのかについては、きちんと確認しておくべきです。

転職先の雰囲気を見てみる

転職サイトには「アットホームな職場です!」「和気あいあいとした雰囲気です」などのように、職場の雰囲気についてのコメントが載せられていることも多いです。

ただ、職場の雰囲気は実際に感じてみなければ、合うか合わないかはなかなかわからないものでしょう。

なので実際にその職場まで足を運んでみて、自分に合いそうな雰囲気かどうかを確認することは、非常に重要です。

自分に合わない職場に転職しても、短期間でまた「転職したい」という気持ちになることは目に見えているでしょう。

看護師におすすめの転職サイト

看護師の方が転職を検討する場合も、一般的な転職活動と同じように転職サイトで理想的な求人を探す、というのが基本的なパターンになるでしょう。

看護師の方が転職活動する際に利用するのがおすすめの転職サイトとしては、以下のようなところが挙げられます。

看護師におすすめの転職サイト

  • 看護roo!
  • レバウェル看護
  • ナース人材バンク

それぞれの転職サイトの特徴などについて、詳しく説明します。

看護roo!

看護roo!
看護roo!
おすすめポイント
  • 業界トップクラスの求人数
  • アドバイザーの質が高い
  • 職場の雰囲気を細かく教えてもらえる
公開求人数 約42,000
非公開求人数 非公開
対応地域 全国
対象年齢 全年齢
業界、職種 正看護師、准看護師、保健師、助産師

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看護roo!は、株式会社クイックが運営する看護師・看護学生のための総合サイトです。

転職を検討する場合、今よりもよい条件のところに絞って求人を探したいですが、看護roo!では月収で求人を絞り込むことができるので、効率的に求人を探すことができます。

そのほかにも、2交代制か3交代制かという軸でも求人を絞ることができるので、自分にぴったりの職場を見つけやすいでしょう。

レバウェル看護

レバウェル看護
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おすすめポイント
  • 幅広い分野の求人がある
  • キャリアアドバイザーの対応が丁寧
  • ヒアリング力が高く寄り添った求人を提案
公開求人数 約140,000
非公開求人数 非公開
対応地域 全国
対象年齢 全年齢
業界、職種 看護師、准看護師、保健師、助産師

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また、年間4,000回以上の施設訪問による取材結果の一部が公開されており、各施設の求人票から確認できるのでおすすめです。

ナース人材バンク

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  • エリアごとに専任のキャリアパートナーが対応
  • 非公開求人が充実
  • 年間利用者は10万人以上
公開求人数 約210,000
非公開求人数 非公開
対応地域 全国
対象年齢 全年齢
業界、職種 看護師、准看護師、保健師、助産師、看護学生

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また、履歴書の添削や面接対策などもおこなってくれます。

転職活動をおこなうにあたっての不安要素をなくしたうえで選考に臨めるので、自信を持って転職活動を進められるでしょう。

まとめ

看護師はほかの職種と比べても、給料が安いわけではありません。

ただ、責任が重く精神的な負荷も大きいことや拘束時間が長いことなどを鑑みると、もう少し給料を高くしてほしいと感じている看護師の方も多いでしょう。

収入をアップさせるためには、資格を取得して資格手当を受け取ることや、管理職に昇進することなどが効果的です。

また、今よりも条件のよい職場に転職することを検討してみてもよいでしょう。

転職活動の際には転職サイトを利用すると思いますので、今回ご紹介した転職サイトなども活用しながら、自分に合った職場を探しましょう。

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