安価で利用できるマンガ・占いアプリ!and factory株式会社にインタビュー
スマートフォンの小さなデバイスのなかで、体験できることの幅が増え続けている昨今。
マンガや占いもアプリサービスを利用している方が多くいらっしゃるでしょう。
現在は、出版社が提供している独自のマンガアプリを活用することで作品を無料で読めるなど、ますます便利な世の中となってきました。
そのような時代のなかで、マンガアプリが一般的ではない頃からサービスの開発に取り組まれてきたand factory株式会社で、代表取締役社長を務める青木倫治さんに、サービスの魅力や今後の展望についてお話を伺いました。
アプリサービスを開発するand factory
ー本日はよろしくお願いします。御社の沿革や主な事業内容を教えてください。
島田さん:当社は「日常に&(アンド)を届ける」というミッションを掲げ、まだ知られていないコンテンツを再編して届けるプラットフォームの運営を行っています。
具体的には、7つのマンガアプリと占いアプリを展開しています。
青木さん:2000年から2010年頃までは、ウェブサイトを利用して電子書籍を読む方法が一般的でしたが、「マンガをアプリで読む時代が来ること」を予測して、さまざまな出版社さんと共同でマンガアプリを立ち上げてきました。
当社は2014年に創業し、今年で設立9期目です。革新性があるプロダクトを世の中に送り出し、世の中をアップデートするために今後も挑戦を続け、新しいサービスを作っていきます。
7つのマンガアプリ
ー御社で提供されているアプリ・サービスについて詳しく教えてください。
青木さん:当社のメイン事業であるマンガアプリは、マンガUP!、マンガPark、マンガMee、ヤングジャンプ、サンデーうぇぶり、マンガTOP、めちゃコミックの7つがあります。
「めちゃコミック」は書店型のマンガアプリサービスのため、出版社を問わず、膨大なマンガのなかから好みの作品を選ぶことができます。選べる作品が多いところが、めちゃコミックの強みです。
ほかの6つのアプリは出版社さんと開発しているマンガアプリで、無料で読める作品が多くあることが特徴です。
特に「ヤンジャン!」では、最新話が週刊ヤングジャンプ発売日に最速配信されるので、いち早く最新話をチェックできます。
また雑誌などの連載でしか公開されていない最新話まで配信されていることも多いので、非常にお得なアプリだと思います。
無料でマンガが読める仕組み
―マンガを無料で読むことができるのはうれしいですね。
青木さん:出版社さんのなかでも、「無料で読めたら売れないのではないか」という意見もあります。
しかし、無料で読めると新しくマンガを読み始めるハードルを下げることができ、読者数を増やせる可能性が上がります。
また作品のファンになった方は、単行本が発売されると購入するという流れがあります。お得なキャンペーンや無料施策などを行い、ファンを増やすキッカケを作ることも当社では行っていますね。
実際に単行本の売り上げが下がることはなく、むしろ売り上げは伸びている状況のため、結果として市場を盛り上げることができているのではないでしょうか。
and factory独自の占いアプリ
ー占いアプリも運営されているそうですね。
青木さん:占いアプリは占い師の先生と直接コラボレーションして作っている、and factory独自のコンテンツです。
uraracaという総合占いアプリでは、デジタルコンテンツを購入することができたり、占い師さんとチャットや電話でコミュニケーションが取れたりと、1つのアプリ内で複数のコンテンツを手軽に行えることが特徴です。
ーチャットでは占いをしてもらえるのでしょうか?
青木さん:チャットでは、有料ポイントと無料ポイントを使って占いをしていただけます。
また、テレビ番組で話題の占い師、星ひとみの占いアプリやサイトも非常に人気が高く、無料で楽しめるコンテンツが豊富にありますので、興味のある方は試してみていただきたいですね。
安価で利用できる魅力
ー人気の作品やお客様からの声など反響を教えてください。
青木さん:各マンガアプリにはそれぞれに人気作が連載されていますが、マンガMeeのアプリでは『サレタガワのブルー』という作品が、大人気作品となりました。
占いアプリでは、広告動画を視聴することでポイントを貯めることができます。
そのポイントを利用して、マンガ・占いを体験することができるので、比較的安価でコンテンツを楽しむことができます。お客様にはその点の仕組みを喜んでいただいているようです。
Pontaポイントでマンガを購入できるサービス
ー今後の計画や注力されることを教えてください。
青木さん:「Pontaポイントを利用してマンガを読めるサービス」をリリースする予定です。
このサービスは、「Pontaポイントで人気作品をお得に買えること」をコンセプトに、さまざまなマンガ作品を基本的には溜まっているPontaポイントを利用して読むことができます。
課金してマンガを購入するのはハードルが高いですが、ポイントで購入できるのであれば購入するハードルは低くなると思うので、魅力的なマーケットになるのではないでしょうか。
また1Pontaポイントは1円として換算することができ、現金と同じ売上が立つので作家さんに戻す印税は変わりません。
さまざまなコンテンツを取り入れることで、より豊かなポイントの消費方法を展開していけるよう、8つ目のアプリサービスとして今後も力を入れて取り組んでいきます。
ー読者の方に向けてメッセージをお願いします。
青木さん:マンガや占いをはじめとするサービスは、今後も新しいアイデアを取り入れて、ユーザーの方に喜んでいただけるように進化させていきます。
当社で開発しているサービスはお得に使っていただける設計になっていますので、マンガや占いに興味のある方は使ってみてください。
ー本日はお話いただき、ありがとうございました。
and factory株式会社 代表取締役社長
気になるけど、なかなか話しづらい。けどとても大事な「お金」のこと。 日々の生活の中の身近な節約術から、ちょっと難しい金融知識まで、知ってて得する、為になるお金の情報を更新していきます。