多様な「わたし資産」を増やし、人生を豊かに。株式会社UI銀行にインタビュー PR

多様な「わたし資産」を増やし、人生を豊かに。株式会社UI銀行にインタビュー

株式会社UI銀行は、2022年1月に東京きらぼしフィナンシャルグループが開業したデジタルバンクです。誰もが時間や場所にとらわれず手軽に利用できるよう、アプリ上で銀行機能を提供しています。

同社のブランドコンセプトは「ふやすのは、わたし資産」。金融サービスだけでなく、利用者の生活に寄り添った「非金融」サービスの充実も目指して、さまざまな取り組みを行っています。

今回は株式会社UI銀行の安田社長、プロモーション部の鈴木さん、竹下さんに開業の背景と「わたし資産」の考え方についてお話を伺いました。

銀行取引の非対面化を見据え、デジタルバンクとして開業

インタビュー中の株式会社UI銀行 安田社長

―本日はよろしくお願いします。まず貴行の開業経緯や事業内容について教えてください。

安田社長:UI銀行は、東京きらぼしフィナンシャルグループが設立し、2022年1月4日に開業したデジタルバンクです。東京を中心とした3つの銀行の合併によって生まれた「きらぼし銀行」に続く、東京きらぼしフィナンシャルグループ2行目の銀行となりました。

5年後、10年後においては銀行取引の多くが非対面中心となり、金融サービスに加えて生活に寄り添ったサービスのニーズが一層高まること、多種多様なサービスを提供する企業との連携の重要性が高まることが想定されます。

そのためきらぼしグループにおいては、対面・非対面によるサービスの融合や金融・非金融のサービスのシームレスな提供が重要になると考えました。内部的には、店頭機能や店舗網などを見直し、より生産性の高い営業スタイルを確立する必要があります。

金融サービスの非対面化においてはインターネットバンキングの機能を強化すれば済むのですが、非金融サービスの提供を見据えた外部とのAPI連携を現状のシステム上で進める場合は莫大なコストと時間を要し、それでは時代の変化についていけません。そこでデジタル先進国である韓国の新韓銀行の日本法人 株式会社SBJ銀行のシステムを活用してUI銀行を立ち上げました。

通常の取引をわざわざ銀行の窓口で行わずに、いつでもどこでも、お客様にとって都合の良いタイミングで手続きしていただけるようにするのが一番だと考えています。

―主な商品・サービス内容についても教えてください。

安田社長:まず基本的なサービスである預金と為替業務からスタートしました。デジタルバンクである当行は店舗を構えず人員を抑えるなど低コストで運用しているため、普通預金も定期預金も、他行と比べて高い金利を実現できています。こうしたお客様への利益還元は当行の特徴の一つです。

また、預金残高により回数の違いはありますが、ATMでの出金や振り込み手数料も基本的には無料です。出金できるのはきらぼし銀行とセブン銀行で、この手数料無料もお客様への利益還元の一つといえます。

現在は「UI Support」や「UI Plan」といったスマホ完結型のローンもサービスを開始しています。今後は、目的別ローンなどラインナップを充実させていく予定です。

―ありがとうございます。デジタルバンクの中での貴行の強みは何でしょうか。

安田社長:特にご高齢のお客様の場合、スマートフォンのみでの取引だけだと不安を覚える方もいらっしゃるのではないかと思います。しかしUI銀行はきらぼしグループの総合力を活かし、きらぼし銀行の店舗において対面でのサポートも行うなど、安心感をもってお取引をしていただきやすいのが強みです。

きらぼし銀行の利用者はもともと高齢の方が多いということもあって、他のデジタルバンクとは異なり、シニア層の方々にもUI銀行をご利用いただいております。また、全体でも7割以上が40歳以上と、デジタルバンクとしては比較的年齢層の高いお客様にご利用いただいています。

中には、きらぼし銀行の行員に「UI銀行で口座開設をしたい」とご相談される方もいらっしゃり、そうした方には前述の通り対面での操作サポートを行うなど、グループでタイアップできるのが強みではないかと思います。

ブランドコンセプト「ふやすのは、わたし資産」に込めた意味

―貴行では「わたし資産」というオリジナルの言葉を掲げていらっしゃいます。どのような意味が込められているのでしょうか?

安田社長:きらぼしグループは従来「金融に強い総合サービス業」を将来像に掲げており、UI銀行でも単に金融機能を提供するだけではなく、生活のなかで自然に銀行機能を使っていただけたらという思いがありました。

そこでブランドコンセプトとしたのが「ふやすのは、わたし資産」です。お金や家などの有形資産だけでなく、思い出や経験などの無形資産、また、健康や仕事、人との絆、趣味など、「これがあれば元気になれる」というような、ご自身にとって大切な“わたし資産”を増やしていただこうという意味を込めています。

経済学者のロバート・フランクは自身の著書で「財には大きく分けて“地位財”と“非地位財”があり、持続的な幸せには健康や愛、つながりなどの“非地位財”が重要だ」と述べています。また、書籍「LIFE SHIFT」(リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著/東洋経済新報社)では生産性資産、活力資産、変身資産といった“無形資産”が重要だとされています。

ありたい自分でいるためや夢を叶えるために、お金が必要になる可能性は高いでしょう。当行ではもちろんそうした金融面でのサポートもできればと考えていますし、またお金はもとより非地位財の多様な資産を増やすことが大切だと考え、皆様の持続的な幸せにつながる多様な資産=“わたし資産”を増やすお手伝いがしたいと考えました。

―「わたし資産診断」についても教えてください。

安田社長:「わたし資産診断」は、当行の公式サイトやアプリ内で提供しているサービスです。時間・知性・健康・絆・仕事・趣味・環境・社会貢献・お金という9つの資産から、診断を受ける方が大切にしたいと潜在的に感じている資産をAIが判定します。

質問に回答すると、自分にとって何が重要な資産なのかわかります。私の判定結果は「時間」でした。「現状維持は退歩なり」を経営観として持っていますので、とにかく前へ進んでいかなくてはという意識が「わたし資産」にも表れたのでしょう。

「わたし資産」のバランスは個人によって、あるいは時期によって異なり、資産のバランスに絶対的な正解はありません。自分が持つさまざまな資産を時折見つめて振り返ることで、新たな気付きを得たり、自分を理解する助けになったりするのではないかと思います。

インタビュー中の安田社長、鈴木さん、竹下さん

―鈴木さん、竹下さんの判定結果はいかがでしたか?

鈴木さん:私は「絆」でした。日頃からチームで協力することを大切にしたいと思っているのですが、最近はあえて自身の価値観を振り返ることがなかったので、結果を見て腑に落ちましたね。

竹下さん:私は安田と同じく時間資産に注力しているという結果でした。時間に追われたくないという思いから時間の有効活用を意識したり、時間は万人に平等に与えられているから大切にしたいという意識があるので、「わたし資産」になっているのも納得です。

オウンドメディア「UI未来Base」で「わたし資産」をふやすヒントを提供

「UI未来Base」のトップページ画像

―オウンドメディア「UI未来Base」についてもご紹介ください。

安田社長:「UI未来Base」では、「ふやすのは、わたし資産」というブランドコンセプトをより深く知っていただくためにさまざまな発信をしています。「未来の暮らしはどのように変わっていくか」をテーマとして暮らし・ビジネス・社会課題など多様な切り口で当行の連携パートナーとともに深掘りしたり、行員同士が自分の「わたし資産」について対談したりといったコンテンツがあります。

鈴木さん:メディアを通じて未来像を描くことは、他行との差別化を図る取り組みの一つです。今すぐ実現できる話でも、将来の理想のような話でも、未来への思いを共有する場、発信する場としてメディアを活用しています。

―各コンテンツには「健康資産」「活力資産」など、タグがつけられていますね。

竹下さん:その人自身も気づいていない「わたし資産」もあると思い、資産の多様性を示すためにタグ付けをしています。例えば心や体の健康は何をするにも基盤となりますし、心身ともに健康だとしても、どこに行きたいか、何をしたいかといった活力も大切ですよね。

また、知識はビジネスシーンでもプライベートでも役立ちますし、人との絆や経験も人生を豊かにしてくれます。このようにさまざまな資産があることに気づいていただき、私たちがそれを増やすお手伝いをしたいと考えています。

安田社長:行員同士の対談で、長年囲碁を打っている行員が登場する記事があるのですが、私たちも「そんな一面があるんだ」と興味深かったです。読んでくださる方も、プライベートの充実に関するわたし資産について何か感じていただけるのではないかと思います。初回の「わたし資産」について説明した記事もよく読まれています。

―読者としてターゲットにしているのはどんな方でしょうか。

竹下さん:20代から40代ぐらいの方が比較的多く読まれているかと思います。お金だけでなくいろいろな資産を増やしていきたい、一歩踏み出したいけれど、なかなか踏み出せない方の助けになればと考えています。例えば時間の資産が足りないという方に家事の時短に関する情報を提供するのも後押しの一つです。

デジタル管理できるエンディングノートも。ハッピーな人生に向けて寄り添いたい

―今後の計画などありましたらお聞かせください。

安田社長:全世代の方に当行を利用していただきたいのはもちろんですが、特にシニア層の方にも使いやすいデジタルバンクにしていきたいという思いがあります。その一環で、「終活」をサポートする「楽クラライフノート for UI銀行」というサービスも開始しました。

これは「終活」で直面する様々なお悩みを解消する「クラウド型エンディングノートアプリ」です。ご自身の資産がスマートフォン上で把握でき、登録した資産・収支情報に基づき将来の生活収支や相続税をシミュレーションできます。また、家族に伝えたいことを一元管理でき、介護、相続、健康、葬儀、契約サービスの情報などもまとめて管理できます。

―クラウド型というところがユニークですね。利用者に年齢の制限はあるのでしょうか?

安田社長:特に年齢の制限はありません。ご高齢の方以外でも、共有機能を使って「親の見守りにも活用している」という方もいらっしゃいますし、記録機能を活用して「加入している保険などを整理したい」というニーズにもおすすめです。

竹下さん:このサービス提供で提携しているNTTファイナンス社との対談記事もUI未来Baseに掲載していますので、ぜひご覧いただければと思います。

―最後に、マネ会読者へメッセージをお願いします。

安田社長:当行をより幅広い世代の方に使っていただけるよう、UI・UXを改善していく予定です。デジタルの強みを生かし、皆様に寄り添ったアプリにしていきたいと思いますのでぜひご期待ください。

また今後は、グループ会社のきらぼしテックが提供するララPayプラスへのチャージや、きらぼしライフデザイン証券への金融商品仲介等の検討など、きらぼしグループとしての連携をさらに強化していきます。加えて、非金融と金融関連の情報連携を深めることにより、お客さまに最適なサービスをリコメンドしていくことを目指します。

本日ご紹介した「わたし資産診断」は、ご自身も気づいていない価値観や資産に気づき、ハッピーな人生を送っていただくためのサービスです。金融はもちろん、非金融面からもいろいろお手伝いさせていただきたいと思いますので、ぜひお試しいただければ幸いです。

―本日は貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました!

株式会社UI銀行 代表取締役社長

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株式会社UI銀行
プロモーション部シニアマネージャー

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株式会社UI銀行
プロモーション部 マネージャー/UI未来Base編集長

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気になるけど、なかなか話しづらい。けどとても大事な「お金」のこと。 日々の生活の中の身近な節約術から、ちょっと難しい金融知識まで、知ってて得する、為になるお金の情報を更新していきます。

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