伊達商工会議所が取り組む「愛のりタクシー」や「まちなか活性化推進事業」を紹介 PR

伊達商工会議所が取り組む「愛のりタクシー」や「まちなか活性化推進事業」を紹介

北海道伊達市は、緑と海の良さを感じられる自然豊かなまちです。さらに、高齢者や障がいを持つ方を問わず、万人が安心して暮らせるよう福祉にも力を入れています。

今回は、伊達商工会議所が取り組む「愛のりタクシー」と、地域活性化を目的とした「まちなか活性化推進事業」について紹介します。

高齢者の生活の足となる愛のりタクシーの割引制度や、まちなか活性化補助金の概要にも触れているので、ぜひ一読ください。

北海道伊達市は北の湘南!道内でも四季を通じて温暖な気候

北海道伊達市の風景画像

北海道伊達市は、札幌と函館の中間に位置し、北西には有珠山や昭和新山、南は噴火湾に面した山と海に隣接したまちです。

野菜を中心とした農業やほたて貝の養殖など水産業が盛んに行われ、海や大地の恵みを受け自然豊かです。近隣には、工業都市である室蘭や温泉観光地の登別市や洞爺湖町があり、観光客も多く訪れます。

伊達市は、1870年仙台藩一門亘理領主 伊達邦成とその家臣達の集団移住で開拓され、1972年には市へ、2006年には大滝村と合併し現在の伊達市として新たにスタートしました。

道内でも比較的雪が少ない地域であり、温暖な気候であることが特徴です。新しく合併した旧大滝村(大滝区)は、山間にあるため寒さが厳しく、積雪量が1mを超えることもあり、しばし住民を悩ませることも。

しかし、森や川が造り出す四季折々の景色を感じられ、幅約80メートルにもなる「大滝ナイアガラの滝」や秋に美しい紅葉で染まる「三階滝」など、観光地としても人気があります。

ノーマライゼーションを意識した支援システムが整った街

伊達市は、ノーマライゼーションを実施するまちです。

ノーマライゼーションとは、社会的弱者を排除せず、平等に生活できる社会を目指す意識を言います。

伊達市の人口は約3.3万人と多くはありません。しかし、そのうち600人を超える知的障がいのある方が、一般市民と同様に活動し生活しています。

病院や大型ショッピングセンター、福祉施設など生活に必要な施設が集約されており、障がいのある方も安心して暮らせるようさまざまな支援システムが充実しているのも、ノーマライゼーションを目指す伊達市ならではです。

すべての住民に対し理解が高く、寄り添ってくれる心暖かい市民が多いまちです。

会員企業をサポートする伊達商工会議所

1950年~続く伊達商工会議所は、地域経済の発展は会員企業の発展が不可欠と考え、サポートをすることで地域経済を豊かになるよう努めています。

伊達商工会議所が行う主なサポート
  1. 経営相談や人材育成
  2. 能力開発支援の補助金
  3. 各種セミナー開催
  4. 共済制度プランや労働保険の相談

さらに、日々の業務で労働保険の事務処理をする時間が取れない場合などに、労働保険事務組合制度があります。

主に、雇用保険や労災保険の加入手続きといった、雇用保険の被保険者に関する業務を代行します。

労働保険事務組合に加入していれば、ひとりでも従業員を雇用している会員が対象です。

伊達商工会議所は、事業の発展はもちろん、業務が円滑に進むようサポートを行っています。

愛のりタクシーは生活の足!伊達商工会議所が取り組む会員制相乗りタクシー事業

愛のりタクシーの地区イラスト

伊達市は、超高齢化社会や人口減少社会へ対応するため「伊達ウェルシーランド構想」を策定しています。

伊達ウェルシーランド構想とは、高齢者が安心安全に住め、女性・若者問わず雇用を促進、働く人が住みたいと思えるまちを目指す取り組みです。

高齢者のニーズに応える生活産業や雇用場を創ることで、地域活性化を目指す目的があります。

伊達商工会議所はその一環として、自家用車がなくても移動しやすいよう、高齢者の生活の足を確保するため、市内の民間タクシー会社2社の協力を得て会員制相乗りタクシー事業「愛のりタクシー」を展開しました。

高齢者が自家用車のようにdoor to doorで移動可能

北海道は自家用車の保有率が高く、公共交通機関の利用者が少ない地域です。伊達市も例にもれず、自家用車を利用している方が多くいます。

住んでいる地域や環境によって、自家用車を手放せない高齢者も多くいます。

「愛のりタクシー」は、高齢ドライバーの負担を軽減するため、自家用車に近い形でdoor to doorで移動できるよう考えられました。

予約が必要ですが、指定した時間に迎えに来てくれるだけではなく、料金が一般の価格よりも安く設定されているのが特徴です。

場合によっては、他のお客と相乗りになる可能性がありますが、利用1時間前までであれば当日予約ができるため、急な用事ができた場合にも対応しています。

60歳以上で自分で乗車・下車できれば利用可能

愛のりタクシーは、60歳以上の方で車へ乗り降りが自分でできれば利用可能です。

利用地域は、大滝区を除く伊達市内全域のため、市内での用事を済ませられます。

利用には事前に愛のりタクシーの会員登録が必要です。登録手数料は1,000円。運転免許証や健康保険証などの本人確認書類を、伊達商工会議所へ持参すると手続きができます。

夫婦割引や親子割引でお得に活用

愛のりタクシーの魅力は、格安な運賃にあります。市内を8地区に分割し、運賃がそれぞれ500~2,000円で指定されています。

愛のりタクシー料金
有珠着 長和着 上長和着 中央着 関内A着 関内B着 稀府着 黄金着
有珠発 500円 500円 500円 1,000円 1,000円 1,500円 1,500円 2,000円
長和発 500円 500円 500円 500円 1,000円 1,500円 1,000円 1,500円
上長和発 500円 500円 500円 1,000円 500円 1,000円 1,500円 2,000円
中央発
1,000円 500円 1,000円 500円 500円 1,000円
500円 1,000円
関内A発 1,000円 1,000円 500円 500円 500円 500円 1,000円 1,500円
関内B発 1,500円 1,500円 1,000円 1,000円 500円 500円 1,500円 2,000円
稀府発 1500円 1,000円 1,500円
500円 1,000円 1,500円 500円 500円
黄金発 2,000円 1,500円 2,000円 1,000円 1,500円 2,000円 500円 500円
(※)2023年10月時点 2023年度版愛のりタクシーより

同じ区内もしくは隣接した区へ移動する場合の料金は500円です。上記のように、移動距離が1地区遠くなるごとに、500円ずつ料金が加算されます。

例えば、伊達市のタクシー料金は、1.237㎞まで550円(※)です。同じ区内を利用したとしても、愛のりタクシーの方がお得に利用できます。

さらに、夫婦割引や親子割引があります。

(※)株式会社伊達ハイヤー 2023年10月時点の料金
夫婦割引・親子割引の適用条件
夫婦割引
・乗降地が夫婦で同じ
・夫婦で愛のり会員
・1人以上の料金が1,000円以上である
・通常便のみ
親子割引 ・乗降地が夫婦で同じ
・親子で愛のり会員
・1人以上の料金が1,000円以上である
・通常便のみ

夫婦割引・親子割引は、1人分の料金が半額になる割引制度です。

1人の料金が1,000円以上の場合に利用できるため、例えば有珠から中央までなど1区間をまたいで移動する場合にお得になります。

割引きを利用する際には、伊達商工会議所へ申し込みが必要です。

愛のりタクシーの通常運行、割引適用運行は、月曜日から土曜日、8:00~18:00まで運行しています。

定時便のジャンボタクシーは1日3便

愛のりタクシーは、通常運行のほかに定時便ジャンボタクシーも運行しています。

月曜日から土曜日、「黄金・稀府から中央地区行き」「有珠・長和地区から中央地区行き」の2路線運行。中央地区は商業施設などが集まる地区です。生活用品の買い出しなどに利用しやすいでしょう。

2路線とも1日3便運行し、中央区地までの間であれば、途中下車も可能です。さらに、中央地区から延長して乗車することもできます。

定時便ジャンボタクシー運行時間
有珠地区→長和地区→中央地区 1便:8:30→8:45→9:00
2便:9:30→9:45→10:00
3便:10:30→10:45→11:00
黄金地区→稀府地区→中央地区 1便:8:30→8:45→9:00
2便:9:30→9:45→10:00
3便:10:30→10:45→11:00
(※)前日予約は 13:00~18:00(日曜日~金曜日)・当日予約は朝7:00~9:30(月曜日~土曜日)に対応
(※)上記の時間は目安です。交通状況などによって前後する可能性があります

定時便は、午前中の1時間ごとに3便運行し、中央からの折り返し便はありません。

担当するタクシー会社は2社(光星タクシー有限会社・株式会社伊達ハイヤー)あり、年度ごとに変わります。

定時便のみ、担当会社で利用を受け付けしているため、利用の際には担当会社に連絡しましょう。

まちなか活性化補助金で地域に賑わいを!伊達商工会議所が取り組む事業

伊達商工会議所のイメージ画像

伊達商工会議所は、伊達市内の商工業を活性化させ地域に賑わいを取り戻すことを目的とした事業に対し、「まちなか活性化補助金」で支援しています。

まちなか活性化補助金の概要
補助金 対象事業・経費の合算に対し30万円まで
補助対象団体 ・商店街振興組合
・任意の商店会
・伊達商工会議所
上記いずれかの会員を加えた実行委員会を要する団体
補助対象の事業条件 ・販売営業を目的とした事業ではないこと
・伊達市内で実施すること
・参加者に制限がないこと
・宗教的、政治的な意図がないこと
・ほかの公的団体から補助金などを受けないこと
・委託のみの事業ではないこと
・1年度中1団体に対し1事業まで
・同一団体で同一の事業に行う補助は3年度まで
補助対象経費 ・謝金
・旅費
・消耗品費
・役務費
・賃借料
・会場設営費
・広告宣伝費
・通信運搬費
参考:令和5年度 伊達商工会議所まちなか活性化推進事業実施要領

まちなか活性化補助金は、事業実施予定日の1ヶ月前までに申請が必要です。事業終了後は、事業完了届など1ヶ月以内に届け出ましょう。

申請に必要な書類は、伊達商工会議所のホームページよりダウンロード可能です。伊達市を盛り上げる事業を行ってみませんか。

まとめ

北海道伊達市は、ノーマライゼーションを掲げ障がいを持つ方や高齢者、働く人など市民全員が安心安全に暮らしていけるよう努めています。

伊達商工会議所では、「まちなか活性化補助金」で伊達市に賑わいと活気を取り戻すべく注力。さらに、高齢者に必要な便利で利用しやすい生活の足として「愛のりタクシー」を展開しました。

愛のりタクシーは、通常のタクシーよりも低価格。自宅から目的地まで自家用車のように利用できます。ぜひ一度活用してみませんか。

子供が大きくなったのを機に、2017年より本格的にWebライターとして始動。クレジットカードとカードローンを得意分野とし、恋愛・離婚・エンタメ系や商品紹介など、さまざまなメディアのライターを経験。誰もがわかりやすい記事を作成するのを信念に、自分の無知さや語彙力のなさに落胆しながらも、持ち前の探求心を武器に奮闘中。クレジットカードは、楽天カード・Yahooカード・地元のマイナーのカードを利用。キャッシュレスはPayPayとメルペイを利用し、家計を整理するのが目標。

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