倉敷市玉島地区の経済を支える玉島商工会議所の主な取り組み内容をご紹介 PR

倉敷市玉島地区の経済を支える玉島商工会議所の主な取り組み内容をご紹介

岡山県倉敷市の地区の一つ「玉島地区」は、昭和感が残るレトロな街並みや昔ならではの人情に溢れた心地良いまちです。歴史的な建造物が多く、歴史好きな方から人気を集める観光地としても知られています。

そんな玉島地区の経済を支えている玉島商工会議所では、さまざまな活動をとおして地域の事業者を支援しています。この記事では玉島地区の特徴や玉島商工会議所が取り組む事業の数々をご紹介します。

レトロな雰囲気が魅力の岡山県倉敷市「玉島地区」

備中玉島みなと朝市の様子

倉敷市は岡山県の南部に位置する人口約48万人のまちです。市は主に5つの地区で構成されており、そのなかでも約6万人の人口を誇る玉島地区は、古くから残る商店街など昭和のレトロな雰囲気を楽しめるのが特徴の地域です。

玉島地区はかつて北前船が寄港した地としても知られています。北前船とは、江戸時代から明治時代にかけて活躍した商船のことです。日本海を渡って、北海道産の物資を瀬戸内や大阪に運んでいました。

そんな北前船の歴史や模型を中心に玉島の歴史を楽しめる「玉島歴史民俗海洋資料室」は、地元玉島の歴史を再確認するうえで欠かせないスポットです。

また、北前船の寄港により多くの商人で賑わった港町・玉島を再現しようと始まった「備中玉島みなと朝市」をはじめ、玉島地区ではさまざまなイベントを楽しめます。

玉島地区では歴史的な景観も楽しめる

西爽亭の様子

江戸時代に北前船が寄港したことにより港町として栄えた玉島地区では、当時の面影を感じられる歴史的景観を楽しめます。とくに玉島の歴史を語るうえで欠かせないのが、江戸時代中期の技術で建築されたといわれている旧柚木家住宅「西爽亭(さいそうてい)」です。

旧柚木家住宅「西爽亭」は、備中松山藩主に仕えたとされる玉島の庄屋「柚木家」の旧宅です。施設からは当時の上級武士の生活の様子や、建築様式の美しさを感じられます。

施設は武家風の作りの西爽亭部分、旧主屋部分を改修した生涯学習施設・会議室から成っており、玉島商工会議所が指定管理者を務めています。

リーズナブルな価格で和室や会議室を利用できることもあり、地元の方が活動をする場としても人気です。地元のフォークダンスサークルやフラワーアレンジサークル、古文書を研究する団体などを中心に盛んに利用されています。

また、若い方からコスプレの撮影スタジオとして利用されることもあり、年齢を問わず多くの方に愛されている施設です。

数々の取り組みをとおして地域の経済を支える玉島商工会議所

玉島商工会議所の様子

倉敷市は1967年に旧倉敷市、児島市、玉島市の3つの地域が合併して現在までの基礎を築き上げてきました。しかし、各地域の商工会議所はそのまま残っており、今も旧3市域にそれぞれ存在しています。そのなかの1つが、1939年に設立してから玉島地区の経済を支え続けている玉島商工会議所です。

市町村合併に伴って各地の商工会議も合併や消滅、または名称の変更をしてきた歴史がある中において、戦前に設立された商工会議所の中で当該自治体名を冠していない商工会議所は、唯一玉島商工会議所だけです。

地域に必要とされ続け、地区単位で活動に集中できるという意味では、日本で一番地元に寄り添っている商工会議所だといえるでしょう。

玉島商工会議所の事業内容は幅広く、全国の商工会議所と連携しながら玉島地区の経済をさまざまな取り組みをとおして支えています。下記で玉島商工会議所が取り組む主な事業内容をご紹介します。

玉島商工会議所の会員事業所を紹介する「まるっと玉島」

玉島商工会議所では毎年11月に「玉島ふるさとふれあい物産展」と称して、玉島地域内の事業者が一同に集まる消費者向けイベントを開催しています。しかし、2020年、2021年はコロナ禍を理由に開催を見合わせることになりました(2022年は開催予定)。

このとき「物産展の代わりになるような取り組みを実施したい」という声をきっかけに作られたのが、玉島商工会議所の会員事業所を紹介するホームページ「まるっと玉島」です。

まるっと玉島では各事業所の自己紹介文や自店舗・商品の写真、SNSのリンクなどが掲載されており、事業のPRや集客に役立っています。業種は問わず、玉島商工会議所の会員であればどの事業所でも掲載を随時受け付けています。

現在は約150の会員事業所が掲載されており、一覧として見ることができます。

事業者PRのためのYouTube活動

玉島商工会議所では市の事業者をより広い層にPRするため、先述したまるっと玉島のホームページ製作と同時に「テレビ物産展」と称したYouTube活動も開始しました。動画内では自社紹介をしてもらうコーナーを設け、事業者のPRを行っています。

動画は地元のケーブルテレビ「玉島テレビ放送」に編集・撮影を依頼し、ケーブルテレビの番組内でも放送されました。視聴者の反応が良く、会員事業者にとっても低コストで自社の宣伝ができることから、本取り組みはとても好評でした。

玉島と企業の未来を考える会「Tamashima Innovation Meeting」

Tamashima Innovation Meeting(タマシマイノベーションミーティング)」は、「若手経営者・後継者たちにタイムリーなテーマの学習を通じて、自社の将来及び自分たちの街の未来を一緒に話し合ってもらいたい」という玉島商工会議所会頭の想いから開催された後継者育成塾です。

令和3年度に6回、それぞれ別のテーマで講師を招き、若手メンバーを中心とした21名が参加しました。さまざまな講座をとおして各社の課題を話し合い、「新たな気付きを得られた」、「勉強になった」など好評の声を集めたようです。

なお、第2期は令和4年9月27日からスタートする予定です。

まとめ

玉島商工会議所では、「たましま再生ーTamashima Rebornー」をテーマに掲げ、「魅力ある街づくり」「企業活力の創造」「部会・委員会活動の推進」「組織・運営力の強化」の4つのビジョンを柱として活動しています。

会員事業所をPRするまるっと玉島、YouTubeの投稿動画などは玉島地区の商品やサービスを知るきっかけになるので、興味がある方は一度覗いてみると良いでしょう。

また、玉島地区に訪れたことがない方は、この機会に足を運んでみるのもおすすめです。歴史的な景観や昭和レトロな雰囲気など、玉島ならではの魅力をぜひ肌で感じてみてください。

作曲・編曲などの仕事を経て、専業ライターに。音楽系の記事が得意と思われがちですが、金融・ビジネスに関するテーマが一番得意です。自身が経済的に苦労した経験を活かし、誰よりも分かりやすくお金の知識をお届けします。他にもプログラミング、webデザイン、VODなど様々なジャンルの記事を執筆しています。趣味はプログラミング・アニメ・旅行・ギターの演奏・ミルクティーの飲み比べ。投資にも興味があり、お金の上手な使い方を勉強中です。

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