10人中9人が学生時代に親から借金経験あり！ちゃんと返済したのは70％

卒業旅行やサークル活動、運転免許の取得など、なにかとお金が必要になる学生生活。

そこで「マネ会」では全国の男女1,000名以上を対象に学生時代の親からの借金事情について調査。気になるみんなのお金事情を公開します！

男性の91％、女性の88％が学生時代に親からの借金経験あり

全国の20歳以上の男女1013人に「学生時代に親から借金をしたことがありますか？」と質問したところ「ある」という回答が89％となりました。

男女別の内訳をみてみると

となっており、男女ともにほとんどの方が親からお金を借りた経験があることがわかります。

使用用途でもっとも多かったのは免許取得

続いて借りたお金の使用用途についても聞いてみました。

約3人に1人にあたる方が「運転免許の取得費用」として親から借金をした、と回答しました。

借りていた額の割合でもっとも多かったのは20～30万円

大学時代の親からの借金額でもっとも割合が高かったのは20～30万円となりました。くわえて100万円以上借りていた割合も15.0％にのぼりました。

100万円以上借りていた方の使いみちとしては過半数にあたる71人の方が「車の購入」と回答しています。「車の購入」以外に寄せられた回答としては以下のようなものが寄せられました。

気になる返済は？

約90％もの方が親からお金を借りた経験があることがわかりましたが、ちゃんと返済しているのでしょうか？「返済した」、「返済中」、「返済する気がない」、それぞれの回答割合を見てみましょう。

84％の方が返済済み、もしくは返済中であるのに対して、返済していない方の割合も16％にのぼりました。

この返済していない方たちに返済意思についても聞いてみたところ、返済していない方のうち65％にあたる94人は「返済する気がない」という回答になりました。

「返済する気がない」と回答した方に理由も聞いてみました。「返済しようとしたが親に断られたから」という方がほとんどを占めるなか、下記のような回答も見られました。

「現在の生活に余裕がない」という意見の一方で「親がお金を貸すのは義務」という意見も。

まとめ

90％の方が学生時代には親から借金の経験があること、そしてそのうちの16％は返済していないということがわかりました。私たちが親の立場で子どもにお金を貸すときがきたら、今回の調査結果を踏まえて「返ってこなくても仕方がない」という気持ちでお金を貸したほうが良いかもしれませんね。