舞鶴商工会議所が取り組む食を活かした地域活性化事業とは?担当者にインタビュー! PR

舞鶴商工会議所が取り組む食を活かした地域活性化事業とは?担当者にインタビュー!

舞鶴(まいづる)市は京都府の北部地域の中心的な町です。豊かな自然に囲まれ、住みたい田舎ランキングでも上位にランクインしています。

そんな舞鶴市の商工業を支える舞鶴商工会議所では、さまざまな取り組みをおこなっており、とくに食を活かした地域活性化に力を入れています。

今回は、舞鶴商工会議所が取り組む食を活かした地域活性化事業について担当者にお話をお伺いしました。

食を活かした地域活性化に取り組む「舞鶴商工会議所」

「金曜日はカレーの日」プロジェクト参加店カレーの画像

―本日はよろしくお願いいたします。まずは舞鶴市の魅力について教えていただけますか。

舞鶴市は近畿地方・京都府の北東部、京阪神から100km圏に位置し、面積は 342.13㎢と京都府内で6番目に面積の大きな自治体です。

北は日本海(若狭湾)に面していまして、田辺藩の城下町や海軍ゆかりのまち海と山に囲まれた大自然が隣接する町といったさまざまな顔を持っているのが特徴です。

過去には「田舎暮らしの本(2022年2月号)」で子育て世代が住みたい町として近畿エリア1位を獲得し、若者世代・単身者が住みたい町、シニア世代が住みたい町としても上位にランクインいたしました。

また、舞鶴市は田辺城や舞鶴赤れんがパークをはじめとした観光スポットが多数あるほか、四季折々の風景を楽しめるのが魅力だと感じています。

食文化も豊かで舞鶴発祥の京野菜「万願寺甘とう」や海の名産品「岩がき」「丹後とり貝」などの旬を彩る特産品もありますので、舞鶴市にお越しの際は召し上がってほしいですね。

―ありがとうございます。つづいて舞鶴商工会議所の取り組みを教えていただけますか。

舞鶴商工会議所では「地域の商工業の推進」と「地域活性化に寄与する取り組み」を主におこなっています。

商工業の推進については、地域を担う事業者様のお役に立ちたいという考えから、市内事業所の経営相談や、経営に役立つセミナー、創業者向けの「創業スクール」などを開催しています。

また、地域活性化の取り組みとしては「みなと舞鶴ちゃったまつり」をはじめとした各種イベントを開催しています。

とくに食を活かした地域活性化に力を入れていまして、平成23年から開始した「金曜日はカレーの日」プロジェクトは、「海軍ゆかりのまち」という舞鶴市ならではの取り組みだと感じています。

プロジェクトの一環として海上自衛隊舞鶴地方総監部に協力いただいて、市内の飲食店で「まいづる海自カレー」の提供や、飲食店を巡って景品がもらえる「スタンプラリー」を実施していますので、ただ食べるだけではなく市内を散策する楽しみも感じていただければうれしいですね。

舞鶴在籍の艦艇・部隊・学校が認定!「まいづる海自カレー」

まいづる海自カレーのイメージ画像

―「まいづる海自カレー」について教えていただけますか。

「金曜日はカレーの日」プロジェクトの取り組みの一環として、平成29年8月から始まったのが「まいづる海自カレー」です。

「まいづる海自カレー」は、海上自衛隊舞鶴地方総監部の協力により、艦艇・部隊・学校のオリジナルカレーのレシピを調理員から直接指導を受けて調理しています。

提供するカレーは各艦艇・部隊・学校の長から認定を受けており、販売する飲食店によって種類の異なるカレーを楽しむことができます。

令和2年は市内10店舗で10種類のカレーを提供させていただきましたが、令和4年は参加いただける店舗数が12店舗に増えまして、味も12種類ご用意できました。

「まいづる海自カレー」参加店の詳細や提供しているカレーは公式サイトに掲載していますので、ご確認いただきたいと思います。

また、新型コロナウイルスなどの影響で臨時休業や営業時間が変更となる場合もあるので、来店時は各店舗へ問い合わせいただきたいです。

―「まいづる海自カレー」は、飲食店でしか食べられないのでしょうか。

基本的には「まいづる海自カレー」参加店でのみの提供になりますね。ただ、イベントに「まいづる海自カレー」参加店が出店することもあるので、必ずしも店舗でしか食べられないというわけではないです。

たとえば令和4年は4月に開催された「舞鶴地方隊グリーンフェスタ」に合わせ、舞鶴赤れんがパークで4店舗が海自カレーを販売していますし、5月に神奈川県の横須賀市で開催された「よこすかカレーフェスティバル2022」でも1店舗が出店しています。

また、お客様からの熱い要望を受けて「まいづる海自カレー」のレトルトカレーも販売しています。令和3年11月に第1弾、令和4年4月に第2弾を実施しているので、詳細は「まいづる海自カレー」の公式サイトで確認していただきたいです。

「まいづる海自カレー」公式サイト

カレーを楽しみながらオリジナルの景品がもらえるスタンプラリー

「まいづる海自カレー」オリジナルカレー皿の画像

―スタンプラリーを実施しているとのことですが、内容を教えていただけますか。

「まいづる海自カレー」スタンプラリーは、参加店で食事をしてスタンプを集めていただき、スタンプ数に応じて景品がもらえるという内容です。

令和4年度は、4月1日から令和5年3月31日までの開催で、スタンプ6個で「オリジナルスプーン」、スタンプ12個で「オリジナルカレー皿」をプレゼントしています。

また、12店舗完全制覇の方にはWチャンスとして、抽選で20名様に「海上自衛隊舞鶴地方隊タンブラー」もご用意しています。こちらは抽選となるので、必ずもらえるわけではありませんが、ぜひ完全制覇を目指していただきたいですね。

―スタンプラリーにはどのように参加するのでしょうか。

スタンプラリーの参加方法は「まいづる海自カレー」公式サイトからスタンプラリーの台紙を入手して、参加店に持参していただくだけです。参加料などはいっさい必要なく、カレーを楽しみながらオリジナル景品をもらえるので、気軽に参加してほしいです(※)。

景品交換場所は「舞鶴市商工観光センター1F(舞鶴市字浜66番地)」で、景品の引き換え期間は令和4年4月29日から令和5年4月14日となっています。

期間は1年間と長く設定しているので、毎月3店舗をまわるといった方法で楽しく参加していただくのもおすすめです。

たとえばですが、市外の方であれば長い期間かけて12店舗制覇を目指すことで、季節ごとの舞鶴市の風景や旬の特産品も楽しむことができると思います。

いろいろな楽しみ方ができると思いますので、ご自身の状況に合わせながら楽しく参加していただければうれしいです。

(※)イベント出店時の押印はできませんのでご了承ください。
スタンプラリーのお問い合わせ先
舞鶴商工会議所 0773-62-4600

今後の展望と読者へのメッセージ

―舞鶴商工会議所として目指す今後の展望を教えてください。

舞鶴には海上自衛隊の基地があり、金曜日に艦内でカレーを食べる習慣から、市内では金曜日の学校給食にカレーを提供したり家でカレーを作ったり、さらには、市内のお店が自慢のカレーを販売する「金曜日はカレーの日」プロジェクトを実施しています。

カレーを通じて市内外に情報を発信していくことで、地域活性化になればと考えています。今後も「まいづる海自カレー」を含め、「金曜日はカレーの日」を知ってもらえる取り組みをおこなっていきたいです。

―最後に、この記事を読んでくれた方へのメッセージをお願いいたします。

舞鶴市は城下町・海軍ゆかりのまち・自然に囲まれた町といったさまざまな顔を持っています。市を象徴する観光名所が豊富にあり、四季折々の風景や旬の特産品を楽しめるのが魅力だと感じています。

舞鶴商工会議所では、食を活かした取り組みとして「まいづる海自カレー」をスタートし、カレーを楽しみながらオリジナルの景品がもらえるスタンプラリーも開催しています。

スタンプラリーは令和5年3月31日まで開催しているので、長期間楽しんでもらえるイベントになっています。定期的に舞鶴市に訪れていただき、異なる季節の舞鶴市を散策しながらスタンプを集めていただければと思います。

また、舞鶴商工会議所としては、今後もさまざまな角度から舞鶴市の魅力を伝えていきたいと考えています。

―本日はお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。