保険選びをシンプルに!保険比較サイト「ベターチョイス」を運営するライフネットみらい株式会社にインタビュー PR

保険選びをシンプルに!保険比較サイト「ベターチョイス」を運営するライフネットみらい株式会社にインタビュー

保険選びにおいて「以前加入したきりで、見直しをしていない」「よく分からないから、保険営業の提案通りにプランを組んでしまっている」という方も多いのではないでしょうか。

仕組みが複雑な保険商品をしっかり理解して自分に合ったものを見極めるのは大変な作業でしょう。そんな保険選びを「自分や家族にとってより良いものを、自分たちで選べる世界」にしたいという想いで、保険比較サイト「betterChoice(ベターチョイス)」を運営しているのが、ライフネットみらい株式会社です。

今回は同社の代表取締役社長 金杉貴仁さん、伊藤伸さん、貞岡杏奈さんに「ベターチョイス」の機能や注目の新サービス開発経緯についてお話を伺いました。

保険比較サイト「betterChoice(ベターチョイス)」を運営するライフネットみらい株式会社

ベターチョイスTOPページの画像

―本日はよろしくお願いします。まずは、御社について教えていただけますか。

金杉さん(以下、金杉):当社は、ライフネット生命保険株式会社の第一号子会社として2021年5月に設立いたしました。フィンテックとAI事業をされている株式会社MILIZEさんとの合弁会社です。

親会社であるライフネット生命の「生命保険の未来をつくる」という経営理念を当社の社名にも掲げ「ライフネットみらい」という社名にしました。

主な事業ですが、オンラインの保険代理店として保険選びサイト「betterChoice(ベターチョイス)」を運営しています。「自分や家族にとってより良いものを、自分たちで選べる世界」の実現を目指し、ライフネット生命以外の保険商品も幅広く扱う保険選びサイトとして2021年7月にサービスを開始しました。お客さま自身が能動的に選択し、購入するような世界に変えたいという想いで運営しています。

ベターチョイスは、保険商品の比較検討機能以外にも、加入している保険商品をオンライン上で管理できる機能や、お金や保険に関する診断機能も有するサービスです。

2023年3月には、SMBCグループ三井住友カードさんが運営する個人向け総合金融サービス「Olive(オリーブ)」と提携をし、Oliveから直接ベターチョイスにアクセスいただけるようになりました。より多くのお客さまにベターチョイスを届けるという観点から、こうした提携なども積極的に展開しております。

―ありがとうございます。ベターチョイスの特徴についても詳しく教えていただけますか?

金杉:世の中には、本当にたくさんの保険商品があり、その内容も複雑です。保険を契約する際に、営業担当者のおすすめ通りに契約していたり、保険の内容を理解しないままに購入していたり、受動的に選択する消費者の方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、保険商品を自分で調べて、細かなところまで理解するのはとても大変です。いざ、保険について調べ始めても途中で挫折してしまった経験もあるかもしれません。

そこで「消費者の能動的な保険の選択」をサポートできるサービスがあればと考えました。

―開発の際にこだわった点を教えてください。

金杉:保険そのものの仕組みが複雑なので、分かりやすく解説するためにできる限り平易な言葉を使っています。とにかく分かりやすさを追求して開発しています。開発メンバーに、保険業界が未経験のメンバーを加えて「前もって知識がない人が見ても理解できるか」という点にこだわりました。

また、保険の提案は「安心」や「充実」を求めると際限なく追加できてしまいます。そのため、お客さまにとっての「必要最低限」を提案する点にもこだわりをもって設計しています。

過剰な提案はせず、必要最低限にとどめるという方針です。コストパフォーマンスの面で、ネット保険は保障の厚みに対して、比較的保険料が安く設定されているものも多いです。そういったネット保険を厳選して取り揃えているところも、ベターチョイスのこだわりですね。

貞岡さん(以下、貞岡):お客さまが調べたことを家族に説明できるような「分かりやすさ」を追求しました。

伊藤さん(以下、伊藤):ライフネット生命の子会社だから、ライフネット生命の保険商品ばかり提案されるのでは?とよく聞かれますが、お客さまにとって良いと思う提案、という軸をもって運営しているので、他社の商品を提案することもあります。あくまで比較サイトとして、中立の立場であることは常に意識している点です。

保険選びの進捗を可視化してくれる「やること診断」とは?

やること診断TOPページの画像

―ベターチョイスの機能のひとつに「やること診断」というものがあるそうですね。

金杉:「やること診断」は、保険選びをするお客さまに対して、家族構成や年収、貯蓄額などの質問を投げかけ、その回答に対して最適な提案をする機能です。

保険が不要な方には「保険は不要」と診断し、資産運用を提案することもあります。

お客さまの現状に対して何が必要なのか、何をやるべきなのか、診断によって可視化し、提案するサービスです。

チャット形式のシンプルなやりとりで、FP(ファイナンシャルプランナー)に相談しているような感覚に近いと思います。当社のベテランFPの知見をつぎ込んで企画開発しました。

やること診断UI画像

―とてもシンプルなUIで、簡単な回答だけで詳しい診断結果になるのが印象的でした。

伊藤:そうですね。世の中にこういった診断サービスはあると思いますが、自分が今おかれている状況は分かるものの、次に何をすれば良いのか、というところまで教えてくれるサービスはあまりありませんでした。

やること診断は、状況の見える化に加えて「何をすれば良いのか」というところにフォーカスして作っています。

やることが可視化されると、なんとなくやらなきゃいけないと思っていたけど後回しにしていたこと、踏み出せないこと、の後押しになると考えました。やることリストを一つずつ消化していくことで、モチベーションの一つにもなると思います。

―保険選びや見直しをつい先延ばしている方に、スモールステップを作ってあげるようなイメージですね。

金杉:そうですね。我々は保険代理店なのでビジネスの観点ですと、保険にお申し込みいただくことが一つのゴールです。しかし、いろいろな比較サービスや診断機能を試していくなかで、必ず最後に保険商品をすすめられることに違和感がありました。

そこで、当社の「やること診断」ではお客さまが充分に保険に加入されている場合は「投資をしましょう」と診断するなど、保険以外のお金の使い方を考える提案をします。保険商品に限定しない、いろいろなゴールがあると考えています。

伊藤:やること診断はたった10問の質問に答えるだけで診断結果が出ます。回答方法も数字を入れるだけのものや、選択肢のなかから選ぶだけの簡単なものに絞っています。

いろいろなアンケートや診断サービスを試していて、結果に辿り着くまでに質問が多すぎると離脱してしまいますし、ストレスなく最後まで回答するのは意外と難しいんだなと感じていました。

もともとは電車の中でスマホを見ている人を想定していて、一駅の区間内で最後まで回答できるくらいの質問数にしています。本当はもう少し質問したいことがあったのですが、「これを追加すると2駅目に行っちゃうよね」と話し合いながら質問を削っていきましたね。

質問数は少ないですが、回答に合った診断結果がでるように、回答のバリエーションによって細かく分岐をさせて診断内容を設計しています。

ユーザー調査で常にサービスをブラッシュアップ

伊藤さんの画像

―使ってみたお客さまからの反響はいかがですか?

伊藤:働けなくなったときの備えが足りないという診断結果と就業不能保険の提案をされたお客さまがいらっしゃいました。その方は、死亡保険や病気になったときのことしか頭になくて、就業不能保険そのものを知らなかったそうで、やること診断の結果で初めて知ったそうです。

この保険は自身に必要だと感じたとおっしゃっていたのが印象的でした。

ほかにも、しっかり備えをされている方の診断結果では、全く保険商品の提案がされず「貯蓄しましょう」とか「資産運用しましょう」という提案で、「保険商品を押し売りされるわけじゃないんですね」と、少し意外そうにおっしゃっていましたね。

金杉:ベターチョイスは、比較サイトなので実際に保険をお申し込みいただく際は保険会社さんとのやり取りになります。私たちが直接、お客さまにヒアリングする機会が少ないなかで、より良いサービスにしていくためにユーザー調査を実施しています。

そのなかで、やること診断を通して保険に関する理解度が上がったという声をいただくことが多いですね。我々としても、お客さまの保険に関する検討進捗度と理解度をKPIにおいています。まだまだ始まったばかりのサービスなので、今の形が完成形とは考えておりません。

お客さまの反応やご意見もしっかりサービスに反映させながら、ブラッシュアップしていきたいですね。

ChatGPTとLINEを連携した新サービス「ベターチョイスチャットくん」

ベターチョイスチャットくんの画像

―ChatGPTを活用した新サービスもリリースされたそうですね。

貞岡:アメリカのベンチャー企業、Open AI社が提供しているChatGPT というサービスのAPIが今年(2023年)の3月にリリースされました。これを当社でも活用し、LINEと連携させたベターチョイスチャットくん」というサービスを開始しました。

お客さまがLINE上で質問をすると、自動で回答が返ってくるようなサービスです。特徴としては、自社で監修しているベターチョイスのコラム記事を連携させている点です。

ChatGPTは、基本的にインターネット上にあるすべての情報を収集して回答します。そのため、インターネット上にある誤った情報も対象となってしまいます。

ベターチョイスチャットくんでは、自社が監修した専門家が執筆したコラムとの連携になるので安心してご利用いただけます。利用イメージとしては、ネット検索をスムーズにするような感じですね。例えばLINEで「医療保険について教えて」と送信すると、当社で監修した記事を要約して教えてくれます。

ベターチョイスチャットくんの回答には、要約した情報だけでなく、詳しく理解したい方のために記事へのリンクもつけています。

ベターチョイスチャットくんは、お客さまが保険について調べることの大変さをサポートするようなイメージです。

当社のサービス全般に共通しますが、保険選択においてお客さまの負担を減らすこと、お客さまが頑張らなくて良い状態を提供したいと思っています。

AIが相手なので、聞きづらいことも気軽に質問できますし、お客さまご自身のタイミングで、気になった時にすぐ質問できる点もベターチョイスチャットくんの利便性の高さにつながっています。

金杉:ChatGPTそのものをうまく活用できる人は、実は限られていて。話題になってはいますが、日常的に利用している方はほんの一部だと思います。

そこに開発者向けのAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)が公開されたことによって、いろいろなサービスへの展開が可能になりました。当社でもLINEにChatGPTを連携できたことは大きな成果でした。まだ、リリースしたばかりではありますが、より一層、情報を届ける間口が広げられたと考えています。

―ChatGPTのAPIが公開された1ヶ月後にはベターチョイスチャットくんをリリースされていますね。

貞岡:そうですね。社内で話が出てからは実質3週間ほどでリリースしました。社員にエンジニアがいるので実現したスピード感ではありますが。当社は、これまでに経験のないことでも積極的に挑戦する文化があります。今回のベターチョイスチャットくんの開発も社内を巻き込んで、関わるメンバーがワクワクするようなプロジェクトでした。

ChatGPTの登場は業界でもさまざまな反応がありましたが、これをどうやってチャンスにしていくかを考え、プロジェクトとして前に進めていくことのやりがいは大きかったですね。

保険選びをより一層「シンプルに、便利に」

―今後の展望についてもお聞かせください。

金杉:オンラインで保険選びを簡単に、便利にしていくところを引き続き注力していきます。保険など金融サービスの比較検討にかけていた時間を、別の有意義なところに充ててほしいという思いもあります。

家族で過ごす時間だったり、レジャーや趣味の時間に充てたり。より充実した暮らしのために、当社のサービスが役立てたらと思っているので、より一層「シンプルに、便利に」を追求していきたいですね。

現代社会は、本当に忙しいと思います。コスパに加えてタイパ(タイムパフォーマンス)という言葉もよく聞くようになりました。多すぎる情報のなかで、自分に必要なものを精査する負担も大きいです。その部分で、当社のサービスを活用いただき、安心した保険選びのサポートをしていきたいですね。

まだ始まったばかりの会社ですので、改修を続けてより良いものをお客さまに提供できたらと思います。

―最後に読者へのメッセージをお願いします。

金杉:読者の皆さんもぜひ「やること診断」や「ベターチョイスチャットくん」を使っていただき、フィードバックなど感想やご意見をお寄せいただけたら嬉しいです。

―本日は貴重なお話をありがとうございました。

betterChoice(ベターチョイス)

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