独自の企画が人気!大型バスの運転体験ツアーを実施する札幌観光バス株式会社にインタビュー PR

独自の企画が人気!大型バスの運転体験ツアーを実施する札幌観光バス株式会社にインタビュー

札幌観光バス株式会社は、北海道札幌市に本社を構える大型バス事業をおこなう会社です。今年で60周年を迎えた同社では日本で唯一、大型バスの運転体験ができたり、人気の余市農園開放祭ツアーが実施されていたりと、お客様目線で企画された独自のバスツアーに注目が集まっています。

「バス事業は、運転士やバスガイドといった人材がサービスの質が重要だ」と話す、同社の常務取締役 佐藤圭祐さんとツアー企画担当の池下裕真さんに、運転体験のこだわりや今後の展望についてお話を伺いました。

60周年を迎えた札幌観光バス株式会社

札幌観光バスの古い画像

ー本日はよろしくお願いします。まずは御社の沿革や主な事業内容を教えてください。

佐藤さん: 札幌観光バスは、「Brighten up Hokkaido ~北海道を、輝かせよう~」のビジョンのもと、バス事業と旅行事業の2つを事業の柱としている会社です。1964年に創業し、皆様に支えていただきおかげさまをもちまして、今年で60周年を迎えました。

この60周年の節目を機に、創業以来初めての制服リニューアルを行いました。

札幌観光バスのバスガイド制服画像

ー赤のラインが映えている素敵な制服ですね。

佐藤さん:ありがとうございます。バスの車体に入っている赤のラインを制服にも反映させているなど、細かいデザインにもこだわりを持って製作しました。

日本で唯一の大型バスの運転体験

運転体験中のお客様の画像

ー御社では大型バス運転体験ツアーを実施されていると伺いました。詳しく教えてください。

佐藤さん:普通自動車運転免許を持っていれば、ハンドルを握って大型バスを運転できるというツアーです。本来、大型バスを運転するには「大型自動車第二種免許」が必要となりますが、農道離着陸場を貸し切って行うため、二種免許がない方でも運転できるのです。

この企画は2021年から始まり3年ほど開催していますが、遠くは九州からお越しいただく方など、全国のバスファンに熱いご支持をいただき、毎回完売の人気ツアーとなっています。

ー人気の秘訣はどのようなところなのでしょうか。

佐藤さん:何より、ご自身でハンドルを握って、実際に大型バスを運転できる貴重な体験ができるということだと思います。運転会場は農道離着陸場で、おひとりずつ順番に全長800mの滑走路を走行します。一度はやってみたかったバスの運転ができ「子供の頃からの夢が叶った!」とおっしゃる方もいらっしゃいますね。

2つ目は、運転指導は、現役のバス運転手や指導教官からマンツーマンで運転指導が受けられることです。当社では10年ほど前から未経験のドライバーを採用し、プロドライバーへ育成しており、独自の育成ノウハウがあります。そのため、エンターテインメント性もありつつ、実際のプロドライバー育成に近い運転指導を体験できるのです。また、ご参加される方は、運転の合間の運転手やバスガイドとの交流も楽しみにしてくださっているそうです。

これまで最も反響を頂いたのは、当社の運転指導の責任者でもある、運輸部長坂井が自らが指導教官を務めた回です。坂井自らがおひとりずつ指導させていただいたり、模擬走行したり、中には坂井のファンになっていただいた方もいらしたようです。

教官の坂井さんの画像

ーそれだけ熱心に教えていただけるのですね。参加したお客様は、実際に運転できるようになるものでしょうか?

佐藤さん:そうですね。リピーターのお客様を中心に、皆さん毎回腕を上げていらっしゃいます。前回は過去最高難度のコース作りをしてみたのですが、ご参加された多くの方がクリアなさっていました。手前味噌ですが、やはり当社の運転手や指導教官は相当教え上手・褒め上手なんですよね()

実はこの大型バス運転体験ツアーをきっかけに、当社のドライバーとして入社したスタッフもいるんですよ。

バスガイドさんが運転さばきを盛り上げてくれる

札幌観光バスのバスガイドさんの画像

ー運転体験ではバスガイドさんも乗車されていると伺いました。バスガイドさんが気をつけていることなどございましたら教えてください。

佐藤さん:お客様へ〇〇運転手とお声がけしたり、実際の運転手に接するようにするなど、バスガイドも運転体験のリアリティを追及してくれています。本業の観光案内をしつつ、歌を披露したり、バスガイドそれぞれがツアーを盛り上げるよう工夫を凝らしています。

発売3分で売り切れる!?人気ツアー

農園解放祭のツアー画像

ー「農園解放祭ツアー」も人気だと伺いました。概要を教えください。

佐藤さん:例年9月に開催されるワインイベントで、当社はバス事業者としてお客様を会場の余市町までお運びさせていただいております。

余市町は、ワイナリーが次々と開業し、世界の注目を集めるワインの産地。普段は入ることができない、ワイナリーやブドウ農園へ入ることができ、さまざまなワインが飲み比べできるイベントです。大変光栄なことに、今年も参画させていただける予定となっています。

ー農園解放祭ツアーに参加された方の声や反響はいかがでしょうか。

佐藤さん:ワイナリーの方と話ができたり、なかなか手に入らない希少なワインを味わえることで、みなさん大変満足のご様子でした。イベントが町の方々の熱意によって運営されていることも人気のように感じました。ワイン愛好家注目のイベントで、昨年は発売開始3分ほどでチケットが売り切れてしまいましたね。

こうした地域が手作りで運営なさっているイベントに一部でもご参画させていただけて、我々としても思い入れが深いお仕事のひとつです。

社員が手作りで作り上げる唯一無二のツアー

札幌観光バスの池下さんの画像

ーありがとうございます。さまざまなツアーを企画されていますが、開始された経緯やきっかけはどういったことだったのでしょうか。

佐藤さん:最初にお話しした「大型バス運転体験ツアー」は、私の知人が「大型バスを運転したい!」と熱い想いをぶつけてくれたことがきっかけでした。半信半疑で社内で提案したところ、社員から「ぜひやろう!」と。運転手やバスガイドからどんどんアイディアが出てきて、手作りの企画が誕生しました。

実際に開始すると地元テレビ局が取り上げてくれたこともあって、これまでに開催した5回ともチケットは完売するほどの人気です。

新型コロナウイルスが広がっていた時期はほとんど仕事がなく、さまざまな場所の映像を流して案内するというオンラインのバスツアーを企画したこともありました。オンラインバスツアーの企画を進めるなかで、余市の事業者さんとのつながりができ、ラフェト・デ・ヴィニュロン・ア・ヨイチ(農園開放祭)のツアー開催にもつながりました。

ーこういったツアーを企画する中で、大変だったことや苦労されたことはありましたか?

池下さん:私は今年の4月に入社したばかりで、強いて大変なことを上げるとすれば、お客様の中には、私よりも当社に詳しい方もいらっしゃることでしょうか(笑)。

「前の〇〇ツアーが良かったよ」などとお声がけいただくことがあり、お客様の当社に対する期待値を感じます。そうした期待を上回るツアーを企画したいと思っています。また、ICTを活用し、業務効率化に挑戦しています。お客様満足度と生産性向上を両立させるというミッションは正解がないので難しいですが、やりがいを感じています。

仲間を増やしてより良い会社にしていきたい

ご担当者のおふたりのプロフィール画像

ー今後のご計画や注力される取り組みなどございましたら、教えてください。

佐藤さん:当社の60年の歴史と伝統は大切にしながらも、これからもチャレンジしていきたいと思っています。

当社のグループ企業「北海道北見バス」がある北見市の名産品「ハッカスプレー」をバスツアー内で販売しています。小さなことですが、こうした試みが北海道を盛り上げることへ繋がって欲しいと願っております。また、さきほど池下が申し上げたような旅行業務の効率化を図ることで、社員がしっかり休暇を取得できる仕組みを作り上げることも重点的に取り組んでいます。社員全員が生き生きと働いていることが、北海道を輝かせることに繋がると思っております。

ー読者の方に向けてメッセージをお願いします。

池下さん:当社のバスツアーを全世代の方に楽しんでいただきたいと思っています。私と同じく20代の方にも興味を持っていただけるようなVRツアーを企画中なんです。立ち寄り先でにスマートフォンをかざすと、明治時代へタイムスリップして、当時の情景を見ることができるなど、チャレンジングな先輩方の流れを継いで、今度は私がどこにもないツアーを作り出していきたいです。今後の札幌観光バスに注目していただけるとうれしいです!

佐藤さん:当社は大型バス運転体験ツアーやバスガイドによるyoutubeなど、ちょっと変わったバス会社に見えるかもしれません。その背景には「北海道を輝かせたい」という想いがあります。「北海道で働いてみたい」「北海道に魅力を感じた」という方や、当社のビジョンに共鳴いただける方がいらしたら、ぜひ一緒に働きたいと思っています。

企画、バスガイド、運転士とさまざまな職種を募集しているので、応募していただけるとうれしいです。

―本日はお話いただき、ありがとうございました。

札幌観光バス株式会社 常務取締役

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札幌観光バス株式会社 ツアー企画担当

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気になるけど、なかなか話しづらい。けどとても大事な「お金」のこと。 日々の生活の中の身近な節約術から、ちょっと難しい金融知識まで、知ってて得する、為になるお金の情報を更新していきます。

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