ローソンスマホレジなら待ち時間なし!使い方やメリット・デメリットを解説
コンビニで買い物をするとき「時間がないのにレジが長蛇の列」という経験は誰にでもあるものです。
「並ばないでも買い物ができればいいのにな」と思ったことがある人も多いのではないでしょうか?
ローソンでは、「スマホレジ」という新しいレジシステムを導入しています。ローソンスマホレジであれば並ばないで買い物ができます。しかしメリットもあればスマホレジにはデメリットもあります。
この記事ではローソンスマホレジについて徹底解説をしていきます。
ローソンスマホレジとは?
ローソンスマホレジとは、スマホで商品バーコードをスキャンして、退店時にスマホをスキャンするだけで、自動的にキャッシュレス決済をすることができます。
朝や夕方やお昼などのコンビニレジが混雑している時間でも並ばなくても買い物ができるので、「レジに並びたくない」という人にはメリットの大きな決済システムです。
ローソンスマホレジの使い方
ローソンスマホレジは使い道を覚えるまでは「少し面倒」と感じるかもしれませんが、使い方さえ覚えてしまえばスムーズな買い物をすることができます。
ローソンスマホレジの基本的な使い道は以下の通りです。
- アプリをスマホにインストール
- チェックイン
- 商品バーコードをスマホでスキャン
- 支払方法を選択
- 退店時にスマホをスキャン
ローソンスマホレジの使い道について、もう少し詳しく見ていきましょう。
手順①アプリをスマホにインストール
ローソンスマホレジを使うにはローソンアプリが必要です。
スマホレジ専用のアプリがあるわけではありませんので、すでにローソンアプリを持っている人であれば、新しいアプリをダウンロードする必要はありません。
ローソンアプリをスマホに入れて、ローソンIDを登録するだけで、ローソンスマホレジを利用することができます。
手順②チェックイン
ローソンスマホレジを利用するにはチェックインという作業をする必要があります。
チェックインとは、ローソンスマホレジ対応の店舗でスマホレジを利用することをアプリに指示するようなことです。
Bluetoothをオンにしておけば、スマホが自動で近くのローソンスマホレジ対応の店舗を検索してくれます。
店舗まで10m以内に入れば、自動検知してくれるので入店前でもチェックインが可能です。
Bluetoothで感知できない場合でも店頭にあるローソンスマホレジ用QRコードを読み取ることでもチェックインをすることが可能になっています。
手順③商品バーコードをスマホでスキャン
チェックインをしたら、普通に商品を選びましょう。
購入する商品のバーコードをアプリで読み取りましょう。
買い物をする商品全てのバーコードを読み取ると、アプリ上に商品名や価格などが表示されます。
間違いがないかどうかを確認して「この商品を購入する」をタップすれば、購入する商品が確定します。
チェックイン後は、普通に商品を選び、購入する商品のバーコードをアプリで読み取るだけです。
手順④支払い方法を選択
次に支払方法を選択しましょう。
ローソンスマホレジは以下の4つの支払方法に対応しています。
- Apple Pay
- 楽天ペイ
- LINE Pay
- クレジットカード
支払方法を選択すると、すぐに決済が完了しますし、それぞれの決済方法のポイント還元もおこなわれます。
LINE Payや楽天ペイは定期的にポイント還元率が上がるキャンペーンを実施していますので、キャンペーン時には活用したいところです。
なお、クレジットカードを利用する場合には、事前にローソンアプリにクレジットカードの登録が必要になります。
ローソンアプリからクレジットカードを登録するだけですので、利用したいクレジットカードがある場合には、事前にアプリへ登録することを忘れないようにしてください。
手順⑤退店時にスマホをスキャン
ローソンスマホレジ対応店舗には、ローソンスマホレジ専用スキャナーが存在します。
支払を完了したら、スマホレジ専用スキャナーにスマホをかざせば、すべの買い物手続きが終了です。
ローソンスマホレジ専用スキャナーにはレジ袋も置いてありますので、必要であればレジ袋へ商品を入れることもできますし、レジ袋不要であれば、スマホをかざすだけで買い物は終了です。
このように、ローソンスマホレジは商品のバーコードをスマホに読みとらせ、支払方法を選択し、退店時にスキャンするだけですぐに買い物を終えることができます。
スマート店舗でもローソンスマホレジを利用できる
ローソンスマホレジのローソンには無人店舗である「スマート店舗」という店舗が存在します。
スマート店舗では、深夜0~早朝5時はレジに人が存在せず、自分で決済をおこなう仕組みになっています。
スマート店舗は特殊な入店方法で入店し、セルフレジかスマホレジで決済する仕組みになっています。
入店方法は3種類ある
スマート店舗は以下のいずれかの方法で入店しないと自動ドアが開きません。
- 店舗の機器で顔写真撮影
- 入店用QRコードのスキャン
- 入店カードのスキャン
入店するためには店舗の機器か顔写真を撮影するか、入店用QRコードをスキャンするか、入店カードをスキャンすることで初めて自動ドアが開きます。
スマート店舗でも中にお客さんがたくさんいる場合には、セルフレジが混雑する可能性があります。
特にセルフレジに慣れていない人は決済の手続きが有人レジよりも手間取る場合もあり、混雑時には決済が完了するまでに待たされてしまう可能性が高くなります。
そのため、スマート店舗を利用する場合こそ、待たずに決済ができるローソンスマホレジの利用がとてもおすすめです。
ローソンスマホレジの登録方法
前述したように、ローソンスマホレジを利用するにはアプリでIDを取得しなければなりません。
ローソンスマホレジに登録する流れを確認しておきましょう。
- ローソンアプリ利用規約に「利用規約に同意してログイン画面に進む」をタップ
- (ローソンIDを新規登録する場合)「新規登録」をタップ
- 「メールアドレス」と「パスワード」を入力
- 規約に同意して送信されるメールを確認
- メール記載のURLをタップして仮登録をする
- 「パスワード確認」画面で「パスワード」を入力し「次へ」をタップ
- 「アカウント情報登録」画面で表示される「ローソンIDの登録が完了しました。」のメッセージを確認します。
- 「カード登録」画面で、「Ponta会員IDを登録」「dポイントカードを登録」または「スキップして進む」のいずれかをタップ
- 「Ponta Web」画面に遷移し画面上のメッセージにそって入力
- Pontaカードとの連携が完了すると「登録完了」画面になる。「閉じる」をタップ
- 登録完了メールが送付されてきたら登録は完了
基本的には画面に沿って登録をしていくだけですので手続きはそれほど難しくはありません。
ローソンスマホレジのメリット
ローソンスマホレジには決済の速さとポイントカードが必要ないというメリットがあります。
- カード提示しなくてもポイントが貯まる
- 決済が早い
ローソンスマホレジの2つのメリットについて詳しく解説していきましょう。
メリット①カードを提示しなくてもポイントが貯まる
ローソンでポンタカードを提示してポイントを貯めている人も多いかと思います。
ローソンIDにポンタカードを登録することで、ローソンスマホレジでの買い物の際にもポンタポイントを貯めることができます。
ローソンスマホレジは買い物の都度わざわざカードを提示する必要がないというメリットがあります。
メリット②決済が早い
ローソンスマホレジはレジに並ぶことも、レジでお金を払うことも、店員さんに商品を読み取ってもらう必要もありません。
自分が購入したい商品のバーコードをスマホで読み取り、決済方法を選択し、退店時にスマホをスキャンするだけです。
どんなにレジが混んでいても、レジに並ぶ必要がありません。
通勤時やお昼休みの時間はコンビニのレジが混雑していて時間が勿体無いと感じるものですが、ローソンスマホレジなら商品を選ぶ、スマホで読み取る、スマホをスキャンするという3つのステップでとてもスムーズに決済を済ませることができます。
ローソンスマホレジのデメリット
ローソンスマホレジは、決済が早いのが最大のメリットですが、デメリットもあります。
ローソンスマホレジの主なデメリットは以下の通りです。
- お買い上げポイントに非対応
- ポイントキャンペーンや割引非対応
- スマホレジで買えない商品がある
- 決済上限がある
- 使えるお店が少ない
便利なローソンスマホレジですが、これらのデメリットをよく理解した上で利用しないと大きな損をしてしまう可能性もあります。
それぞれのデメリットについて草しく解説していきます。
デメリット①お買い上げポイントに非対応
ローソンでローソンPontaプラスカードで買い物をすると、買い物金額に応じて付与される「お買い上げポイント」というポイントが付与されます。
ローソンPontaプラスカードで月4万円以上のクレジット決済をすると、還元率2.5%~4.0%のお買い上げポイントが貯まります。
しかし、ローソンスマホレジで買い物をして貯まるのは2%のカード提示ポイントだけです。
より多くポイントを貯めたいという人はPontaプラスカードで買い物をした方がメリットがあります。
同じようにクレジット決済をしてもお買い上げポイントが貯まらないのはスマホレジのデメリットです。
デメリット②ポイントキャンペーンや割引に非対応
ローソンでは、定期的にボーナスポイントや割引セールやキャッシュバックをおこなっていますが、ローソンスマホレジで買い物をしても、これらのキャンペーンには対応していません。
レジで割引がなされる商品がありますが、これらの商品はスマホレジで購入してしまうと割引を受けることができないので、損をしてしまうこともあります。
デメリット③スマホレジで買えない商品がある
スマホレジで購入できるのはバーコードのある商品や、店員が確認する必要のない商品だけです。
そのため以下のような商品はスマホレジで購入することはできません。
- 酒類
- タバコ
- 切手・印紙
- 新聞
- チケット
例えば、コンビニでお酒を買うという人にとってはスマホレジは利用するメリットはないでしょう。
デメリット④決済上限がある
スマホレジは支払方法によって1回で買い物をすることができる金額に上限が設けられています。
支払方法 | 上限金額 |
---|---|
Apple Pay | 上限なし |
楽天ペイ | 4,000円 |
LINE Pay | 30,000円 |
クレジットカード | 10,000円 |
コンビニでの買い物で数万円になることはそれほどないかもしれませんが、楽天ペイの場合には1回4,000円までで、1日の買い物でも4,000円までしか利用できないので、もしかすると、ローソンスマホレジでは必要な買い物ができないことがあるかもしれません。
デメリット⑤対応店舗が少ない
ローソンスマホレジは、対応している店舗がまだ少ないという問題があります。
東京で40店舗超、他の道府県では1つの道府県に1店舗あるかないかくらいですので、多くの人は「スマホレジを利用したい」と考えても、利用することができません。
あくまでもこれから到来する人手不足への対応ですので、今後対応店舗は増えていくことが予想されますが、しばらくはスマホレジを利用することができる人は限定的と言えるでしょう。
ローソンスマホレジのまとめ
ローソンスマホレジは、商品バーコードをスマホでスキャンして、支払方法を選択するだけでレジに並ばずに買い物ができる画期的な決済方法です。
便利ですが、ポイント還元などを重視している人には不向きと言えるかもしれません。
対応店舗はまだまだ少ないので、今は他のキャッシュレス決済方法と組み合わせて利用する方がよいでしょう。
今後は対応店舗も増えてくることが予想されるので、今後の展開に期待です。
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