LINE Payの残高はLINEコインに交換可能?できること・できないことを徹底解説!

LINE Payの残高はLINEコインに交換可能?できること・できないことを徹底解説!

LINEには、さまざまなサービスや決済手段があり、一見よく似ているのでわかりにくいという声がよく聞かれます。

なかでもよく話題にのぼるのが、LINE Pay残高はLINEコインに交換できるかどうか、という点です。

キャッシュレス決済サービスの一つであるLINE Payに何円か残高が残っていれば、LINEコインを購入できると思いがちですが、実際はどうなのでしょうか。

以下、気になるLINE PayをLINEコインに交換できるかについて、少し詳しく説明していきます。

LINE Pay残高はLINEコインに交換できない

最初に結論をいうと、LINE Payは、LINEコインに交換できません。

つまりこれだとLINE Payの口座にせっかくお金を貯めたとしても、LINEスタンプや着せ替えなどのコンテンツを買うことができないのです。

しかし、LINE Payから直接LINEスタンプを買う方法があるので、LINE Pay残高をLINEコインに交換できなくとも支障はありません。

LINEコインを使うとできること

LINEコインとは、LINEに関連したアプリで使えるお金のようなものです。

LINEアプリの中では、多くのスタンプ、着せかえ、絵文字などの有料コンテンツが販売されています。

これらの有料コンテンツを買うためには、LINEコインが必要です。

そこで、まず、LINEコインの主な使い方を説明していきます。

LINEスタンプを購入する

LINEコインを使うと、LINEアプリ内で販売されているスタンプや絵文字を気軽に購入することができます。

LINEスタンプは50コイン=120円から購入可能で、スタンプの種類によってさまざまな値段設定がされています。

定額で音楽聞き放題のLINE MUSICで使う

LINEコインを使うと、LINE MUSICという音楽コンテンツ配信サービスを利用することができます。

LINE MUSICでは5500万曲が配信されており、これらすべての曲が聴き放題です。

LINE MUSICを視聴するには無料プランと有料プランがありますが、無料プランでは30秒しか再生ができない制限があります。

購入したLINE MUSICのコンテンツは、好きな音楽を聴く形で楽しめるほかにも、LINEのサービスを利用する際のBGMにすることもできますし、LINEの着信音にすることもできます。

なお、配信されるコンテンツを購入するためには、LINE MUSICという専用のアプリを別途ダウンロードする必要があります。

国内外に電話をかけられるLINE Outで使う

LINEコインは、LINE Outという電話サービスでも使えます。

LINE Outは、インターネットのパケット通信を利用し、固定電話やフィーチャーフォンなどにLINEをダウンロードしたスマートフォンから格安で電話をかけられるIP電話機能です。

LINE Outは、LINEにもともと備わっているLINE友だちと無料で音声通話できる機能とは別の機能になります。

LINE Outは、LINEを使っていない相手の携帯電話や固定電話にLINEから直接電話をかけられるサービスです。

その通話料として、LINEコインを使うことができます。

一般的な携帯電話と同等に使えるのに、初期費用や月額料金の基本料金は不要となっています。

国内の有料の通話プランには二種類あり、どちらもキャリアの通話プランに比べると格安で利用できます。

LINEマンガ、LINEゲーム、LINE占いを利用する

LINEで利用できるマンガ、ゲーム、占いのコンテンツは、それぞれのアプリから、LINEコインを使って購入することができます。

このほか、LINE STOREというウェブストアからも、これらのコンテンツを購入することができるようになっています。

LINEコインではできないこと

LINEコインは、LINE内のサービスを利用する際に支払うことができます。

しかし、LINEコインを使ってもできないことが二つあります。

一度購入したら現金に戻すことはできない

LINEコインは一度購入したら、換金することができません。

さらにLINE Pay残高に交換することもできない仕様になっています。

あくまでもLINEのサービスを利用するためのものだからです。

余ったLINEコインをプレゼントすることはできない

LINEコインをまとまった数購入すると、LINEコインの購入量に応じてボーナスコインがもらえてお得です。

例えば、200コイン購入(490円)だと1コイン当たり2.45円で付与されるボーナスはゼロですが、3,300コイン購入(5,740円)すると900コインのボーナスが付与され、1コイン当たりの値段は1.74円に下がります。

しかし、いくらお得にたくさんのコインを購入し、LINE内のコンテンツを購入して、それでも余ったLINEコインがあっても、残ったコインを誰かにプレゼントすることはできません。

LINE Pay、LINEコイン、LINEポイントのそれぞれの違い

ここからは、LINEコインとLINE PayそしてLINEポイントにどんな違いがあるのかについて、それぞれ説明していきます。

LINE Payは便利な決済サービス

LINE Payは、バーコード決済や、店頭でQRコード決済などで、通常の買い物で現金と同様に使うことが可能です。

他のさまざまなキャッシュレスサービスと同じものと考えましょう。

また、LINE Pay残高は、220円(税込)の出金手数料を支払えば、登録した銀行口座から現金として出金することも可能です。

LINEコインはLINEのサービスの支払いに使える

LINEコインはLINEのサービスを利用するため使うことができます。

LINEコインはスタンプや着せ替えなどの購入に使えますが、店頭で買い物をする際に使うことはできません。

LINE ポイントは無料で貯めることができる

LINEポイントとLINEコインは、似ていますが全く違うものです。

LINEポイントは貯めるものであるのに対し、LINEコインはチャージ(購入)しないと入手できないものなのです。

つまりLINEポイントは有料コンテンツの購入によっても、あるいはコツコツと無料でも貯めることができますが、LINEコインは有料でチャージをする必要があるという点が大きな違いです。

LINEコインの購入方法

LINEコインには様々な購入方法があります。

スマートフォンを使った決済のほか、携帯電話キャリアの電話料金と合算して購入する方法、そして専用のギフトカードの残高チャージを通じて購入する方法の3種類があります。

以下、それぞれの購入方法について説明していきます。

スマホ決済で購入する

LINEコインをスマートフォンで購入する方法は二つです。

AndroidユーザーはGoogle Playに登録されたクレジットカードを通じてLINEコインを購入します。

一方、iPhoneユーザーはApp Storeに登録されたクレジットカードを通じてLINEコインを購入することができます。

キャリア決済で購入する

次にキャリア決済による購入方法です。

まず、iPhoneユーザーの場合は、NTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイルのスマートフォン契約者は、LINEコインの購入代金を、毎月の携帯電話の利用料金とまとめて支払うことが可能です。

次に、Android携帯ユーザーの場合は、NTTドコモ、au、ソフトバンク、mineo、楽天のスマートフォンユーザーは、LINEコインの購入代金を毎月の携帯電話の利用料金とまとめて支払うことが可能です。

キャリア決済の利用は簡単です。

LINEコイン購入時の支払方法を選ぶ際に、キャリア決済を選択し、4桁の暗証番号を入力すればよいだけです。

ギフトカードの残高チャージで購入する

最後に、ギフトカードの残高チャージを利用した購入方法について説明します。

これはクレジットカードを持っていない場合や、キャリア決済非対応の端末・格安SIMを利用している場合の決済手段です。

コンビニやスーパーマーケット、家電量販店、Amazonなどで、iTunesカードやGoogle Playギフトカードを購入し、自分のスマートフォン上で利用しているApp StoreやGoogle Playのアカウントにギフトカードの残高チャージを行うと、LINEコインを購入できるようになります。

iTunesとGoogle Playで少し違いますが、カード金額は、500円、1,500円、3,000円、5,000円、10,000円、20,000円までの6種類あります。

また、チャージしたい額を指定し、レジ店頭で支払うことができるカード(バリアブルカード)があります。

LINE PayとLINEコインのまとめ

LINE Pay残高はLINEコインに交換できません。

LINE Pay
はLINEサービス以外の買い物にも使えますが、LINEコインはLINE上のサービスでのみ使えるものであり、買い物には使えません。

LINE PayとLINEコインでできること、できないことを踏まえて、LINEのサービスを上手に使っていきましょう。

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