看護師はブラック?やめとけ?ブラック病院の見分け方とホワイトな転職先も解説

看護師はブラック?やめとけ?ブラック病院の見分け方とホワイトな転職先も解説

膨大な仕事量と複雑な人間関係などが原因で、今すぐに転職したいと思っている看護師の方は多いと思います。

看護師業界そのものがブラックな職種といわれていますが、なかには働きやすいホワイトな職場も存在します。

そこで今回は、看護師がブラックな職場で働くリスクとブラックな病院の見分け方を解説します。また、看護師がホワイトな病院へ転職するために役立つ転職サイトを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

看護師が直面しているブラックな実態

日本医療労働組合連合会が公表している「2017年看護職員の労働実態調査」によると、仕事を辞めたいと「いつも思う」、「ときどき思う」を合わせて約7割に達しているとわかりました(※)。

「仕事を辞めたい」割合
いつも思う 20.9%
ときどき思う 54.0%
思わない 16.4%
わからない 6.1%
該当なし 2.5%

仕事を辞めたいと「思わない」と「わからない」をあわせても全体のわずか20%しかおらず、過酷な労働環境だとわかります。

「いつも辞めたい」割合
一般病棟 23.7%
手術室 19.9%
集中治療室 21.4%
訪問看護 23.5%

一般病棟、手術室、集中治療室は大きな差はなく、どの職場も過酷だと判断できます。

(※)2017年看護職員の労働実態調査

看護師はブラックといわれる理由

看護師はブラックだといわれる理由は以下のとおりです。

ブラックといわれる理由
  • 夜勤や長時間労働が多い
  • お局さんからいじめられる場合がある
  • 人間関係が複雑
  • 残業代が支払われない病院もある
  • 激務で休みがとりにくい

夜勤や長時間労働が多い

看護師がブラックといわれる理由として、夜勤や長時間労働が多いことが挙げられます。

仕事を辞めたいと思う理由
人手不足で仕事がきつい 47.7%
賃金が安い 36.6%
休暇が取れない 33.7%
医療・看護の高度化についていけない 10.0%
夜勤がつらい 27.9%
職場の人間関係 19.7%
家族に負担をかける 17.5%
医療事故が不安だから 9.6%
その他 9.2%
該当なし 0.7%

看護師が仕事を辞めたい理由として「人手不足で仕事がきつい」が最も多く、全体の5割近くを占めています。

人手不足により一人あたりがこなす仕事量が多くなるため、過重労働を強いられるケースも少なくありません。

約9割近くが時間外労働をおこなっており、夜勤や長時間労働の結果、全身のだるさや睡眠不足を訴える方が増えています。

時間外労働と全身のだるさ
なし 44.0%
5時間未満 52.5%
5〜10時間未満 55.4%
10〜20時間未満 57.3%
20〜30時間未満 61.7%
30〜40時間未満 63.6%
40〜50時間未満 65.3%
50〜60時間未満 68.3%
60時間以上 72.4%

労働時間が長くなるほど「全身のだるさ」を訴える方が多いとわかります。

看護師の過労死ラインである「60時間以上」では、自覚症状を感じている方が7割に到達。看護師の人手不足に加えて、近年では患者の高齢化や重症化に伴い、病棟からのナースコールが鳴り止まないことが心身ともに辛いといわれています。

お局さんからいじめられる場合もある

お局とは、職場で幅を利かせているベテランの看護師です。看護師の離職理由の一つとして、お局からのいじめやパワハラが挙げられます。

上司から受けたいじめ
  • 暴言や差別的対応
  • 家族や親戚の危篤時にも休暇を取得させない
  • 夜勤免除させない
  • 時間外を請求させない
  • 妊娠は許可がないとできない
  • 子どもが病気でも休むなといわれる

お局は、ほかの看護師と比べて勤続年数が長いことから「自分の考えが正しい」と思い込む傾向があります。配属部署ごとにマイルールを設けたがり、少しでもルールが乱れることを嫌うのも特徴です。職場の雰囲気に慣れていない新人看護師や中途採用の看護師はターゲットにされやすく、周りの看護師と共謀して陰湿な嫌がらせをする場合もあります。

お局は気に入らない人のミスは見逃さず、小さいミスでも徹底的に責め立てるため、発言を間に受けてしまう方はストレスが蓄積して精神的な病気にかかるケースも珍しくありません。

人間関係が複雑

看護師の職場は男性よりも女性の割合が多く、一つの部署に多くの看護師が配属されるため、パワハラ・セクハラ・マタハラなどの人間関係のトラブルが発生します。

看護師に対するセクハラの約7割が「患者」であり、次点は医師の2割程度です。

患者からのセクハラは「20〜24歳」で86.3%、「25〜29歳」が81.0%と若年層で多く見られます。

パワハラの7割が「看護部門の上司」から受けており、続いて「医師」や「同僚」が挙げられます。

職場の上司や同僚と良好な人間関係を構築できたとしても患者からセクハラ被害を受ける場合があるため、精神的な不調を抱えている看護師が多いのもブラックといわれる理由の一つです。

残業代が支払われない病院もある

労働基準法第37条において、会社は労働者が法定労働時間を超えて働いた場合や休日勤務をした場合は割増賃金として残業代を支払う義務が定められています。

残業代請求の法的根拠
  • 法定労働時間を超過した部分は2割5分以上
  • 深夜労働(22〜5時)は2割5分以上
  • 1ヶ月60時間を超過した部分は5割以上
  • 休日労働は2割5分以上

上記のとおり残業代の支払いは法律で定められているものの、約7割の看護師がサービス残業をおこなっています。

サービス残業をせざるを得ない理由は、人手不足により一人あたりの仕事量が増えるからです。

サービス残業の主な業務
患者への対応 42.2%
情報収集 51.0%
記録 59.9%
研修 11.8%
各種委員会 14.2%
機器の立ち上げや準備 8.6%

一般病棟や集中治療室は患者数が多くて重症化している方が入院しているため、患者の対応、記録、情報収集に時間がかかります。また、機材の立ち上げや準備は、手術室や外来・透析が多いです。看護師は働く場所によって、残業の内容が異なります。

激務で休みが取りにくい

看護師は慢性的な人手不足により、休みを取りにくいのもブラックといわれている理由の一つです。

年次有給休暇の取得平均値は8.9日。10日以上は全体の4割程度といわれています。完全消化と考えられる「20日以上」は5.5%ほどです。

有給休暇を付与された労働者は、職場へ申請することで給与が支払われる休暇を取得できます。有給休暇の権利は労働基準法によって認められており、職場に申請した有給消化の拒否は法律違反に該当する恐れがあります。

しかし、看護師の場合は人手不足やシフト調節の難しさから、有給休暇をまとめて取得するのが難しいといわれています。自分が希望していないのに有休をつけられたことを報告したら「有休をつけてもらえるだけありがたいでしょう」といわれた看護師も存在。希望している日に有休をとれず、プライベートの時間を確保できないことがストレスにもつながります。

看護師がブラックな職場で働くリスク

看護師がブラックな職場で働くリスクは以下のとおりです。

ブラックな職場のリスク
  • 体調を崩してしまう
  • 複雑な人間関係で精神的にストレスを抱える
  • プライベートの時間を確保できない
  • スキルアップができない

体調を崩してしまう

病院は、夜勤交代制勤務や時間外労働の拡大、短い勤務間隔などの影響から休憩時間を確保しにくい労働環境といわれています。心身ともに過酷な職場で仕事を続けることにより、体調を崩してしまうケースも珍しくありません。

「健康の自覚症状」を調査した結果、「全身がだるい」と答えた看護師が約6割、「腰痛」が5割、「なんとなくイライラする」や「ゆううつな気分がする」方が3割と精神的な症状も高率です。

健康の自覚症状
全身がだるい 60.2%
いつも眠い 44.2%
目が疲れる 45.8%
腰痛 50.6%
イライラする 36.3%
ゆううつな気分がする 36.2%

看護師のなかで「常用している薬がある」と回答したのは約7割です。鎮痛剤や胃腸薬などを服用している方もいます。

また、全産業(女性)と看護師(女性)の健康状態を比較したところ、「非常に不調である」と「やや不調である」の合計値が16.0%だった全産業(女性)に対して、看護師(女性)は32.8%に達しています。

複雑な人間関係で精神的にストレスを抱える

厚生労働省労働者安全衛生調査(2015年)によると、仕事での「強い不満、悩み、ストレスがある」と答えたのは、全産業(男女)の55.7%に対して看護師は62.5%と高率でした(※)。

ストレスの要因
仕事量の問題 51.9%
仕事の質の問題 30.8%
職場の人間関係 26.1%
仕事への適性の問題 17.9%
事故の不安 8.5%

看護師が抱えるストレスの要因として、人手不足による仕事量の多さが挙げられます。

人手不足を補うために一人あたりの仕事量が多くなると、精神的にも肉体的にも大きな負荷がかかります。現状を立て直すために仕事量でカバーしようとすると悪循環に陥ってしまうのです。

(※)厚生労働省労働者安全衛生調査(2015年)

プライベートの時間を確保できない

看護師は多忙なスケジュールと心身ともに疲弊していることから、プライベートの時間を十分に確保できません。

疲れの回復具合のアンケートを実施したところ、慢性疲労を実感している方が全体の約7割に達しているとわかりました。

疲れの回復具合
疲れを感じない 0.9%
疲れを感じるが次の日までには回復している 25.8%
疲れが翌日に残ることが多い 50.9%
休日でも回復せず、いつも疲れている 20.8%
該当なし 1.6%

慢性疲労が原因で休まざるを得なくなり、有休を利用して休日を確保する看護師もいます。

休日の過ごし方についてアンケートを実施したところ、約6割が「家事」と「睡眠」に時間を割いていると回答しました。

休日の過ごし方
睡眠 55.5%
家事 63.9%
育児・子ども関係 33.7%
介護 3.8%
趣味(屋内) 25.8%
趣味(屋外) 31.9%
業務に関する研修・学習 10.7%
自分の受診 10.7%
何もしない 8.4%
該当なし 8.2%

日勤から深夜の夜型に変わったことで身体が馴染めず、十分に睡眠を確保できない方は、休日を睡眠に充てる方もいます。また、多忙な日々を過ごしていると料理や掃除が疎かになるため、休みのうちにまとめて家事をこなす方もいます。

深夜前の休みは勤務の準備をする必要があるので、家族と旅行したり友達と遅くまで遊んだりできません。せっかくの休日でも仕事のために休むことになってしまいます。

スキルアップができない

今の仕事にやりがいを感じられなかったり、仕事内容に不満があったりする理由から、看護師は自身のスキルアップについて消極的な方がたくさんいます。

スキルアップをするためには専門分野に関わる資格の取得や、勉強会などに参加することが挙げられますが、人手不足で多忙な業務をこなしている看護師はスキルアップするための時間を確保できないのが現状です。

看護師として一定のスキルを維持しながら、毎日の激務をこなすだけの生活になってしまいます。

看護師の職場がブラックか見分ける方法

看護師の職場がブラックか見分ける方法は以下のとおりです。

ブラックな職場を見分ける方法
  • 勤務条件が最初と変わっていないか
  • いじめやパワハラが起こっていないか
  • 教育体制が整っているか

勤務条件が最初と変わっていないか

求人広告や契約書面の内容と勤務体制や休暇日数に違いがある場合は要注意です。

勤務条件が違うケース
  • 残業手当がつかない
  • 有休をとらせてもらえない
  • 時間外におこなわれる研修や勉強会に手当がつかない
  • 休日出勤を強いられる
  • 夜勤明けの会議に出席させられる

求人広告には「早出」や「遅出」など記載されていなくても変則勤務により必要な場合があります。

定時よりも早く出勤する「早出」の場合は時間外手当が支払われますが、手当が付かなかったり言葉を濁されたりした場合はブラックな労働環境といえるでしょう。

賃金が月20〜30万円と幅広く提示している場合や、手当について未記載など、勤務条件に関する記載が曖昧な場合も要注意です。高収入だと期待して就職したのに、実は諸々の手当が含まれた額面で基本給がとても低いケースもあります。

いじめやパワハラが起こっていないか

人の容姿を馬鹿にしたり、勤務中に威圧的な叱責をしたりするのは、指導ではなくいじめやパワハラです。

看護師の世界は女性の割合が多く、閉鎖的な環境で勤務するため、いじめやパワハラが起こりやすいといわれています。

いじめやパワハラの例
  • 独身だからという理由で時間外業務を多くさせられる
  • 病欠後、「みんな調子が悪くても働いてきた」と休むことが悪いといわれる
  • お局を中心に周りの看護師に無視される

妊娠者が増えると勤務表が作れないので妊娠するなといわれたり、妊娠中にも夜勤を強いられたりと、マタニティハラスメントを受ける看護師も存在します。

いじめ・パワハラ・マタハラなどは、なかなか無くなるものではないので、自ら環境を変えるのがおすすめです。

教育体制が整っているか

教育体制が整っていない職場は、労働環境や人間関係に問題があるケースが多く、ブラックな職場の可能性が高いです。

教育体制が整っていない環境で働くと医療事故につながる恐れがあります。

医療事故を未然に防ぐために、以下のポイントをチェックしておきましょう。

教育体制が不十分な病院
  • 見学者に対して看護師が挨拶しない
  • 上司や医師が看護師を叱責する声が聞こえる
  • 新人や若い看護師が萎縮している
  • 電話連絡の対応が横柄
  • 看護師に笑顔がなく身だしなみが悪い

教育体制が整っていない原因として、人手不足が挙げられます。通常は、先輩の看護師が付いて研修をおこないますが、人手不足の職場は新人看護師を指導している時間がありません。

簡単な説明だけで指導を終わらせてしまったり、そもそも指導をしなかったりと、インシデントにつながるブラックな職場も存在します。

ホワイトな病院を見分ける方法

職場環境が整っており働きやすい病院を見分ける方法は以下のとおりです。

ホワイトな病院を見分ける方法
  • 研修や教育体制が整っているか
  • 人間関係が良好か
  • 残業代はきちんと支給されるか
  • 離職率は高くないか
  • 時間外労働はないか

研修や教育体制が整っているか

研修や教育体制が充実している職場は人材育成に力を入れているため、ホワイトの職場の可能性が高いです。

教育体制の確認事項
  • プリセプターがつく
  • 業務がマニュアル化されている
  • クリニカルラダーを導入している

プリセプター制度とは、先輩看護師(プリセプター)が新人看護師に対して一定期間マンツーマンで臨床実践を指導する方法です。

看護師として勤務するときに発生するリアリティショックを緩和して、実践能力を獲得する狙いがあります。スタッフ全体でプリセプターと新人看護師をサポートする職場はホワイトといえるでしょう。

病院では経験してきた業務や在籍年数が異なる看護師がチームで働くため、平準化したサービス品質を提供することが求められます。統一された手順や方法で業務を実施するためにはマニュアル化が有効な手段です。経験の浅い看護師でもマニュアルを参照することで、スピーディーかつ安定した品質の作業がおこなえます。

クリニカルラダーとは、看護部の教育理念に基づき、はしご(ラダー)をのぼるようにキャリアアップをする仕組みです。段階的に課題をクリアすることで、目標を立てながら成長できます。ブラックな職場では、通常業務をこなす作業で精一杯になり、キャリアアップは見込めません。

人間関係が良好か

いじめやパワハラがなく、円滑にコミュニケーションを図れる職場はホワイトな環境といえます。

業務について不明点があるときに上司に相談しやすいのかもチェックしておきましょう。話しかけたときに嫌味をいわれたり、無視されたりする場合は人間関係が良好とはいえません。

プリセプターやスタッフ全体に相談しやすい環境が整っているなら、働きやすいだけでなく今後のスキルアップも望めます。

残業代はきちんと支給されるか

残業申請システムが確立している病院は、時間外労働に対する賃金がきちんと支給されます。

残業申請システムの例は以下のとおりです。

残業申請システムの例
  • 事前申請
  • 上司の承認制
  • 15分単位または30分単位
  • 自分で入力する

残業申請システムが確立されていれば、サービス残業をする可能性が少なくなり、金銭的なストレスを抱えずに勤務できます。

離職率は高くないか

働きやすい環境は看護師が定着するので、産休や育休の取得後にも現場に戻ってくる可能性が高いです。また、新人、中堅、ベテラン看護師がバランスよく在籍している職場は、年齢を重ねても働きやすい環境だとわかります。

同年代の看護師がいれば、産休や育休、家族の事情などで欠勤や早退をしてもお互いを助け合えます。

離職率が高い職場は人の入れ替わりが激しく、良好な人間関係を構築するのが難しいでしょう。病院見学の機会があるときは、看護師の人数だけでなく年齢層もチェックしておきましょう。

看護師の離職率は?仕事を辞める原因やほかの職種との比較など

時間外労働はないか

看護師の業界では、慢性的な人手不足や時間外に開催される会議や研修会などが時間外労働の原因として挙げられます。また、入院患者や外来の受診者が多くなるほど、一人あたりの仕事量が多くなり、残業時間が増えてしまうのが現状です。

ホワイトな病院か判断したいときは、以下のポイントをチェックしておきましょう。

時間外労働の確認事項
  • 研修や勉強会は業務時間内なのか
  • 時間外に研修をおこなう場合は手当が発生するのか
  • 休日におこなわれる研修は代休は取得できるのか

ホワイトな病院は通常業務の残業だけでなく、休日の研修や勉強会なども勤務時間として賃金が支払われます。

ブラックな病院を避けるためのポイント

ブラックな病院を避けるためのポイントは、以下の3つです。就職や転職する前に必ずチェックしておきましょう。

転職前の確認事項
  • 事前に病院の見学をする
  • 時間外勤務や有給休暇の質問を嫌がる
  • 看護師転職サイトに登録する

事前に病院の見学をする

ホームページや口コミサイトだけで判断するのではなく、気になる病院の見学をすることが大切です。

実際に看護師の勤務状況をチェックしておくことで、ホームページや口コミだけではわからない現場の雰囲気を感じられます。

病院見学をするときは、以下のポイントを確認しておきましょう。該当する項目が多いほどブラックな病院の可能性があります。

病院見学の確認事項
  • 整理整頓ができていない
  • トイレが汚い
  • 掃除が行き届いていない
  • 看護師に笑顔がない
  • 病院見学者に対して看護師やスタッフが挨拶をしない
  • 看護師の年齢層が偏っている
  • 案内する看護師の態度が好意的ではない
  • 医師や看護師が誰かを叱責する声が聞こえる
  • 新人看護師が萎縮しながら働いている
  • 電話連絡の対応が横柄

看護師の身だしなみが乱れていたり、ナースステーションにあるカルテが整理整頓できていなかったりする場合は、人手不足で看護師に余裕がないと判断できます。

医者や看護師が誰かを叱責している声が聞こえるなら、職場でパワハラやいじめを受ける可能性が高いです。威圧的な人がいる職場は働きやすい環境ではありません。

時間外勤務や有給休暇の質問を嫌がる

時間外勤務や有給休暇の質問をしたときに、担当者が嫌な顔をしたり回答を濁したりする場合は注意しましょう。

曖昧な回答なら要注意
  • 残業時間
  • 時間外労働の手当
  • 離職率
  • シフトの組み方
  • 有給休暇の取得状況

上記の項目は、勤務する前に必ずチェックしておきたいポイントです。しかし、採用側は労働条件ばかり気にしている人材を敬遠する傾向があるため、質問するタイミングや聞き方にも注意しましょう。

看護師転職サイトに登録する

ブラックな病院を避けるために、事前の情報収集が大切です。しかし、病院のホームページや口コミサイトから得られる情報は限られています。そこで活躍するのが看護師転職サイトです。

看護師転職サイトは、看護師転職のプロのキャリアアドバイザーがホワイトと呼ばれるおすすめの病院を紹介します。転職希望者のこだわりの条件に合った求人と病院のリサーチをおこなうので、自分で情報収集するよりも効率よく転職活動を進められます。

ホワイトな職場を探せるおすすめの看護師転職サイト

ホワイトな職場を探せるおすすめの看護師転職サイトを紹介します。

看護roo!

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  • 業界トップクラスの求人数
  • アドバイザーの質が高い
  • 職場の雰囲気を細かく教えてもらえる
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業界、職種 正看護師、准看護師、保健師、助産師

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対応地域 全国
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業界、職種 看護師、准看護師、保健師、助産師、看護学生

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まとめ

今回は、看護師がブラックな職場で働くリスクと、ブラックな病院の見分け方について解説しました。

看護師業界はブラックといわれていますが、なかにはホワイトな職場も存在します。ブラックな病院で働き続けていると、心身ともにストレスが溜まり、体調を崩してしまう可能性があります。仕事もプライベートも充実させたい方は、転職を検討するのも選択肢の一つです。

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気になるけど、なかなか話しづらい。けどとても大事な「お金」のこと。 日々の生活の中の身近な節約術から、ちょっと難しい金融知識まで、知ってて得する、為になるお金の情報を更新していきます。

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