美容師の転職活動は難しい?転職のポイントや転職サイト・エージェントを紹介 PR

美容師の転職活動は難しい?転職のポイントや転職サイト・エージェントを紹介

美容師のなかには、収入の低さや労働時間の長さに悩んでいる方は多いと思います。

人生設計を考えたときに将来が不安な方は、美容師からの転職を検討してみましょう。

今回は、美容師業界の転職事情や課題を解説します。転職を検討している方におすすめのサービスも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

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美容師が転職したいと思う理由は?

美容師が転職したいと思う理由は以下のとおりです。

転職したい理由
  • 休みがとりにくい・土日祝に休めない
  • 労働時間が長くなりやすい
  • 収入や福利厚生

休みがとりにくい・土日祝に休めない

働く店舗や時期によって異なりますが、美容師の休日は基本的に週1日です。顧客が美容師に来店しやすい土日や祝日は、お店を開けるため、多くの店舗が平日に休みをとります。

ゴールデンウィークなどの大型連休は出勤を求められるので、休みをとりにくいのがデメリットです。

労働時間が長くなりやすい

労働基準法では、労働時間の上限は1日8時間、週40時間と定められています。1日6時間の勤務を超える場合は、最低45分の休憩時間、8時間を超える場合は1時間の休憩を与える必要があります。

しかし、美容師は、開店1時間前には出勤して道具の準備や予約確認をしたり、閉店後には後片付けをしたりするため、勤務時間が長くなる傾向があります。

実際に厚生労働省の「生活衛生関係営業経営実態調査」によると、美容業の営業時間は「9〜10時間未満」がもっとも多いとわかりました。

1日の営業時間
8時間未満 1.3%
9〜10時間未満 44.5%
10〜11時間未満 42.1%
11〜12時間未満 3.6%
12〜13時間未満 0.9%
13〜14時間未満 0.4%

新人美容師の場合は、技術向上のための個人練習や講習会を閉店後におこないます。コンテストやヘアショーなどの準備があるなら、残業時間が増えるでしょう。

収入や福利厚生

厚生労働省が発表した「令和3年賃金構造基本統計調査」によると、「生活関連サービス業」に該当する美容師の平均年収(30〜34歳)は、男女ともに300万円に満たないとわかりました。

一方、国税庁が発表した「令和3年分民間給与実態統計調査」によると、給与所得者の平均年収は443万円でした。美容師の年収は、給与所得者全体の平均年収よりも低いことがわかります。

福利厚生は大きく分けて、「法定福利厚生」と「法定外福利厚生」の2種類です。「法定福利厚生」は、健康保険や厚生年金などが該当しており、「法定外福利厚生」は、交通費や住宅手当が当てはまります。一般的な企業は「法定福利厚生」の加入が義務付けられていますが、個人経営の美容室は任意です。

福利厚生がない店舗だと、保険料や年金などを自己負担するため、さらに手取額が少なくなります。

美容師から異業種へ転職する難易度は?

美容師として培ってきたスキルや技術を活かすことで、異業種の転職も難しくありません。

詳しく解説していきます。

スキルや経験を活かせば有利に進められる

美容師はヘアカットやスタイリングをする技術職のイメージが強いですが、顧客の要望に応えるサービス業の一面もあります。また、顧客に似合う髪型を提案したり、メンテナンス方法などのアドバイスをしたり、問題解決能力が身につきます。

美容師を通して身に付くスキルは以下のとおりです。

美容師で得られるスキル
  • 相手の立場になって考えられる
  • 聞き上手になれる
  • 相手が喜ぶことを一番に考えられる
  • さまざまな人と交流して柔軟な思考を身につけられる

美容師は、サービス業や接客業で必要とされるスキルを身につけられます。また、美容師のなかでもマネージャー職なら、従業員のモチベーションなどを管理するマネジメントスキルを得られるのも特徴です。

初めて会った人とコミュニケーションをとりながら、顧客に価値や喜びを与えるスキルは、さまざまな業種で活かせます。

美容関連の業界は相性が良い

美容師は、美容サロンで取り扱っているホームケア用シャンプーを販売したり、オプションのトリートメントサービスを紹介したりすることで、インセンティブが付く場合があります。

インセンティブ制度を実施している店舗に勤務している美容師は、商品・サービスの販売促進をするための知識とトーク力を得られます。

美容ディーラー・美容メーカー・アパレル業界など、美容関連の業界と相性も良好。その人のファッションに合うヘアスタイリングを提案したり、美容の知識を活かして商品を卸売りしたり、これまで培ってきたスキルを発揮できます。

美容師におすすめの転職先6選

美容師におすすめの転職先は、以下のとおりです。

おすすめの転職先
  • 美容ディーラー
  • 美容メーカー
  • アパレル業界
  • エステティシャン
  • 営業職
  • 事務職・会計職

美容ディーラー

美容ディーラーとは、美容室に訪問してハサミやシャンプーなどの美容商品を卸売りする仕事です。メーカーと美容室を仲介する役割を担っています。

商品を販売するだけでなく、利用者目線になって新商品を提案したり、サロンの売り上げを管理したり、仕事内容は多岐にわたります。

美容室に営業するため、商品知識は不可欠です。美容師として活動している経歴がある方は、商品の特徴だけでなく、実際の使用感まで細かく説明できるので、営業トークに説得力が生まれます。

スタイリストとしての実務経験がある方は、美容師に寄り添った提案ができるのも強みです。

美容メーカー

美容メーカーは、商品開発や製造をする仕事です。主な取引先は美容ディーラーのため、理美容室に販売することはありません。

必要なアイテムや、流行の商品を美容師目線で考えられるため、これまでの知識や経験を活かせます。

販売数に応じてインセンティブが支給されるなら、美容師時代よりも収入アップが期待できます。

アパレル業界

アパレル業界とは、衣料品のデザインや製造、販売などをおこなう仕事です。アパレル業界のなかには、製造小売業(SPA)・メーカー・販売代行があります。

美容師の知識やスキルを活かすなら、自社ブランドの商品を顧客に提案したり販売したりする「販売員」がおすすめです。自社ブランドや製品の理解やファッションセンスだけでなく、コミュニケーションスキルやチームワークが求められるため、美容師として培ったトーク力や接客力を活かせます。

衣料品を販売するだけでなく、トレンドやコーディネートに合うヘアスタイリングをアドバイスするなどの付加価値を提供できるのも特徴です。

エステティシャン

エステティシャンとは、手技または化粧品、機器等を用いてエステティックをおこなう仕事です。ボディケア・フェイシャル・脱毛など、さまざまな仕事があります。

主な仕事内容
  • 肌の状態や悩みをヒアリングして施術コースを提案する
  • 手指や手のひらを使って血流を促す
  • 美容クリームや機器を使って肌の汚れをとる
  • 全身のマッサージやボディケアをおこなう
  • 基礎化粧品やコスメを販売する
  • 美容機器を使ってフェイシャルケアをする
  • ワックスや機器を使って美容脱毛する

エステティシャンになるために特別な資格は必要ありません。しかし、民間の認定資格を取得している方や、美容師としての知識が豊富な方は、転職が有利にはたらく可能性があります。

営業職

営業職とは、自社の商品やサービスを見込み客に提案して購入または契約を促す仕事です。単純に「売る」だけでなく、相手が抱える課題や問題を解決するためのサポートもおこないます。

営業職に求められるのは、コミュニケーション能力や問題解決能力です。相手の好みや要望をヒアリングしながらベストな提案をするのは、美容師と変わりません。そのため、営業職は美容師で培ったスキルや経験を活かせます。

営業職は成績がよいほど収入がアップするので、美容師時代よりも高収入を得られるチャンスがあります。

事務職・会計職

事務職や会計職は、一般的にデスクワークの仕事です。営業職やエステティシャンとは異なり、身体を動かしながら仕事をする機会は多くありません。そのため、年齢を重ねても働きやすいのが特徴です。

美容師として働いていたけど体調を崩してしまった方や、座り仕事をしたい方にも向いています。

美容師の転職におすすめの転職サイト・エージェント6選

美容師から転職したいけど、どうやって仕事を探すか悩んでいる方は、転職サイト・エージェントがおすすめです。

以下では、仕事探しにおすすめの転職サイト・エージェントを紹介します。

おすすめの転職サイト
  • リクルートエージェント
  • マイナビエージェント
  • キレイビズ
  • BeAle(ビアーレ)
  • BeautyTree
  • BeautyWORKS

リクルートエージェント

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「マイナビエージェント」は、長期的なキャリアップ支援を手がけるなど、
アフターフォローも充実しています。

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キレイビズとは、美容業界専門の求人サイトです。美容師・アイリスト・理容師・ネイリスト・エステティシャンなど、約3万件の求人情報から自分にぴったりの求人を見つけられます。これまで美容師として培ってきた知識やスキルを活かしたい方におすすめです。

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求人が掲載開始のお知らせメールが届く「JOBくる」や、応募前に匿名で求人企業に質問できる「JOBきく」など、ビアーレ独自のサービスが充実しています。

「未経験OK」と謳っている求人情報も揃っているため、美容師以外の職種に転職しやすいのが特徴です。

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「BeautyTree」とは、「誰もが意思を持って仕事を選べる社会を創る」をコンセプトに掲げている求人サイトです。新卒だけでなく、アルバイトや中途採用の求人情報も掲載しています。

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「BeautyTree」の転職サービスは、選考通過率が高いのが特徴です。美容業界の転職に強いアドバイザーが、面接や筆記試験の対策、当日のメイクや服装もアドバイスします。 また、無料アプリのLINEを通じて転職相談が可能です。

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 無料アプリ「LINE」を利用することで、転職の相談から面接まで徹底的にサポートします。スキマ時間を活用して転職活動をおこなえるのもポイントです。また、労働条件などの交渉は転職アドバイザーが代行するので、自らサロンと交渉する必要はありません。

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転職のためにとっておきたい資格

資格を取得することで、転職が有利にはたらく可能性があります。資格があればスキルアップやキャリアアップにつながるため、仕事の幅を広げられるのも特徴です。

以下では、転職のためにとっておきたい資格を紹介します。

美容業界におすすめの資格

美容業界におすすめの資格は以下のとおりです。

おすすめの資格
  • コスメ検定®(日本化粧品検定)
  • アロマテラピー検定
  • ネイリスト技能検定
  • パーソナルリンパケアリスト
  • 美肌スペシャリスト

美容業界のなかには、資格が必要ない仕事も存在します。しかし、民間の認定資格を取得しておくことで、転職活動をスムーズに進められます。

コスメ検定®(日本化粧品検定)」は、受験資格が定められておらず、美容に関する知識があれば誰でも受験可能です。3級はオンラインでいつでも無料で受けられるので、転職活動中や転職後でも取得できるチャンスがあります。

アパレル業界におすすめの資格

アパレル業界におすすめの資格は以下のとおりです。

おすすめの資格
  • 販売士検定
  • ファッション販売能力検定
  • パーソナルカラリスト検定
  • パターンメーキング技術検定

販売士検定」とは、日本商工会議所が運営している資格です。顧客のニーズを的確に捉えて要望に沿った商品を提供する販売者を目指せます。

「販売士検定」や「ファッション販売能力検定」の1級は、店長やマネージャーなど運営者向けの資格です。アパレル業界でキャリアアップを目標にしている方に適してます。

事務職におすすめの資格

事務職におすすめの資格は以下のとおりです。

おすすめ資格
  • マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
  • 簿記3級
  • ITパスポート
  • 秘書検定

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)」とは、PCスキルを客観的に証明する資格です。ビジネスの実践的な知識やスキルが身につくので、業界問わず活用できます。

事務職に関わる資格を取得しておくと、実務をより円滑に進められます。自分なりの武器が欲しいと考えている方は、資格取得を検討してみましょう。

まとめ

今回は、美容師業界の転職状況や課題、対策について解説しました。

美容師は、社会人として必要なコミュニケーション能力や問題解決能力を持ちあわせているため、スキルや経験を活かせばスムーズに転職を進められます。収入が低くて将来が不安な方や、休みがとれなくてプライベートの時間がない方は、美容師からの転職を検討してみましょう。

転職を検討している方は、転職サイト・エージェントを活用してみましょう。自分から求人を探す「求人サイト」とは異なり、転職アドバイザーが希望条件や価値観に合う求人情報を紹介してくれます。

健康運動実践指導者・サッカー指導者として活動後、「人生を変えられる情報を提供したい」という想いからライターに転職。クレジットカードやカードローンなどの金融系の記事はもちろんのこと、商品レビューや自らの経験を活かしたフィットネス関係の記事も執筆している。趣味は映像制作と温泉旅行。アメリカンエキスプレス・プラチナカードを保有しており、特典を使って高級ホテルに宿泊するのが大好き。最近はコストパフォーマンスを重視しており、楽天カードを愛用している。

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