看護師の転職で必要な自己PRの書き方とは?例文やポイントも解説 PR

看護師の転職で必要な自己PRの書き方とは?例文やポイントも解説

転職での応募書類を作成する際に自己PRの書き方に迷ったり、書く内容に悩んだりする人は多いでしょう。

自己PRは自分を採用側にアピールするための材料であり、重要であると同時に看護師の転職において必ずといって良いほど求められます。

自己PRが相手に響かなければ応募者の魅力も伝わらないだけでなく、採用に至らない結果に繋がってしまいます。

今回は、自分の魅力を最大限に引き出すための自己PRの書き方について例文も交えて解説します。

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目 次 更新日:
  1. 看護師の転職活動で必要な自己PRとは
  2. 看護師が自己PRを作成する手順
  3. ①応募先が求める人材像をリサーチする
  4. ②アピールできそうな自分の強みを洗い出す
  5. ③強みをアピールできるエピソードを見つける
  6. ④自己PRを書いてみる
  7. 看護師がより良い自己PRを書くためのポイント
  8. 転職先で求められている人物像を考える
  9. 印象が強く残る文章を書く
  10. 経験が浅い場合は性格の強みを伝える
  11. 転職回数が多い場合は経験や対応力をアピール
  12. 【強み別】看護師の自己PR例文
  13. 長所や強みをアピールする自己PR
  14. これまでの経験をアピールする自己PR
  15. 責任感の強さをアピールする自己PR
  16. 【状況別】看護師の自己PR例文
  17. ブランクがある時の自己PR
  18. 転職回数が多い時の自己PR
  19. 【職場別】看護師の自己PR例文
  20. 病院を希望する時の自己PR
  21. クリニックを希望する時の自己PR
  22. 【診療科別】看護師の自己PR例文
  23. 内科を希望する時の自己PR
  24. 整形外科を希望する時の自己PR
  25. 看護師の自己PRでよくある失敗
  26. 経歴や自己紹介を書いてしまう
  27. 志望動機のみを書いてしまう
  28. 文章量が少ない
  29. 長所を誇張してしまう
  30. アピールポイントを詰め込みすぎてしまう
  31. 自己PRの添削を行ってくれる看護師転職サイト
  32. 看護roo!
  33. レバウェル看護(旧:看護のお仕事)
  34. マイナビ看護師
  35. まとめ

看護師の転職活動で必要な自己PRとは

看護師の転職活動において、自己PRは面接や応募書類でよく求められます。自己PRは、応募先の施設や病院に対して自分がいかに貢献できるかを、能力や経験を根拠としてアピールし、関心を持ってもらうための「売り込みポイント」です。

求職者の価値を表現するものであり、伝え方次第では「当院で活躍できるな」「魅力がないな」と、採用担当者が合否を判断する大きな要素でもあります。

そのため、転職を志し希望する職場で働くためには、自身を効果的にアピールできる自己PRが必要不可欠であり、注意して作成しなければなりません。

実際に、学歴・職歴・志望動機などさまざまな項目がありますが、自己PRはそのなかでも最も採否を左右する項目といえるでしょう。

自己PRは採用担当者に自分の強みを知ってもらい、その病院や施設にとって有益な人材だと思ってもらうことが大きな目的です。

ただし、長所や特技をアピールするだけでは自慢話のようになってしまうでしょう。そのようにならないよう、盛り込む内容に注意し、病院や施設が求める人物像を把握することも大切です。

看護師が自己PRを作成する手順

看護師が転職活動の自己PRを作成するには、以下の手順を踏むことをおすすめします。

①応募先が求める人材像をリサーチする

まずは、応募先が求める人物像をリサーチし、自己PR作成に必要な情報を集めましょう。

たとえば、現場で頻繁に同僚や患者とのコミュニケーションが発生するため、コミュニケーション能力が求められる職場であれば、自身のコミュニケーション能力をアピールする必要があります。

また、24時間緊張感のある職場の場合、責任感や心身が強く健康であることがアピールポイントになるでしょう。

自己PRで応募先が求めていないスキルや経験をアピールしてしまうと、良い人材とは見なされない可能性があります。

まずはホームページや求人票をくまなくチェックし、応募先の人材像を把握しておきましょう。

②アピールできそうな自分の強みを洗い出す

次に、実際に自己PRで使えそうな看護師の長所や強みを洗い出す作業に移ります。

1つ前の手順である「応募先が求める人材像」が明記されていい場合、職場の仕事や勤務形態などを加味し、どんな人材が求められているのか考える必要があります。

一般的に、看護師は以下のような強みを求められることが多いと考えられます。

看護師に求められる強み
  • コミュニケーション能力
  • 心身の強さ
  • 協調性
  • 傾聴力
  • 行動力
  • 柔軟性
  • 向上心

また、自分の強みをうまく見つけられない場合、自身のネガティブな部分をポジティブに言い換えてみるとうまくいく場合があります。

たとえば、「負けず嫌い」であれば「向上心がある」、「せっかち」は「行動力や決断力がある」と言い換えることもできます。

③強みをアピールできるエピソードを見つける

面接では、面接官に自身の経験や強みをエピソードで話せると効果的です。

エピソードで伝える際は、医療機関の規模や診療科目、役職などを具体的に説明し、面接官にイメージしてもらえるようにしましょう。

また、新卒・看護師としての経験が浅い人は、看護学生時代の実習などもエピソードに入れるとよいでしょう。

そのほかにも、介護施設などでのアルバイト経験やボランティア経験など、直近で能力を発揮できた経験をエピソード化すると良いでしょう。

④自己PRを書いてみる

強みやエピソードを洗い出したら、実際に自己PRを書いてみましょう。自己PRを書く際には、以下のことに注意すると良いでしょう。

自己PRで気を付けること
  • 自己PR欄は8割程度埋める
  • 嘘のエピソードはNG
  • コピペをしない
  • 志望動機と区別する

自己PR欄は、空白が目立つと心証が悪くなります。少なくとも8割程度は埋められるようにしておきましょう。

また、嘘のエピソードやコピペしたエピソードなどは、実際の面接時に深く掘り下げられると矛盾点が生じてしまい、面接自体が台無しになる恐れもあります。

必ずオリジナルのエピソードにするよう心がけましょう。

最後に、自己PRに志望動機を入れてしまうケースが多々見受けられますが、別々に求められることもありますので、エントリーシートの段階で分けておきましょう。

看護師がより良い自己PRを書くためのポイント

自己PRに書く内容

看護師が自己PRでよりアピールできるようにするためには、書き方も工夫する必要があります。

同じ強みや長所でも、伝え方ひとつで相手に与える印象が大きく変わるためです。

また、根拠となる経験が浅い場合や転職回数が多い場合など、転職において不利になりがちな経歴がある看護師でもアピールの方法次第でプラスに変えることもできます。

ここからは看護師がより良い自己PRを書くためのポイントについて解説します。

転職先で求められている人物像を考える

自己PRの作成手順でも解説したとおり、転職先の病院ではどんな看護師が求められているのかを考えることは非常に重要です。

自分のアピールポイントが応募先の求める人物像とマッチしていなければ、いくら素晴らしい強みがあってもアピールは半減してしまいます。

例えば、急性期病棟で長く勤務しており看護技術や判断力が優れていても、精神科看護師に求められる人物像とは異なる場合が多いです。

病院の特徴や診療科によっても、必要なスキルや求められる人物像は大きく異なるため、まずはホームページや求人票などをチェックし、応募先がどういう看護師を求めているかを研究しておきましょう。

印象が強く残る文章を書く

自己PRは自分をアピールするための項目なので、印象に残るような文章を書くことも意識して書くことも大事です。

より相手に印象づける内容の自己PRを書くためには、差別化を意識してみましょう。誰でも書けそうなありきたりな文章では採用側に印象を残すことは難しいです。

ただし、長所や強み自体に独自性を見出すのは難しく、他人と重なるものも多くなってしまいます。そこで、他者との差別化を図るために経験や印象的な出来事を盛り込みます。

経験やそこから学んだものは、その人しか得られるものではなく他人は共有できません。自分だけの経験やあなただからこそ身につけられた背景を考え、差別化を図りましょう。

経験が浅い場合は性格の強みを伝える

第二新卒など、看護師として十分な経験を積んでいないため、「アピールに繋がる強みが思い付かない」と悩む看護師は少なくありません。

看護師として経験が浅い場合は、明るさや協調性など性格的な特徴を強みとしてアピールすると良いでしょう。

また、学生時代や看護師以外の前職があれば、その経験をもとに得た強みを今後の看護師としての業務に活かせるような紐付けをすることで、アピールにつながります。

看護師としての経験だけが強みとなるわけではありません。仕事に対する姿勢やコミュニケーション能力など、看護師に求められる能力は多岐に渡るため、さまざまな経験から強みを見出しましょう。

転職回数が多い場合は経験や対応力をアピール

転職回数が多い看護師は忍耐力がない、継続力がないという印象を与えてしまいがちですが、その反面いろんな経験をしたからこそ得られる能力もあります。

それぞれの職場で得られるものはあるはずなので、幅広いスキルや何事にも柔軟に対応できる対応力を強みとしてアピールするのをおすすめします。

たとえ転職の多さでマイナスイメージを持たれてしまっても、それを上回るほどの熱意や経験・スキルをアピールできれば十分に通用します。

まずはそれぞれの職場で経験したことや得られたことを書き出してまとめてみましょう。

【強み別】看護師の自己PR例文

自分が持っているスキルや経験、強みによってアピールの仕方も変わります。それぞれの持ち味を最大限に活かせる書き方が重要となるため、構成を意識するとともに伝え方や言葉の選び方も工夫する必要があります。

ここではアピールしたい強み別に看護師の自己PRの例文をご紹介します。

長所や強みをアピールする自己PR

長所や強みをアピールする際は、具体的な内容になるように5W1Hを意識し、読み手・聞き手がイメージしやすいように考えると良いでしょう。

自己PR例文

これまで5年間の小児病棟の勤務で意識していたのは、患児やご家族との信頼関係の構築です。日常的なコミュニケーションを大切にしており、辛い入院生活において少しでも不安を軽減できるようきめ細やかな対応を心掛けてまいりました。

忙しいなかでも患児と接する時間を確保してきたなかで、患児からの「ありがとう」という言葉やご家族からお礼の言葉をいただく機会もありました。これまでに得たコミュニケーションスキルで、貴院の理念である「寄り添った看護」の実現に寄与したいと思っています。

これまでの経験をアピールする自己PR

自身の経験をアピールする際は、携わった業務や職歴などを数値で表現すると分かりやすいです。その経験を活かして成し遂げたことや実績などを、エピソードとして書くと良いでしょう。

自己PR例文

急性期病棟にて5年間勤務してきた中で、患者様の状態変化を瞬時に察知し迅速な対処が求められてきました。術後管理や急性症状が起きやすい患者様が多く、さまざまなデータや客観的情報からアセスメントする能力を磨いてきました。

バイパス術後の患者様の看護を行った際、わずかな心電図波形の変化から起こりうる異常をいち早く察知し、医師へアプローチすることで重篤な状態変化に素早く対応できた経験があります。

貴院でもこの経験を活かして、観察力・洞察力をもって先を読んだ看護を心掛けたいと思います。

責任感の強さをアピールする自己PR

看護師の仕事は命に関わるため、責任感が重視されます。そのため、応募書類や面接で責任感をアピールできると良いでしょう。

自己PR例文

与えられた職務に対して最後までやり遂げる責任感が私の強みです。前職では精神科病棟で5年間勤務しており、精神障害を抱える患者様が1日も早く社会復帰できるよう、心のケアに努めてまいりました。

プライマリー制の導入により、受け持った患者様一人ひとりに対して、退院に至るまで一貫したケアを行ってきました。患者様の問題解決のため個別性に合わせたアプローチを行い、数多くの患者様の社会復帰に寄与してきました。

その取り組みが評価され、看護研究チームの牽引役として自身の事例を元に研究発表を行った経験があります。

【状況別】看護師の自己PR例文

状況別の看護師の自己PR

看護師が転職をする際、さまざまな状況や経歴での転職パターンがあり、それぞれアピールの方法が異なります。

ブランクがある場合や転職回数が多い場合に、採用側からマイナスイメージを持たれることが多いです。

しかし、アピールの方法を工夫することで強みとして示すこともできます。ここからは、ブランクがある時・転職回数が多い時の状況別における看護師の自己PRの例文を紹介します。

ブランクがある時の自己PR

ブランクがある場合は、その理由とその空白期間の行動をポジティブに評価できるように表現する必要があります。空白期間にスキルを磨いたり知識を身に付けたりすれば、採用側も評価しやすいでしょう。

自己PR例文

積極的に学び、吸収しようとする姿勢の強さが私の長所です。私は母の介護により前職を退職し、3年が経過しています。

離職中、介護の合間にて独学で認知症ケア専門士の資格を取得し、認知症看護におけるセミナーへ積極的に参加してまいりました。

離職中も専門的な知識を身に付けるよう心掛けており、常にさまざまな情報を吸収する姿勢を持ち続けています。貴院におきましてもこの学ぶ姿勢を活かし、常に成長し続ける人材として貢献したいと思います。

転職回数が多い時の自己PR

転職回数が多い場合、マイナスな印象を持たれやすいですが、さまざまな経験を積んだことをアピールポイントとして表現する必要があります。

自己PR例文

何事にも柔軟に対応できる対応力の高さが私の強みです。これまで出産や育児、転居により4回の転職経験があり、急性期病棟から精神科病棟までさまざまな職場を経験しました。

それぞれ求められるスキルが違う診療科において、全ての職場においてプリセプターや指導係として貢献できるまでに成長してきました。

今後も貴院で対応力の高さを発揮し、即戦力として業務にあたりたいと考えています。

【職場別】看護師の自己PR例文

働きたい職場によっても自己PRの書き方が変わります。それぞれの職場の特徴に合わせたアピールの仕方が重要です。

ここでは看護師が病院・クリニックを希望する際の自己PRの例文をご紹介します。

病院を希望する時の自己PR

病院で働く看護師は多く、転職先の候補に挙がりやすいでしょう。そのため、自身をアピールできるポイントを押さえておく必要があります。

自己PR例文

私はこれまで訪問看護師として5年間勤務しておりました。訪問看護では、在宅療養が必要な利用者様に対して個別性に応じたケアの実践を心掛けてまいりました。

また、基本的に一人での対応であるため、異常事態への対応力も磨いてきました。

貴院では病棟勤務となりますが、これまで培ってきた個別性に合わせたケアやアセスメント能力、急変時の対応力は十分に活かせると思っております。

クリニックを希望する時の自己PR

クリニックへの転職を希望する場合は、病院との違いを意識しつつ、自身のスキルや経験を活かせるポイントを表現しましょう。

自己PR例文

これまで5年間、慢性期病棟にて勤務してまいりました。医師や同僚看護師、他部署のスタッフとの密なコミュニケーションを行うとともに、患者様に寄り添う看護を心掛けて業務にあたりました。

患者様人一人ひとりに対して笑顔で接することで、患者様からも「あなたが担当してくれて良かった」と言葉をいただくこともありました。

貴院におきましても、患者様の不安な気持ちに寄り添い、笑顔で対話できる看護師として貢献したいと思っております。

【診療科別】看護師の自己PR例文

希望する診療科によっても求められる看護師としてのスキルや経験も変わるため、アピールすべき自己PRの書き方も変わります。ここでは内科・整形外科を希望する際の自己PRの例文についてご紹介します。

内科を希望する時の自己PR

内科を希望する場合においても、ほかの科との違いや自身のスキル・知識が役に立つ点をアピールできるように記載しましょう。

自己PR例文

前職では急性期の外科病棟に5年ほど勤めており、看護師としての基礎知識や技術においては身に付けられたと自負しております。

しかし急性期という特性上、患者様一人ひとりと密に関わりを持つことが難しい状況においても患者様と向き合い、積極的なコミュニケーションを心掛けてきました。

ある時、回復した患者様から「あの時はありがとう」と言葉をいただいた際に自分が実践してきた事の大切さを確信しました。

貴院では内科の療養型を主としており、患者様と関わる機会も多くなります。私がこれまで実践してきた、コミュニケーションを重視した寄り添う看護も貴院において十分に活かせると感じております。

整形外科を希望する時の自己PR

整形外科を希望する場合、内科や他の診療科との違いを意識することが重要です。

自己PR例文

私はこれまでリハビリテーション病院にて5年間勤務してまいりました。急性期を乗り越え、在宅復帰へ向けたリハビリ期の患者様の身体ケアを行う中で、身体管理だけではなく様々な不安の軽減や心のケアを心掛けてきました。

リハビリ期ならではの身体リスクや陥りやすい精神状態を理解し、患者様一人ひとりの状況に合わせた個別ケアを実践してきました。

貴院でも整形外科を中心に多くのリハビリが必要な患者様へのケアを行っており、私がこれまで培ってきた経験やスキルを活かし、患者様に寄り添った看護を実践していきたいと考えております。

看護師の自己PRでよくある失敗

履歴書でよくある質問

看護師が自己PRを書く際には「これだけはやってはいけない」というものがいくつか存在します。

また、これらは多くの看護師が陥りがちな失敗でもあります。ひとつでも失敗してしまうとアピールに繋がらないどころか逆にマイナスな印象を持たれてしまうでしょう。

せっかくのアピールチャンスを潰さないためにも、やってはいけないポイントを踏まえて自己PRを作成する必要があります。ここからは、看護師の自己PRでよくある失敗について解説します。

経歴や自己紹介を書いてしまう

自分ではアピールとして書いたつもりが、結果的にただの経歴や自己紹介に仕上がってしまうことがよくあります。

ただ自分の経歴や性格を述べるだけでは何をアピールしたいのか分かりません。最も考えられる原因は、自身の強みと経験・経歴の紐付けが出来ていないことが考えられます。

経歴や経験を述べる際には必ずそこから得られた強みとなる部分を関連づけるようにしましょう。そして最後に転職先でどう活かせるかを示すことで自己PRとして十分なアピール素材になるでしょう。

志望動機のみを書いてしまう

自己PRの内容が志望動機で埋まってしまうこともよくあります。転職先への熱意を伝えたい一心で書くと志望動機ばかりになってしまい、肝心なアピールができません。

あくまで自己PRは応募先の病院や施設に自分をアピールするための項目です。採用側は自己PRから応募者の経験や能力、人間性を知りたいと思っているため、熱意のアピールは志望動機の項目に盛り込みましょう。

志望動機と自己PRの目的の違いを理解し、それぞれの目的に沿ったアプローチを心掛けましょう。

文章量が少ない

極端に少ない文章で書くのも避けるべきでしょう。なかなか自己PRに書けるような強みが思い浮かばなかった場合に1行や2行程度で済ませてしまう人もいます。

自己PRの項目で空白が目立ってしまうとアピールできるような長所や強みがない人であると捉えられてしまい、かえってマイナスな印象を与えかねません。

アピールに繋がる経験や成功体験がなかなか思い浮かばない場合は、失敗から学んだことがないか考えてみましょう。失敗の経験から学ぶこともとても多いため、その失敗を糧に自分がどう成長できたのかを示すことも十分なアピールにつながります。

長所を誇張してしまう

長所をアピールしたいあまりに自分の経歴やスキルを誇張することは絶対に避けましょう。
いくら誇張して書いたとしても、履歴書の内容や面接での受け応えのなかで食い違いがあったり誇張していることに気付かれたりすると印象は悪くなります。

虚偽が判明した場合、ほとんどの場合はその時点で採用される可能性は限りなく低くなってしまいます。

たとえ自分の強みやエピソードが薄いと感じた場合でも、決して虚偽の内容でアピールせず事実に基づいた経験やスキルを適切にアピールすることが基本です。

アピールポイントを詰め込みすぎてしまう

アピールしたいものがたくさんあることは良いことですが、書きたい事を全て書かずに一つに絞って書きましょう。

アピールポイントを複数個書くことで一つひとつのアピール自体が薄くぼやけてしまいます。結局何をアピールしたいのか分からずに、良さが伝わらないといった結果になってしまいます。

より強く印象づけたいのであれば、数あるアピールポイントのなかで最も伝えたい強みを一つ詳細に書き、その一点に集中したアピールを心掛けましょう。

自己PRの添削を行ってくれる看護師転職サイト

より魅力的な自己PRを作成するためのおすすめの方法として、看護師転職サイトのサービスを利用することです。

看護師転職サイトは、担当キャリアアドバイザーが転職における相談・求人紹介・応募書類の添削や面接対策・条件交渉まで一貫した転職サポートを無料で行ってくれます。

自己PRにおいても転職のプロであるアドバイザーが長所の引き出し方や書き方などを添削・アドバイスしてくれます。

看護師転職サイトも数多く存在し、それぞれ特徴も異なります。ここでは自己PRの添削を行ってくれる看護師転職サイトをいくつか紹介します。

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まとめ

自己PRは、自身の性格や経験から得たものを転職先の病院や施設でどう活かして貢献できるのかをアピールすることが最大の目的です。

看護師の転職において自己PRは採用側に魅力を伝える最大のアピールチャンスであると同時に、伝え方しだいでマイナスイメージにも転がる可能性のあるものです。

また希望する職場や診療科、伝えたい長所によって自己PRの書き方も変わります。しかし、どの自己PRでも基本的には「長所」「長所を活かせたエピソード」「長所をどう活かせるか」の3部構成を意識すれば十分に伝わるものになります。

今回挙げた事例をもとに魅力ある自己PRを作り、理想の転職を実現させましょう。

気になるけど、なかなか話しづらい。けどとても大事な「お金」のこと。 日々の生活の中の身近な節約術から、ちょっと難しい金融知識まで、知ってて得する、為になるお金の情報を更新していきます。

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