多様な地域貢献活動に取り組む。株式会社西日本シティ銀行にインタビュー PR

多様な地域貢献活動に取り組む。株式会社西日本シティ銀行にインタビュー

西日本シティ銀行は、福岡県福岡市に本社を構える銀行です。

通常の銀行業務に加え、地域の社会貢献活動にも積極的な西日本シティ銀行では、幅広い活動に取り組まれています。

今回は、広報文化部担当役員である西日本シティ銀行の小湊さんに、社会貢献活動についてお話を伺いました。

福岡県に本社を構える西日本シティ銀行

ー本日はよろしくお願いします。まず御社の沿革や主な事業内容を教えてください。

当社は、2004年に西日本銀行と福岡シティ銀行が合併してできた銀行です。

また2016年には、西日本フィナンシャルホールディングスを設立し、同社の株式を東京証券取引所及び福岡証券取引所にて上場しました。

西日本フィナンシャルホールディングスは、西日本シティ銀行を中核に、銀行・証券会社・カード会社など、多様かつ特徴のある子会社群を有する総合金融グループです。

長きにわたって継続している地域貢献活動

ー貴行で行っている社会貢献活動について教えてください。

まず、私が担当する「広報文化部」という名称が珍しいと思います。おそらく地方銀行で「広報文化部」という名称の部署が存在するのは当行だけではないでしょうか。

名称に象徴されるとおり、当行は合併する以前から現在まで、地域の歴史や美術、音楽等の芸術を通じて文化の向上を図り、これらの活動に多面的・複合的に取り組むことによって地域社会の発展に寄与してきました。

その一つに、1979年から「博多に強くなろう」「北九州に強くなろう」という冊子を発行し、現在では「九州流」に形を変え九州に縁(ゆかり)のある人物や文化・歴史を発信しています。

また、1986年から当行のホールに市民の方を招待し、地元の音楽家の演奏を披露する「プロムナードコンサート」(現 福岡ルネッサンスNCBプロムナードコンサート)を開催しています。

その他、財団を通じた顕彰、「お金のがっこう」の開催など子ども向けの教育支援や大学などでの金融講座、地域のお祭りへの参加など、多様な地域貢献活動に積極的に取り組んでいます。

―これらの活動に関して、地域の方からの反響はいかがですか?

地域の方からは、「西日本シティ銀行は芸術や文化・歴史の伝承など幅広い活動を通じて地域に貢献している」という印象を持っていただけていると感じています。

市民の方と合唱団を結成

プロムナードコンサートの画像

―NCB音楽祭も開催されていますね。

西日本シティ銀行創立10周年を記念して2014年以降、毎年、継続的に開催しています。

この音楽祭は、市民と行員で結成する合唱団「NCBフロイデ合唱団」による「第九」の合唱のほか、ダンス、オペラなどのパフォーマンスを年末の福博の街にお届けしています。

合唱団は、夏前の時期から音楽祭当日までの約8ヵ月間練習を行っており、市民の方と我々行員が交流する機会にもなっています。音楽祭は福岡シンフォニーホール(アクロス福岡)に約1,500人の市民の方をお招きしており、毎年楽しみにしてくださっている方も多くいらっしゃるようです。

西日本シティ銀行のキャラクターを活用した寄付活動

ワンクグッズの画像

ー近年で新しく始められた取り組みにはどのような活動がありますか?

その一つに、当行のキャラクターである「ワンク」をデザインしたグッズ(以下「ワンクグッズ」)を販売し、その売上代金の一部を子ども食堂や社会福祉団体に寄付するという活動を始めました。

もともと「ワンクグッズ」は、子ども向けのイベントや銀行窓口でPR用品としてお配りしていましたが、「ワンクグッズ」を活用して何か地域に貢献できることはないかと考えました。

一方で「ワンクグッズが欲しいから売ってほしい」という声が増えてきたため、その声に応えたいとも考えました。しかしながら、銀行が金融商品以外のモノを商品化し、販売することは銀行法上難しいため、実現に向けては金融庁と何度も協議を重ねました。

そのようなプロセスを経ての「ワンクグッズ」の商品化は、銀行がオリジナルのキャラクターグッズを販売する全国初の取組みとして2022年6月にスタートして以来、第1弾で文房具用品、第2弾で自然に配慮した天然素材商品など商品の拡充、地元福岡だけでなく京都にも販売拠点を拡大するといった形で進化しています。

今年7月には地場企業とコラボした「ワンクグッズ」を商品化し、地場企業の知名度向上や成長を支援する地域経済活性化策の一つとして取り組んでいます。

売上代金の寄付は3か月に一度行っており、地域の方々から大変喜ばれています。

食材を持ち寄ってフードドライブ活動を実施

フードドライブ活動の画像

ーフードドライブ活動もされていると伺いました。詳しく教えてください。

はい。2021年の夏から活動を開始しました。

日本全国で約7人に1人の子どもが食料を必要としているという統計が出ています。

そのことを知った時に、「銀行でも何かできることはないか」と思ったことがきっかけです。

フードドライブ活動とは家庭で使いきれない食材を集め、福祉団体やフードバンクを通じて、子ども食堂などへ食材を寄付する取組みで、「ワンクグッズ」の売上代金の一部を子ども食堂などに寄付する取組みと親和性もあります。フードドライブ活動を通じて未来を担う子ども達を支援したいと考えました。

今では、西日本フィナンシャルホールディングスグループの長崎銀行も加わり、約100拠点で実施。寄付した食材は2023年8月末で約3,000㎏になりました。

銀行が主体となってフードドライブ活動に取組むのは九州では当行が初めてだったため、メディアで取り上げられる機会も多くありました。

メディアを通じて、自分の寄付した食材が子どもたちに届いている事実を目にしたり、子どもたちから感謝の手紙が届いたり、営業店の窓口でお客さまに声をかけてもらったりする経験が、行員のモチベーションをより高くしてくれるように思います。

地域の発展なくして、西日本シティ銀行の発展なし

小湊さんの画像

ー今後のご計画や、注力されることを教えてください。

これからも継続して、社会貢献活動に取り組んでいくことに大きな意義があると思います。時代に合わせて活動内容をブラッシュアップしながら、今後も継続させていくことに注力していきます。

また新たな社会課題に対応する活動にも取り組みたいと思います。

ー社会貢献活動に興味のある読者の方に向けて、メッセージをお願いします。

社会貢献活動には、できることから始めていくこと、そして継続することが大切だと思います。ご自身ができることから取り組んでいただければと思います。

また、どのような取り組みであっても、どのような目的で「誰に向けておこなうのか」ということをしっかり意識することが大切だと思います。

我々は、地方銀行なので「お客さまに一番近い」「地域に貢献する」という想いがあります。

「地域の発展なくして西日本シティ銀行の発展なし」を肝に銘じ、今後もお客様や地域のために積極的な地域貢献活動をしていきますので、見守っていただけるとうれしいです。

ー本日はお話いただき、ありがとうございました。

株式会社西日本シティ銀行

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気になるけど、なかなか話しづらい。けどとても大事な「お金」のこと。 日々の生活の中の身近な節約術から、ちょっと難しい金融知識まで、知ってて得する、為になるお金の情報を更新していきます。

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