さいたま商工会議所創立20周年!記念イベントについてご担当者様にインタビュー PR

さいたま商工会議所創立20周年!記念イベントについてご担当者様にインタビュー

さいたま市は、2001年に旧浦和・大宮・与野の3市が合併して誕生しました。「住みたい街ランキング」にランクインするなど、人口減少が問題視されている現在においても転入される方が多く、人口が増加している街です。

さいたま市域の事業所支援を行っている さいたま商工会議所も、今年創立20周年を迎え、「20周年記念イベント」を実施します。今回はさいたま商工会議所の八島 健さんにお話を伺いました。

住みやすい街、さいたま市

ー本日はよろしくお願いします。まずは、さいたま市の特徴やおすすめの観光スポットを教えてください。

さいたま市には浦和や大宮といった地域がありますが、数年連続で「住みやすい街ランキング」に上位で選ばれているため、住みやすさが特徴と言えるのではないかと思います。近年は若年層の転入が多く、さいたま市の人口は維持・増加しています。

観光スポットと言えるかわかりませんが、サッカー観戦ができる「埼玉スタジアム」やアーティストの方がライブする「さいたまスーパーアリーナ」が有名な施設ですね。この2つを目的にさいたま市に来ていただいた読者の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

また、大宮区は「鉄道の街」と呼ばれており、鉄道博物館などの施設があります。そのほか「大宮盆栽美術館」には外国の方も多く来場され、人気を集めていますね。

20周年記念イベントとは?

デジタルスタンプラリーの画像

ーさいたま商工会議所では20周年記念イベントを開催されると伺いました。詳しく教えてください。

2001年に旧浦和・大宮・与野の三市が行政合併を受け、旧3市の商工会議所も翌2004年に合併し、さいたま商工会議所が創立しました。今年で20周年です。

20周年の記念イベントとして企画しているイベントはいくつかありますが、すでに1月に講演会を実施し、5月には記念式典を実施しており、10月にはメインイベントとして、記念事業の「デジタルスタンプラリー」を企画しています。全国の皆さんには知られていない「さいたま市のおもしろいスポット」をまわる中で、さいたま市の魅力をあらためて知ってもらいたいですね。

そもそも、一般の方は「商工会議所」という言葉を聞いても、何をしている組織なのか、あまりピンと来ない方が多いのではないでしょうか。たくさんの方がデジタルスタンプラリーに参加していただき、市民の方にも商工会議所の存在を知っていただけたらよりうれしく思います。

―デジタルスタンプラリーでは、具体的にどういったスポットをまわれるのでしょうか?

地元のお店や商店街はもちろん、市内の観光スポットや名所、施設など100カ所以上にスタンプを設置します。スマホに専用アプリをインストールしてスタンプを集めていただくと、賞品をゲットできる抽選に応募していただくことができるのですが、地元のプロスポーツチームの応援グッズやさいたま市にゆかりのある賞品も多数ご用意していますので、多くの方に参加していただけるとうれしいです。

なお、今回使用するアプリは、さいたま市商店会連合会、浦和レッドダイヤモンズさんとの連携にて開発したものですが、さいたま市では、本年8月より「さいたま市みんなのアプリ」のサービスをスタートしており、デジタル地域通貨や各種行政サービスでの運用を開始していますので、市民の方には併せて活用いただければと思います。

ー記念イベントに先立って講演会を実施されたとのことですが、講演会ではどういった話をされたのでしょうか?

講師には登山家の野口健さんをお招きしました。「目標を掲げて生きること」をテーマに、バイタリティー溢れる野口さんの経験をお話いただき、これからのさいたま市で生きていく皆さんにも、明るい気持ちで、力強く生きるヒントを与えていただいたと思います。20周年記念イベントの始まりにふさわしい時間でした。

自己変革をテーマに

ーさいたま市の20周年の歩みの中で、特に印象に残っている出来事を教えてください。

元々、4つあった商工会議所が「さいたま商工会議所」として、20年前に1つの経済団体になりました。職員や各地域の事業者は旧地域の意識が強く、当初はその融合が難しいところもありました。

現在はそういったことはありませんが、20年経つと世代が少しずつ変わっているため、あらためて一つの組織として力を合わせていく時期だと感じています。

ー今後の目標や、注力される取り組みなどございましたら教えてください。

物価の高騰や賃上げなど、事業を継続していくにあたって課題となる問題もありますが、これからも会員事業者が生き残っていくために事業者の皆様も私たちも自己変革をしていくタイミングだと思います。

それを実現するために、ビジョンのキーワードとして「自己変革」と設定し、事業者と商工会議所の2つの面から捉え、進めていく必要があります。

事業者の変革という意味では、取引先開拓、海外進出といった取り組みが必要になると考えています。商工会議所の変革としても、その課題に応えられるように、そういった機能の創出に力を入れて取り組んでいく予定です。

ー読者の方に向けてメッセージをお願いします。

読者の皆さんの中には、「さいたま市は遊びに行く場所」として真っ先に思いつく場所ではない方もいらっしゃるかと思いますが、新しいことにも取り組んでいるので、来ていただくとおもしろい体験をしていただけるのではないかと思います。

行き先に悩むことがあったら、1度くらいはさいたま市に遊びに来ていただけるとうれしいです。

ー本日はお話いただき、ありがとうございました。

さいたま商工会議所 総務本部

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