北海道観光の強い味方!幅広い観光事業を手がける北海道中央バス株式会社にインタビュー PR

北海道観光の強い味方!幅広い観光事業を手がける北海道中央バス株式会社にインタビュー

地域の足を支えるバス事業を展開する北海道中央バス株式会社。市内線や高速バス、観光バスなどさまざまな路線を運行しています。また、観光事業も幅広く展開しており、飲食店や宿泊施設などの運営を行っています。

今回は、北海道の観光に便利な観光バスの情報や運営する施設について、北海道中央バス株式会社観光事業推進本部事業統括グループマネージャーの福井希さんにお話を伺いました。

長きにわたり生活・観光の足を支えてきた北海道中央バス株式会社

定期観光バスのイメージ画像

―本日はよろしくお願いします。まずは、御社の事業内容について教えていただけますか?

弊社は、1943年に札幌、小樽、後志、石狩、空知地区の21バス事業者が統合して誕生しました。その後、1983年には都市間高速バスの運行を開始、2001年、2003年には札幌市交通局より、一部路線の移譲を受けました。

バス会社ではありますが、地域に密着した観光事業にも力を入れています。小樽では、本社社屋の一部を活用し「ワイン&カフェレストラン小樽バイン」を運営しています。

グループ会社も含めた観光施設としては、映画、ドラマのロケ地として国内外のファンから注目を集める「小樽天狗山ロープウエイ・スキー場」、ニセコエリアの「ニセコいこいの湯宿いろは」「ニセコアンヌプリ国際スキー場」、商業施設の「砂川ハイウェイオアシス館」がございます。

また、弊社内の旅行部門「シィービーツアーズカンパニー」では、道内各自治体とのつながりを活かして「町長がバスガイドツアー」などのユニークなバスツアーを企画しています。

バスの種類、運行エリアなどについて教えてください。

まずは、多くの方が日常的に目にする「市内線」です。札幌近郊エリア、小樽市内を中心とした後志エリア、空知エリアを運行しています。

次に、札幌と道内各都市を結ぶ「都市間高速バス」は、小樽や岩見沢などの近場から、遠方では旭川、函館、釧路、網走など24路線を運行しています。また、札幌市内各地と新千歳空港を結ぶ「空港連絡バス」もあります。

さらに、観光向きのバスでは「定期観光バス」、冬期には「スキーバス」も運行しています。

コースもさまざま!道内の人気観光地を巡る「定期観光バス」

神威岬のイメージ画像

―「定期観光バス」とは、どのようなバスなのでしょうか?

北海道内の観光地や施設を周遊する予約制の路線バスです。これは、「路線バス」というのがポイントで、ご予約いただければ1名様でも必ず運行します。

コースは時期によって増減しますが、10コース前後ご用意しています。

「絶景積丹岬コース」、富良野の「ファーム富田・四季彩の丘・青い池コース」、「旭山動物園コース」などを運行しています。

多くのコースが朝に札幌を出発して、夕方に戻ってくる行程ですが、札幌市内の大倉山ジャンプ場などを回るコースは午前のみ、午後のみの行程で、コンパクトに効率よく回れるとご好評をいただいています。

ファーム富田のイメージ画像

見どころやおすすめのポイントを教えてください。

一番のポイントは、バスに乗っているだけで観光が楽しめることです。

定期観光バスで巡るのは、弊社の担当が自信を持っておすすめするスポットばかりです。北海道に初めていらっしゃる方や、レンタカーを使わずに北海道を満喫したい方、効率よく観光スポットを回りたい方におすすめです。

疲れたら眠ってもいいですし、立ち寄り先でお酒の試飲をしてもいいです。自由な観光をお楽しみいただけます。

バスガイドや音声案内によるガイドがあるのも定期観光バスならではです。道中でその土地やスポットにまつわる歴史や豆知識、おすすめポイントなどを知っておけば、行った先でより楽しめること間違いなしです。

特に音声案内は多言語対応システムを導入したコースもあり、海外からのお客様に人気です。

旭山動物園のイメージ画像

利用方法について教えていただけますか?

公式サイトをご確認いただき、参加する日程とコースを決めたら、各コースの詳細ページから外部サイトにてお申し込みが可能です。お電話でも受け付けております。

料金は、札幌市内半日コースが大人3,100円~、その他の1日コースは大人6,000円~です。

集合場所は、JR札幌駅北口定期観光バス乗り場後方スペース(JR札幌駅北口タクシー乗り場東側)の「定期観光バス窓口」です。

こちらで乗車券をお渡ししますので、各コース出発時間の15分前までにお越しください。出発5分前を目途に、係員が札幌駅北口にある乗り場まで誘導いたします。

降車場所はJR札幌駅か、その前に大通方面やすすきの等で降車できるコースもありますので、その後の予定やホテルの場所に合わせて降車場所を選ぶことができます。

詳細は各コースの行程をご確認ください。

道産ワインと地元産食材を楽しめる「小樽バイン」

小樽バインのイメージ画像

―バス事業以外にも観光事業を展開されていると伺いました。詳細をご紹介いただけますか?

まずご紹介したいのが、「小樽バイン」です。こちらは、明治時代に建てられた銀行の建物を利用したワインカフェ&ワインショップです。

かつて「北のウォール街」と呼ばれ金融都市として栄えた小樽のまちを見守ってきた重厚感ある建物は、小樽市の歴史的建造物に指定されています。店内は木を基調としたシックで落ち着いた空間です。カウンター奥に並んだワイン樽が目を引く広々としたカフェに、80種類以上の道産ワインを揃えるショップを併設しています。

小樽運河や堺町通商店街からもアクセスしやすく、観光の合間の休憩にもぴったりです。重厚感のある見た目から入りづらさがあるかもしれませんが、ぜひ気軽に立ち寄っていただきたいです。

―おすすめのメニューやポイントを教えてください。

ワインに合うチーズはもちろん、肉料理にパスタ、ピザなどメニューが豊富です。地元産の食材を中心に、道内の食材を使用した料理と道産ワインとの組み合わせを楽しんでいただけます。

ワインは小樽にある「北海道ワイン」を中心に揃えていますが、ショップで取り扱っているワインをお楽しみいただくことも可能です。(抜栓料別途)

お得にテイスティングできる飲み比べセットもご用意しています。

小樽バインの料理のイメージ画像

四季折々の自然を感じられる「ニセコいこいの湯宿いろは」

ニセコいこいの湯宿いろはの客室

―宿泊施設も運営されているそうですね。

「ニセコいこいの湯宿いろは」は、小樽ニセコの奥座敷、ニセコアンヌプリの山麓に位置する温泉旅館です。

客室は日本の和とモダンが調和した落ち着いたデザインです。ニセコ中心部の喧騒から離れた静かなエリアで、ゆっくりとお寛ぎいただけます。

目の前にはニセコアンヌプリが広がり、夏にはゴンドラから望む絶景の大パノラマを、冬にはニセコ自慢のパウダースノーをお楽しみいただけます。自然あふれる散策路や館内にはキッズルームも完備しており、小さなお子様をお連れのファミリー層にも人気です。

アクセスは札幌・新千歳空港から車で約2時間の好立地です。

バス停が目の前のため、札幌・小樽からは高速ニセコ号も便利です。所要時間は、札幌から約3時間、小樽から約2時間です。

―おすすめのポイントを教えてください。

夕食には、料理長が厳選した素材を使用した贅沢な味わいを楽しめるお膳をご用意しております。地元の専属農家による無農薬野菜や果物を取り入れた、四季折々の旬の味をお楽しみください。ニセコ山系の清らかな水を利用した地ビールや地酒なども取り揃えております。

また、自慢の温泉は、天然保湿成分である「メタケイ酸」が通常の5倍以上含まれた「美肌の湯」です。その効果は入浴した瞬間に肌のツルツル感を実感できるほどです。

緑に囲まれた露天風呂で森林浴をしながらのんびりするのが個人的にお気に入りです。

ニセコにはたくさんの温泉が点在していて、各温泉によって異なる豊富な泉質が特徴です。

ニセコの温泉をお得に回れる「ニセコ湯めぐりパス」の対象施設でもありますので、湯めぐりを楽しんでいただくのもおすすめです。

ニセコいこいの湯宿いろはの露天風呂

バス事業にとどまらない取り組みで、地域活性化に貢献したい

―今後の目標や計画などがありましたらお聞かせください。

創業から80年間、地域の足として、生活に欠かせない交通インフラとして事業を行ってまいりました。これからも地域社会との絆を大切にし、地域に愛される企業として、より安全・安心な社会の実現を目指します。

また、バス事業のみならず観光事業にも注力することで、地域の活性化に貢献してまいります。

―最後に、マネ会読者へメッセージをお願いします。

北海道の方でも、今回ご紹介した施設を北海道中央バスが運営していることをご存じない方が多いのではないかと思います。ぜひお越しいただき、その魅力を感じていただければと思います。

―本日は、貴重なお話をありがとうございました!

北海道中央バス株式会社
観光事業推進本部 事業統括グループ マネージャー

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気になるけど、なかなか話しづらい。けどとても大事な「お金」のこと。 日々の生活の中の身近な節約術から、ちょっと難しい金融知識まで、知ってて得する、為になるお金の情報を更新していきます。

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