自宅でおいしいお魚料理を堪能!未利用魚を活用したサブスクサービス「フィシュル」の広報担当者にインタビュー PR

自宅でおいしいお魚料理を堪能!未利用魚を活用したサブスクサービス「フィシュル」の広報担当者にインタビュー

株式会社ベンナーズは、自宅で手軽に魚料理を食べられるミールキットのサブスクサービスを展開しています。国産の魚を使用しているだけでなく、味とは関係のない理由で行き場を失った未利用魚を活用している点も最大の特徴です。

今回は同社の江原優希さんに、サービス開始の背景やフィシュルの活用方法についてお伺いしました。

国内の水産業を支える株式会社ベンナーズ

海の画像

ー本日はよろしくお願いいたします。まずは御社の沿革や主な事業内容を教えてください。

江原さん:弊社は2018年に創業し、日本の食と漁業を守るために未利用魚を活用したミールキット(レシピと食材のセット)のフィシュルというサービスを展開しています。

フィシュルは月に1度ご自宅にお届けするサブスクリプションサービスです。もともとは魚の産地とバイヤーを結ぶB to Bプラットフォームの運営からはじまりましたが、現在はフィシュルが弊社のメインの事業となっています。

水揚げ量の35%を占める未利用魚を活用

魚をもった社員の画像

ーフィシュルのサービスを始められたきっかけや経緯を教えてください。

江原さん:弊社代表の井口が、フィシュルの前身のプラットフォームビジネスを行っているときに産地を巡るなかで、漁師関係者の方から、未利用魚の問題について「どうにかできないか?」と相談を受けたことがきっかけとなりました。現在日本の年間の水揚げ量のうち、約35%が未利用魚の区別となっているそうです。

そこで弊社では、新型コロナウイルスで多くの方の生活様式に変化があったことをきっかけに、未利用魚を活用した魚のサブスクサービス「フィシュル」の展開を開始しました。

また代表の井口は、幼い頃から水産業を営む家庭で育っているため、魚が身近な存在であったこともこのサービスを開始できた背景だと思います。

魚料理のサブスクサービス「フィシュル」とは?

魚を加工している画像

ーフィシュルとはどういったサービスでしょうか?詳しく教えてください。

江原さん:フィシュルは、お皿に乗せるだけ・茹でるだけ・焼くだけで簡単においしく、旬の魚料理をお召し上がりいただけるサブスクサービスです。

魚は国産の天然魚を使っていますが、味には全く関係のない理由で行き場を失っている未利用魚を積極的に活用している点が最大の特徴だと思います。

料理に使用している調味料は、弊社がオフィスを構えている九州産のこだわりの調味料を使っており、完全無添加のため身体にもやさしいです。下処理をした後は、瞬間冷凍しているため鮮度のいい魚を召し上がっていただけます。

ご家庭で解凍するだけでも召し上がっていただけますが、アレンジレシピとして調理アイディアを同封していますので、お時間がある時には少し手を加えていただくこともおすすめの召し上がり方です。

フィシュルの料金
  • 6パックおまかせ便 5,390円(税込)
  • 10パックおまかせ便 7,980円(税込)
  • 16パックおまかせ便 11,000円(税込)

ー手軽に魚料理を食べられるのはとてもうれしいですね。

江原さん:弊社がユーザーの方に実施したインタビューでは、「もともと自宅で魚を食べる習慣がなかった」と話される方が多くいらっしゃいました。

「フィシュルをきっかけに魚を食べる習慣がついた」「良質なタンパク質も摂れるようになってうれしい」という声をいただいており、弊社としてもとてもうれしい成果だと感じています。

ー未利用魚は通常は廃棄されてしまうものなのでしょうか?

江原さん:すべての未利用魚が廃棄されるわけではないですが、廃棄されるものもあれば、漁師さんたちの間で値はつかずに消費されたり、低価格で漁師ボックスなどで売られたりすることが多いようです。

手軽においしい魚料理を召し上がっていただきたい

フィシュルのパッケージ画像

ーフィシュルはどういった方におすすめのサービスでしょうか。

江原さん:仕事や家事など、日々忙しくされている方も多くいらっしゃると思います。フィシュルは料理する時間を短縮して、手軽においしい魚料理を召し上がりたい方には一度利用していただきたいと思います。

現在、弊社のサブスク会員様の年齢層は30代・40代・50代の方が多くいらっしゃいます。また共働きの家庭や、専業主婦の方でも魚料理のレパートリーが少ないと感じている方のお力になれると思いますので、一度お召し上がりいただけるとうれしいです。

約40種類の魚料理

おすすめ料理の画像

ーフィシュルではどういった魚料理を食べられるのでしょうか。

江原さん:フィシュルのミールパックは、加熱用と生食用の2種類を用意しており、合計で約40種類のレパートリーがあります。

例えば生食用の料理だと、「煮切り醤油漬け(煮切り醤油とは醤油・水・酒・みりん・だしなどを合わせて煮切って作る醤油)」という料理が人気ですね。

煮切り醤油漬けの画像

魚の煮切り醤油漬けは、サラダに乗せるだけでカルパッチョサラダになり、白ごはんの上に乗せるだけで漬け丼になります。あとは好みにあわせて、卵黄や大葉、ネギや胡麻などを乗せていただくとよりおいしく召し上がっていただけると思います。

加熱用の料理だと「ハーブオイルコンフィ」が人気を集めています。ひと手間加えて、パスタと和えていただいたり、野菜と一緒に炒めていただいたりするだけで、おいしく召し上がっていただけます。

未利用魚を取り入れることで食育にもつながる

児童の描いたお魚資料画像
              同社が給食として未利用魚を提供している、青山学院初等部のS D G sプロジェクト所属学生による資料

ー実際に利用されている方の声や反響を教えてください。

江原さん:お客様の声で多いのは、未利用魚を使用している活動を応援したいという声です。「フィシュルを選ぶことで社会貢献につながっている」と感じていただけているようです。

またお家で食べる魚料理のレパートリーが増えたという声も多くありますね。お刺身・焼き魚・煮魚以外の料理についても、ミールパックを活用していただくことで、手軽に取り入れていただけます。

フィシュルでは魚の種類も豊富に取り扱っているので、スーパーマーケットにおいていないような新しい魚にも出会える点も楽しんでいただけているようです。

お子さまがいらっしゃるご家庭では、「ミールパックで届いた魚をきっかけに食育として、未利用魚について子どもと調べました」という声もいただいています。

ーミールパックで届く料理のレパートリーが40種類以上もあるというのは、そういった点にも活かされているのですね。

江原さん:そうですね。また40種類以上のフレーバーがあると、なかには苦手な味付けがあるお客様もいらっしゃると思います。フィシュルではパーソナライズ化を取り入れているので、苦手な味は次回から届かないようにしています。

飽きずに継続的に楽しんでいたける工夫として、月に一度は新しいフレーバーを提供することを目標に商品開発をおこなっているので、今後の新メニューにも期待していただけるとうれしいですね。

食育として、青山学院初等部への未利用魚給食導入も実施中

給食に出てくる未利用魚の画像
                                オオニベの山椒揚げ

ー今後のご計画や注力される取り組みを教えてください。

江原さん:弊社は、「作り手良し・使い手良し・社会良し」という食の三方良しというのをブランドコンセプトとして掲げています。そのため、フィシュルを通して日本の水産業に貢献し、お客様には新しい魚に出会っていただくことで未利用魚のおいしさを知っていただければうれしいです。

また現在はレストランとコラボレーションし、弊社の未利用魚を活用したメニューを展開していただいたり、オフィスの社食に導入していただいたりと、 B to Bの事業展開にも力を入れています。

そのように幅広く展開することで未利用魚の認知を広め、フィシュル以外にも新規事業を生み出し、最終的には日本の水産業のリーダー的な存在になれるブランド会社を目指して、今後も未利用魚の活動に力を入れていきます。

ー読者の方に向けて、メッセージをお願いします。

江原さん:おいしい魚料理を手軽に、自宅でお楽しみいただけるのがフィシュルの魅力です。国産の魚を特殊な凍結技術を施してご提供しているので、味が落ちることなくおいしく召し上がっていただくことができます。

解凍するだけで召し上がっていただくこともできますが、ご自身でひと手間加えることでアレンジの幅は無限大ですので、多くの魚料理を楽しんでいただけるとうれしいです。

未利用魚を活用することでみなさんと一緒に社会貢献をして、日本の水産業を盛り上げていきたいと考えていますので、興味のある方は一度ご注文ください。

ー本日はお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。

株式会社ベンナーズ 広報担当

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気になるけど、なかなか話しづらい。けどとても大事な「お金」のこと。 日々の生活の中の身近な節約術から、ちょっと難しい金融知識まで、知ってて得する、為になるお金の情報を更新していきます。

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