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「伊賀上野 まち百貨店」とは？ちょっとの“特別感”でまちを歩くきっかけづくり
京都や奈良、伊勢を結ぶ大和街道・伊賀街道・初瀬街道があり、飛鳥や奈良、京都といった都に隣接する地域として知られている伊賀市は、京や大和の文化に影響を受けながらも独自の文化を育ててきました。
そこで上野商工会議所では、伊賀上野のまちの魅力を知ってもらうための取り組み「伊賀上野 まち百貨店」を行っています。
この記事では、伊賀上野の魅力やまち百貨店の内容についてご紹介します。
三重県伊賀上野は独自の古きよき文化と新しい文化の融合されたまち
三重県伊賀市は上野市、伊賀町、島ヶ原村、阿山町、大山田村、青山町の6市町村が合併して誕生しました。
伊賀市ではこのまちの魅力を伝えるべく、「伊賀市移住交流ポータルサイト」や「移住コンシェルジュ」を設置することで、移住者のサポートにも力を入れています。
「伊賀市」の中心市街地にあるのが、伊賀上野のまち。
「藤堂高虎」が建設した伊賀上野城の城下町として知られ、江戸時代には伊勢神宮への参拝客の宿場町として栄えていました。
そんな伊賀上野の魅力をより多くの方に知ってもらうために、上野商工会議所で行っている取り組みが、「伊賀上野 まち百貨店」です。
ちょっとの特別感がまち歩きを楽しくさせる「伊賀上野 まち百貨店」
伊賀上野 まち百貨店とはどういった取り組みなのでしょうか？
まちのお店が会場となり、マーケットや展示などをつないでまち全体をひとつの百貨店のように見立てるイベントです。
伊賀線上野駅中心市街地エリアにて、毎月第一土曜日に定期開催をしています。
お買い物に来た方やただ散歩をしている方が新しい発見をして、「まちを歩こう！」と思ってもらえるきっかけづくりを目的とした取り組みです。
飲食店から雑貨店まで参加！あふれる元気で伊賀上野の魅力をアピール
まち百貨店へ参加されている出店者様の笑顔が印象的です。多種多様なジャンルのお店が参加されているのですね。
飲食店は26店舗、雑貨店は3店舗、日用品店は7店舗、野菜直売所など15店舗、計51店舗ものお店にご参加いただき開催しています。
毎回ではないですが、人力車にご協力いただく年もあります。
限定メニューや数量限定商品、料金プランなど、そのときにしか体験できない楽しみを見つけられるのも「伊賀上野 まち百貨店」の魅力のひとつ。
伊賀上野のいつものお店が、ちょっとだけ特別仕様に変わる1日を体験していただけます。
自分で育てる地図「まち百 育てるMap」
「まち百 育てるMap」について教えてください。
伊賀上野のまち歩きのための地図です。
シンプルなデザインにすることで、伊賀上野で訪れた店や特徴を書き込みやすくしました。
ぜひ自分だけの思い出の詰まった地図を育てていただきたいです。
「まち百 育てるMap」にはどういった内容が記載されているのでしょうか？
「伊賀上野 まち百貨店」へ参加されている店舗のほか、授乳室、貸自転車、駐車場、トイレや休憩ベンチの設置場所などを掲載しています。
伊賀の歴史や古きよき文化にも触れていただけるよう、松尾芭蕉関連史跡や武家屋敷、だんじり蔵、地蔵などについても記載しました。
さまざまなページがありますが、特に注目してほしいのは「百」の文字で掲載している「まち百的文化財」です。
「まち百的文化財」は、指定文化財などとは違うのでしょうか？
まち百的文化財は、伊賀上野の歴史のなかでも思わず笑ってしまうような場所やモノ、コトを紹介しています。
伊賀上野のまち歩きを楽しんでもらえるように、思わず誰かに伝えたくなるようなトピックを「まち百的文化財」と名づけてマップに掲載。
「まち百 育てるMap」を利用し、お店からお店へ渡り歩く間にまち百的文化財を見つけてみると、まち歩きがより楽しめそうです。
いつもと少しだけ違う土曜日を「伊賀上野」に触れるきっかけに
最後にこの記事を読まれた読者の方へ、メッセージをお願いします。
伊賀上野は、古きよき文化と新しい文化が共存し合うまちです。
私たち上野商工会議所では、少しでも多くの方が伊賀上野を訪れ、まちを歩くきっかけをつくりたいという想いで「伊賀上野 まち百貨店」を始めました。
いつもの景色が目新しく映るような、特別感を体験できるイベントですので、伊賀上野に馴染みのある方も、初めて歩く方もぜひ一度訪れてみてください。お待ちしています。
「伊賀上野 まち百貨店」は、毎月第一土曜日に開催しています。
ぜひ皆さんも「まち百 Map」を片手に「伊賀上野 まち百貨店」を体験してみてはいかがでしょうか。
上野商工会議所 中小企業相談所まちづくり課
子供が大きくなったのを機に、2017年より本格的にWebライターとして始動。クレジットカードとカードローンを得意分野とし、恋愛・離婚・エンタメ系や商品紹介など、さまざまなメディアのライターを経験。誰もがわかりやすい記事を作成するのを信念に、自分の無知さや語彙力のなさに落胆しながらも、持ち前の探求心を武器に奮闘中。クレジットカードは、楽天カード・Yahooカード・地元のマイナーのカードを利用。キャッシュレスはPayPayとメルペイを利用し、家計を整理するのが目標。